月額510円から備えられる「コロナ助け合い保険」とは
コロナ助け合い保険とは、月額510円~という保険料で、病気やけがによる経済的負担に備えられる保険です。
新型コロナウィルス感染症(以下新型コロナ)による入院等ももちろん保障の対象であり、なかなか人との接触を避けられない方や、万が一感染した場合の治療費の支払いや休業による収入減など、経済的な影響が不安な方向けに提供が開始されました。
新規契約は15~64歳までが対象で、妊娠中の方は申し込みできません。また、満15歳に満たない子どもの保険はありません。
契約手続きおよび請求手続きはスマートフォンやパソコンから完結でき、人と接触せずに契約可能。保険料はクレジットカード払いで、払い込み用紙による支払いが不要な点もポイントです。
自宅療養でも入院一時金
コロナ助け合い保険の主な保障内容は以下です。
- けがや病気で1泊以上の入院をした場合、退院前でも一時金10万円が支払われる
- 新型コロナウイルス感染症にかかり、自宅や宿泊施設等で治療を受けた場合も一時金10万円が受け取れる
新規契約する場合、スマホでホームページから契約を申し込み、クレジットカードでの決済が完了したらすぐに保障が開始されます。
入院治療費に不安がある方にとって、退院前に一時金が支払われるのは助かりますね。
保険料は年齢、性別により月額510円~
コロナ助け合い保険の保険料は年齢・性別により異なり、月額510~960円です。例として、20代~30代の保険料をご紹介します。
- 20~24歳:男性560円 女性660円
- 25~29歳:男性530円 女性940円
- 30~34歳:男性510円 女性960円
- 35~39歳:男性530円 女性760円
保険料の払い込みはクレジットカード払い、月払のみです。たとえば20代後半の夫婦の場合、2人合わせて月額1,470円で保障を受けられる計算になります。
医療従事者に、経費を除いた全額を寄付
コロナ助け合い保険を提供する、株式会社justincaseの代表取締役、畑加寿也(はた・かずや)さんはコロナ助け合い保険について以下のようにメッセージを発表しています。
微力ながら、本保険の収益から必要経費を引いた全額を医療機関に寄付することで、私たちのために戦ってくださっている方々にエールを贈ります。保険を通して「助け合いの見える化」を推進する当社ができることを形にしました。 ※1
コロナ禍でも感染リスクを背負って働く医療従事者の方々を支えるため、この保険の収益から必要経費を除いた全額が寄付されるということです。医療従事者へのエールとしての意味もある保険といえるでしょう。
保険で備えて、家族の安心に
新型コロナによる不安が解消されない中でも、家族の生活は続いていきます。仕事の都合や家族の状況によっては、人との接触を避けられない人もいるでしょう。
そんな不安を少しでも和らげるため、新型コロナへの感染に備える保険を検討するのも一つの方法です。新型コロナとの戦いが長期化しつつある今、引き続き感染の予防を行いつつ、家族の経済的な備えについて話し合ってみてはいかがでしょうか。
- justincase「コロナ助け合い保険」(https://medical.justincase.jp/entry,2020年5月19日最終閲覧)