抱っこや添い乳なしの寝かしつけ、どうやればいいの?
子供にはそれぞれ、眠るときの習慣があります。たとえば、ママの抱っこや添い乳などです。0歳のころからの習慣は、1歳になってもなかなか変えられないものですよね。
ただ、1歳ごろになると子供の体形や育児の状況が変化します。子供が大きくなって抱っこが負担、あるいは卒乳に向けて添い乳をやめたいなど、寝かしつけの方法を変えたいと思うこともあるでしょう。ママリでもこのような投稿がありました。
0歳のころから抱っこで眠る習慣がある子の場合、眠くなると抱っこを求めて泣いたりぐずったりすることがあるでしょう。筆者も娘が1歳になったころ、抱っこで寝かしつけながら、自分の体への負担を感じていました。
一方、添い乳はママが横になれるぶん体は楽ですが、断乳や卒乳も考える時期になると、今度は添い乳をやめる必要性が出てきます。
できればママの体への負担が少なく、やめる必要がない方法に移行したいものですが、寝かしつけは子供次第の面もあります。抱っこしないことで泣いて寝なくなるなど、簡単にやめられないこともあるでしょう。
1歳から始めるネンネトレーニング
悩み多き、1歳の寝かしつけ。ママの中には、1歳ごろから一人寝を促すねんねトレーニング(以下ネントレ)を行った人もいます。ネントレはさまざまな方法がありますが、この記事では「抱っこや添い乳をせずに眠れるようにするトレーニング」を指すものとします。
ここからは、実際にネントレを経験した先輩ママの声をお伝えします。
とにかく寝たふり
ママが起きていると、子供は相手をしてくれると見て、抱っこをせがんでくるでしょう。そんなとき、ママが寝たふりをしていれば、あきらめて眠ってくれるのかもしれませんね。
ネントレの本を読んだ
書店や図書館に行くと、ネントレに関する本を見つけることができるでしょう。筆者も寝かしつけに悩んでいた時、本を読んで「そういう考え方があるのか」とはっとした経験があります。
ネントレに関する本は、下記のような本をはじめ、さまざまな本が販売されています。
寝かしつけに関する本を読んで、ママと子供に合う方法を見つけるのも一つの手ですね。
時間はかかっても「トントン」
「トントン」とは、寝転んだ子供の背中や腰、おしりなどを手で軽くたたいて寝かせる方法のことです。筆者の娘の場合、胸元をトントンしてもあまり効果がなく、横向きにお互いが向かい合って寝た状態でおしりをトントンすると眠ってくれることがよくあります。
子供によって心地よい場所や力加減、速さなど好みがあるようです。子供が眠りやすい「トントン」を探してみてください。
布団の中で抱きしめて背中をさする
最初は泣きましたけど、数日したら諦めましたね笑
そうやって習慣づけて、多少の諦めを覚えてもらうことも必要かなと思います笑
添い乳をやめると決めても、子供はすぐには受け入れられずおっぱいを欲しがったり泣いたりすることがあるでしょう。こちらのママの場合は、布団の中で抱きしめて背中をさする方法で乗り切ったそう。最初は泣いたとしても続けるうちに習慣づけば、添い乳なしの寝かしつけにたどり着けるかもしれませんね。
筆者の場合は、枕元にお茶を用意し、おっぱいを欲しがったらすすめるようにしました。そのほか「○○ちゃんのそばにいるよ」など、子供が安心するような声かけも行いました。
添い乳をやめるときの方法はさまざまですが、子供の不安な気持ちに寄り添うことが大切ですね。
オルゴールを流す
3日くらいはエルゴじゃないとダメでしたが何が何でもエルゴをせずに部屋を真っ暗にしてオルゴール流したり寝たふりしたら寝てくれるようになりました😊
寝る前の習慣の一つとして、寝室でオルゴールを流すという声です。落ち着くような音を聞かせつつ、ママが一緒に眠る素振りを見せることで、眠気を誘えるのかもしれませんね。
オルゴールを持っていなくても、音楽サイトなどで音源を探して流してみてもよいでしょう。
ネントレで子供もママもぐっすり
抱っこや添い乳で眠ることが習慣になっていた子供にとって、それをやめて眠るのは簡単ではないかもしれません。子供が泣いてぐずれば、ママは気持ちが揺れたり、イライラしたりすることも。
しかし、だんだんと添い乳や抱っこ以外の習慣が身に着けば、寝かしつけは楽になるはず。焦らずに少しずつ、ネントレを進めましょう。
筆者は、娘が抱っこや添い乳なしで眠れた翌朝は「自分で寝られてえらかったね。ゆっくり眠れたね」と伝えています。親子ともに前向きな気持ちで、眠りの習慣を変えていけるとよいですね。