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監修:佐藤りか

つい上の子に言っていませんか?2人育児でこれだけは気を付けたい6つの言葉

2人育児が始まってから、上の子とどうにもうまくいかない…そんなことはありませんか。この記事では、2人育児が始まったあと、上の子との会話で注意したいNGワードについてお伝えします。2人育児が始まると、親は心身ともに余裕がなくなります。そんな中で疲れがたまり、上の子につい当たってしまうことも…。親のイライラや疲れの表れとして、つい口を突いて出やすい言葉について知っておきましょう。

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疲れがつい態度に…上の子との会話で気を付けたい6つのNGワード

2人育児の始まりで、小さな下の子を目の前にすると、上の子には兄や姉らしい姿を期待してしまうものです。しかし、上の子だってまだ子ども。お手伝いや我慢は難しく、ときには問題なくできていたことすら、できなくなることがあるでしょう。そんな姿を見るともどかしく、ついきつい言葉が口を突く瞬間はあるかもしれません。

ここからは「こんな言葉が出るときは、ぜひ親自身がSOSを出してほしい」という6つの言葉を紹介します。2人育児は1人の子育てとはまったくの別物。だからこそ、親が自分の疲れに早く気づき、上の子との関係を良好に保てるとよいですね。

1. お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ?

兄弟 PIXTA

下の子を優先したい状況のとき、つい口にしやすい言葉です。この言葉は上の子自身に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は我慢しなくてはいけない」と、思わせてしまう可能性があります。

ときには上の子の不満が下の子に向かうことも。そうなってしまったら、きょうだい仲にもヒビが入りかねません。

とはいえ、状況的に上の子が譲るしかない場面はあるもの。そんなときは「自分よりも小さい子には優しくしよう」と言い換え、できたときはうんとほめましょう。「叱られる」ではなく「ほめられる」なら、優しくするモチベーションが上がりそうですね。

2. 邪魔をしないで!

抱っこ amana images

下の子のお世話で忙しいとき、上の子が構ってアピールをしてくるとイライラすることも…。そこで言ってしまいがちな言葉が「邪魔をしないで」です。上の子からすると突き放されたように聞こえ、傷ついてしまいます。そもそも下の子のお世話中に親を呼ぶのは、自分に対する愛情を確かめたいという思いがあるのかもしれません。

こんなときは、できればほんの少しの時間でも手を止め、上の子の目を見て話を聞いてあげるのがベター。とはいえ余裕がなくて難しいときは、短時間でも下の子を託児して時間を作るのも手です。

3. しっかりして!

いたずら PIXTA

下の子は食事中に遊び食べをしていても「こんなものだよね」と思えるのに、上の子が同じことをしたら「しっかりして」と怒ってしまう…そんなことはありませんか。上の子は「自分はダメなのか」「しっかりってどういうこと?」と思っているかもしれません。

「しっかり」という言葉はニュアンスが難しく、何を求めているのか伝わりにくいもの。できることなら、下の子が遊び食べする理由(まだ赤ちゃんだから、食べる練習をしているからなど)を伝え、上の子には「座って食べるのがいいね」と具体的に伝えられるのが理想です。

また、家族などの手を借りるのはもちろん、難しいときは食事の時間をずらして同時に食べさせないなど、自分のキャパシティーを超えないようにしてみましょう。

4. そんなこともできないの?

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下の子がいると上の子が大きく見え「これくらいできるはず」と思うもの。着替えや食事など、自立してほしいという思いから、つい強い言葉が出てしまうことも。

しかし上の子もまだ幼く、できなくて当然。「次はできるよ」と前向きな言葉をかけてあげられるといいですね。上の子に求めるハードルを下げると同時に、親も家事を簡略化する、外部に手助けを求めるなど、上の子に期待しなくてもいい状況を目指してみましょう。

5. 弟(妹)をかわいがってよ

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親としてはきょうだいで仲が良い姿が理想ですが、無理強いはやめたいところ。上の子が冷たく見えるのは、下の子との関わり方がわからないのかもしれません。下の子の成長に合わせ、関わり方を気長に教えてあげられるとよいですね。

また、親が忙しいときこそ「上の子に下の子を見ていてほしい」「かわいがってくれればいいのに」という発想になるもの。上の子の手を借りたい状況になっていると感じたら、親自身が休めるように、周囲の手を借りてください。

6. あの子はできているのに…

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「どうしてうちの子は良いお兄ちゃん(お姉ちゃん)になれないのかな…」そう思うとき、他の兄弟姉妹がいる友達と比べていませんか?理想的な兄や姉に見える他人の子がうらやましいあまりつい言葉に出てしまうかもしれませんが、上の子には「ありのままの自分ではダメなのか」と劣等感を抱かせてしまいます。

他人の子とわが子は比べないことが大事。わが子の状況を見ながら、小さなことでも「できたこと」をほめていったほうが、ゆくゆくのきょうだい・親子関係にとってはプラスになります。

疲れが表に出始めたら、早めにSOSを出して

お茶 PIXTA

子どもが2人になると、成長の喜びや楽しみが増す面もありますが、大変な部分ももちろんあります。上の子の立場に立てば「一人っ子」から急に「お兄ちゃん・お姉ちゃん」になり、状況が急変しているでしょう。小さな下の子を育てる大変さは計り知れない中でも、上の子への態度に影響が出てしまうことは避けたいものですね。

「最近、つい上の子に強く当たってしまう」と感じたときは、迷わずSOSを出しましょう。子育ては親だけでしなくてはいけないものではありません。自治体のファミサポなどのサービスや一時保育サービス、民間の家事代行サービスなど、困ったら手を貸してくれるところを見つけるだけでも気が楽になるかも。ぜひ、積極的に周囲に頼ってみましょうね。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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