赤ちゃんの頭の形や向き癖が気になるときにできること
ほとんどの赤ちゃんには向き癖があり、下になっている方が平らになってしまうこともあります。頭のゆがみが心配になる人も多いようですが、基本的には脳の機能の成長を阻害する要因になることはありません。
髪の毛の量が増えおすわりやたっちができるようになると、次第に気にならなくなることがほとんどのようです。「そうは言っても何か対策しておきたい!」そのようなときは、以下のようなことを試してみるとよいかもしれません。
- いつもと寝かせる向きを変えてみる
- 向き癖のある方に丸めたタオルやまくらなどを置き反対を向くようにしてみる
- 向き癖のある方向とは反対側から声をかけたりおもちゃを置いて見せたりする
- 抱っこの時間を増やしてみる
頭の形がどうしても気になる場合には医師に相談
赤ちゃんの頭がゆがむ原因の多くは向き癖によるものですが、まれに病気が原因のこともあります。病気だった場合、早めに適切な治療を受けることで治りやすくなるため、気になる症状があるなら医師に相談してみましょう。
また、赤ちゃんの頭のゆがみを専門に対応している「赤ちゃんの頭の形外来」という診療科を設けている病院もあります。日本では昔から「向き癖は治るもの」として特に対処していませんでしたが、頭の形がゆがんでいることで将来的に少し不便を感じることがあるかもしれません。
赤ちゃんの頭の形を整えるヘルメット治療を行っている病院もあるため、どうしても気になる場合まずはかかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか。
- 徳島県「とくしまはぐくみネット」(https://www.tokushima-hagukumi.net/faq/docs/faqbaby1.html,2020年10月12日最終閲覧)
- 京都府「頭の形がいびつ・向き癖がある [子育てQ&A]」(https://www.pref.kyoto.jp/kosodateqa/karada_06.html,2020年10月12日最終閲覧)
- かわかみ整形外科・小児科クリニック「小児科医の豆知識」(https://kawakamiclinic.or.jp/syoni/tips/向き癖で頭の形が心配/,2020年10月12日最終閲覧)
- 慶應義塾大学病院 小児頭蓋顔面センター「向き癖による頭蓋変形(頭囲性頭蓋変形)」(http://cranio.hosp.keio.ac.jp/muki.html,2020年10月12日最終閲覧)
赤ちゃん用枕の選び方のポイント
赤ちゃんの枕を選ぶときには、「形」「素材」「洗いやすさ」の三つのポイントを意識して選びましょう。
新生児にとって必要な枕は、ドーナツ型などの中央部分がくぼんでいる形のものか傾斜型のもの。そしてコットン素材のものを選ぶのが基本。パイルや綿ニット、ガーゼ素材のものだと赤ちゃんが快適に眠ってくれるはずです。
そして清潔を保つため、洗いやすいことも大切なポイントですよね。丸洗いできるものなら、赤ちゃん周りを常に清潔に保てるでしょう。
赤ちゃんの枕のおすすめ10選
それでは赤ちゃんの枕の選び方を踏まえた上で、具体的なおすすめ商品を10個紹介していきますね。
SweetMommy「3重ガーゼ ベビー雲枕わたあめガーゼ エンジェル」
こちらは、日本国内生産のオリジナル3重ガーゼの枕。
柔らかく通気性がよい仕上がりです。形はドーナツ型で、裏側には授乳時にママの腕が通せるベルト付き。
授乳枕としても使える優れものですよ。
FIRST DRESS「ドリーミングピロー ムーン/ スター」
ドーナツ型のコットン100%の赤ちゃん用枕。
お星さまと月がついているデザインがかわいくて目を惹きますが、素材は泉州のこだわりタオルなので赤ちゃんのデリケートな肌に触れても安心です。丸洗いもできます。
NAOMI ITO「POCHO 王冠まくら」
王冠の形をした個性的な枕で、赤ちゃんが眠っていると、まるで王冠をかぶっているように見えてかわいさばつぐんです。
中央部分はへこんでいるので、頭のゆがみ対策としてもおすすめ。素材はコットン100%で安心です。










