夏や冬は電気代が高くなってしまう。どうしたらよいの?
日中はもちろん、夜も暑いと寝苦しく、どうしても1日中冷房器具が欠かせないという家庭が多いのではないでしょうか。
しかし、そんなときに気になるのが電気代。夏や冬、冷暖房器具を使う季節は電気代が高くなってしまいませんか?できれば1円でも安くしたいと思いますよね。
ママリでも下記のような投稿がありました。
節ガス、節電、節水を気をつけてしていますが、なかなか光熱費が下がりません。
夏はエアコンと扇風機で電気代が高くなり、冬はお風呂とお湯でガス代、エアコンで電気代が高くなります。
使い過ぎなどいろいろ気をつけてますが、まだまだ改善していきたいと思っています!
節約方法などいろいろ教えてください。
光熱費はちょっとした工夫で節約につながる部分。すぐに大きな変化はないかもしれませんが、日々の積み重ねで後から差が出てくることも。
節電というと、いろいろ我慢して生活しないといけないのでは?とマイナスなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、無理なく実践できる自分にあった方法があれば知りたいですよね。
ママたちが実践している、節電するための工夫
ちょっとした工夫でより節電ができそうですが、生活の快適さは守りたいですよね。他のママはどんな工夫をしているのでしょうか?
待機電力を減らす
スイッチがオフでも、コンセントが刺さっているだけで電力は消費されています。関東電気保安協会によると、家庭の待機時消費電力のうち、ガス温水器が最も占めているというデータもあります。
しばらく使わない製品についてはスイッチをオフにする、もしくはコンセントをこまめに抜くということが節電につながるでしょう。
- 関東電気保安協会「家庭の省エネ情報」(https://www.kdh.or.jp/safe/energy_saving/saving_knowledge/stand_by.html,2021年8月25日最終閲覧)
- 東京電気管理技術者協会「電気安全に関するQ&A」(http://www.eme-tokyo.or.jp/consultation/faq/answer03.php,2021年8月25日最終閲覧)
エアコンはつけっぱなし
ずっとつけているのは電気代が高くなるのでは?と心配になるエアコンですが、実はこまめにつけたり切ったりする方が電気代があがるという声も。
エアコンの消費電力は、外気温と設定温度の差が大きいほど増加。こまめにつけなおすとその分消費電力が大きくなり、つけっぱなしにする方がお得となるケースもあります。
状況や生活リズム、電源を切っている時間が短時間か長時間かにもよって変わってきますので、ご家庭の生活スタイルに合わせてみると良さそうです。
- ダイキン「エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの?」(https://www.daikin.co.jp/kuuki/results/05/index2.html,2021年8月25日最終閲覧)
- ダイキン「mission5-1 夏のエアコンつけっぱなし検証!」(https://www.daikin.co.jp/kuuki/results/05/index.html,2021年8月25日最終閲覧)
エアコンの掃除もこまめにしましょう
エアコンの機種によっては、新しいモデルだとエコモードや人に反応するセンサー、自動オフ機能などが搭載されており、節電をしやすくなっていることも。
また、掃除が行き届かず埃などがたまっているとエアコンの効きが悪くなってしまいます。いきなり買いかえは難しくても、こまめに掃除することで余計な電力を使わずに済むかもしれません。
- Panasonic「夏のエアコン代は 高いものだと 諦めていました。」(https://panasonic.jp/aircon/air_concierge/column/eco_summer.html,2021年8月25日最終閲覧)
お風呂は設定温度に気をつけたり、追いだきをしたりしないように
筆者も小さい頃から、お風呂の追いだきをしなくてよいようになるべく間をあけず、お風呂に入るよう教わってきました。
また、お風呂のふたを活用して温度を保つのもおすすめ。お風呂のふたを全開にしないでかぶせたまま入浴すると、少ないお湯でも体がポカポカ温まりますよ。
季節問わず使える節約法も紹介
空調機器をひんぱんに使う夏・冬の節電法を紹介しましたが、空調機器をあまり使用しない季節も、できる限り節電できるとうれしいですよね。
季節問わず使える方法はどのようなものがあるのかご紹介します。
洗濯はすすぎ1回で
筆者も洗濯の際には、すすぎが1回で済む洗剤を使用。子供がいるとどうしても洗濯物の量や洗濯の回数が多くなります。すすぎを1回にすることで節電できるうえに節水にもなり、洗濯による衣類の痛みも軽減できます。
洗濯時間が時短になるのは、忙しい朝にも助かりますよね。
人感センサーライトを利用する
つい電気がつけっぱなしになっていた、なんていうことが防げる人感センサーライト。人の動きを感知して、電気を自動でつけたり消したりしてくれます。
太陽光で蓄電できるソーラーパネルがついているものもあり、便利な節約アイテムです。ママ自身が何かしなくても、利用しているだけで節電になるのはうれしいですよね。
電気代が安い時間帯があるかも
電力会社によっては、時間帯によって電気代に変動があるとの声がありました。一度そのようなサービスがないか、確認してみるのはいかがでしょうか。
筆者の実家でも、夜間は電気代が安くなるため洗濯機の予約機能を利用して夜間に洗濯し、朝干せるようにしていました。電気代が安い時間帯に料理や洗濯をすることができれば、同じ作業でも節約につながります。お住まいの環境によっては夜間の洗濯が騒音になってしまうこともあるため、もし行う場合は対策をしたり近隣に影響がないかなど確認したりしてくださいね。
無理無く実践できるアイデアを取り入れて、節電しながら快適な生活を
節電というと、「我慢をするうえ面倒な手間がかかる」というイメージがあるかもしれませんが、実際は生活の快適さを保つことができ、ちょっとした工夫で家事の時短につながるものもありました。
意外な方法や、気づいていなかったものもあったのではないでしょうか?また、家族みんなで共通の意識を持ち、実践していくことも大切。子供がいると、つい電気をつけたままにしてしまうこともあるかと思います。
みんなで声をかけあいながら、楽しく節電し、節約につなげられたらうれしいですね。