離乳食にひじきを与えられるのはいつから?与え方と注意点
離乳食でひじきを使用できる時期は、生後7ヶ月~生後8ヶ月の離乳食中期からです。
ひじきは生と乾燥した状態のどちらかで販売されています。生はそのまま使用することができますが、乾燥ひじきを戻すときは、たっぷりの水で30分以上水に浸します。パルシステムによると、ひじきを初めて与えるときはすりつぶしてから与え、離乳食後期以降は、細かく刻んで赤ちゃんの様子を確認しながら与えてください。
ひじきは冷凍できる?
離乳食で使用する食材はある程度仕込んだら冷凍保存しておけると便利ですよね。ひじきは冷凍保存できるのか、妊娠ん・出産・子育てアプリの「ママリ」でも以下のような質問がありました。
缶詰であれば長期間の保存ができてありがたいですね。離乳食にでの使用にもぴったりですが、冷凍保存は可能なのでしょうか。
ひじきを冷凍保存している方もいるようですね。小分けにして冷凍保存すれば、すぐに取り出して使えるため便利でしょう。
- パルシステム生活協同組合連合会「ひじき」(https://kosodate.pal-system.co.jp/foods/hijiki/,2020年9月1日最終閲覧)
- パルシステム生活協同組合連合会「かれいとひじきのあえもの」(https://kosodate.pal-system.co.jp/recipe/recipe_484/,2020年9月1日最終閲覧)
- 日本ひじき協議会「ひじきの戻し方」(http://www.hijiki.org/html/content14.htm,2020年9月1日最終閲覧)
ひじきを使った離乳食のアレンジメニュー
ひじきを活用した離乳食のアレンジメニューを、離乳食中期と離乳食後期に分けて紹介します。魚と一緒にアレンジしたメニューを多く紹介しているため、主菜を悩んでいるときにぜひ活用してくださいね。
離乳食中期レシピ(モグモグ期):魚のひじきあんかけ
©モグック
材料
- 魚:10g
- ひじき:15g
- ニンジン:15g
- だし汁:3分の1カップ
- 水溶き片栗粉:少々
作り方
- 魚は加熱して細かくほぐし、すりつぶしてだし汁を適量加えてペースト状にする。
- ひじきは水で戻して長い場合は刻む。
- 鍋にだし汁とひじき、皮をむいて細かく刻んだニンジンを入れて煮込む。
- 水溶き片栗粉でとろみをつけてあんにする。
- ペースト状にした魚の横にあんをかけて完成。
こちらのメニューで使用されている魚はイラです。イラは白身魚のため、スーパーなどに置いていないときは、赤ちゃんの月齢に合わせて食べることができる白身の魚で調理するとよいでしょう。
材料で記載しているひじきは、水で戻したときの分量です。ひじきを使ったあんと魚のペーストを混ぜ合わせながら食べさせるとうまみが増すでしょう。ひじきを、エノキなどのキノコ類に変えてアレンジすることもできますよ。調理時間は約5分です。
- 東京都島しょ農林水産総合センター「キュウセン」(https://www.ifarc.metro.tokyo.lg.jp/archive/27,1047,55,227.html,2020年9月1日最終閲覧)
- 長門市水産物需要拡大総合推進協議会「仙崎市場レポート、1番セリ 平成25年10月18日」(http://www.senzakisakana.com/?p=2158,2020年9月1日最終閲覧)
離乳食後期レシピ(カミカミ期):魚とひじきのだし煮
©モグック
材料
- 魚:10g
- グリーンピース:3g
- ひじき:1g
- ニンジン:10g
- しょうゆ:ごく少量
- だし汁:4分の1カップ
作り方
- 魚は加熱して細かくほぐす。
- グリーンピースはゆでて皮をむき細かく刻む。
- ニンジンは柔らかくなるまでゆでて細かく刻む。
- ひじきは水に戻して食べやすく刻む。
- 鍋にだし汁と魚、グリーンピース、ニンジン、ひじきを加えて煮込む。
- ごく少量のしょうゆをかけて完成。
材料で記載しているひじきは、乾燥した状態の分量です。魚と野菜、ひじきのうまみをだしが吸うことによって、具材だけでなくスープも一緒においしく食べられそうなメニューですね。調理時間は約5分です。
- のん気な魚屋「カガミダイ(マトウダイ目マトウダイ科)」(https://mokuyouichi.com/sakana/sengyo/ka/kagamidai.htm,2020年9月1日最終閲覧)
離乳食後期レシピ(カミカミ期):きのことひじきのツナスープパスタ
©モグック
材料
- 魚:10g
- エノキ:15g
- ひじき:5g
- 野菜スープ:50cc
- パスタ:14~15本
作り方
- 魚は加熱して軽くほぐす。
- パスタは柔らかくなるまでゆでて食べやすい長さに刻む。
- エノキとひじきは食べやすい大きさに刻む。
- 鍋にエノキとひじき、野菜スープを入れて柔らかくなるまで煮込む。
- 魚とパスタを加えてしばらく煮て完成。
こちらのメニューで使用している魚はタイです。ひじきとエノキ、パスタと異なる食感を楽しめるメニューですね。ひじきとエノキ、パスタは同じくらいの長さに切ると赤ちゃんが食べやすくなるでしょう。
具材はこちらの材料以外にもキャベツやタマネギ、ニンジンなどの野菜をプラスしてもおいしく食べることができますよ。調理時間は約10分です。
離乳食後期レシピ(カミカミ期):ひじきとお魚のスティックおにぎり
©モグック
材料
- 魚:10g
- ひじき:10g
- ニンジン:10g
- だし汁:30cc
- しょうゆ:数滴
- ごま:小さじ1
- ごはん:子供茶碗1杯
作り方
- 魚は加熱してほぐしておく。
- ニンジンは皮をむいて千切りにする。
- 鍋にごま以外の材料を入れて火にかける。
- 沸騰したら弱火にして落とし蓋をして10分煮込む。
- 水分がほとんどなくなるまで火を止めてそのまま冷ます。
- 冷めた具材をみじん切りにする。
- 温かいご飯に具材とごまを混ぜ合わせる。
- ラップを使い、細長いキャンディー上に握り完成。
こちらのメニューで使用している魚はタイです。赤ちゃんが食べやすいよう、スティック状にしたひじきのおにぎりで、食材のうまみを楽しめるメニューかと思います。
ごはんの硬さは、赤ちゃんの月齢に合わせて調整してあげてくださいね。遠足やピクニックに持っていくときのお弁当にも活躍するおにぎりではないでしょうか。
大人も一緒に食べられる!ひじきのおやきもおすすめ
そこに細かく切った野菜や鰹節・青海苔・ひじきなどを入れてあげると大人が食べても美味しいです☆
3パックタイプの豆腐1パックに対して大さじ2の片栗粉入れてます☆
手づかみ食べができるようになってきたら試してみたいのがおやきです。ひじきだけでなく、他の食材も入れてお気に入りのおやきを作ってもよいでしょう。
ひじきを使って離乳食のレパートリーを増やしてみて
いかがでしたか。ひじきは煮物に使用するイメージがあるかと思いますが、パスタやおにぎりの具材などさまざまなアレンジが利く食材ですよね。
ひじきは長さがバラバラのため、赤ちゃんに合わせてはさみでカットするなどして調整してくださいね。
手作業で骨取り済み!モグックの冷凍魚なら手間なくお魚離乳食が作れます
©モグック
通信販売で小分けサイズの冷凍お魚を販売している「モグック」では、1パック10gという小さなサイズでパッキングした魚を販売しています。お魚は手作業で骨を取り除いています。皮つき商品・皮なし商品を販売しており、手間や栄養面を考慮して選ぶことができますよ。
(今回紹介したレシピの一部はモグック様からご協力いただき掲載しております)