妊娠中からママ友を作るメリット
妊娠中にママ友を作ることは、気持ちが不安定なマタニティ期間を明るく乗り越えることにもつながります。子どもが成長すれば、子ども同士で遊べるようになることもあるでしょう。妊娠中からママ友を作ることのメリットは次のとおりです。
相談や情報交換ができる
妊娠中は自分の体調やおなかの子のことなど、悩みが多くなりがちです。一人で考えると気持ちが沈んでしまうことも。
そんなときに同じ「妊婦」という立場で相談できる友だちがいると気が楽になりやすいでしょう。学生時代の友だちにも相談できますが、相手が妊娠していないと共感できないこともあるものです。
また、生活圏が近い可能性もあり、買い物をする店舗や病院などの情報交換ができます。自治体で開催している母親学級に一緒に行くことができるのもメリットになるでしょう。
孤独になりがちな新生児期を共有できる
新生児期は外出がしづらく、赤ちゃんと二人きりの時間が続きやすくなります。外出が大好きという方にとっては少々つらい時期になることも。かわいい赤ちゃんのお世話の合間に、ふと「外で遊びたい」「寂しいな」と感じることもあるでしょう。
そんなときに「今どうしてる?」と連絡を取り合えるママ友がいると孤独を回避できそうですね。SNSに赤ちゃんの写真を投稿することは子どもがいない友だちへの配慮から気が引ける場合もありますが、同月齢の赤ちゃんがいるママ友になら写真を共有しやすいこともメリットです。
外出先でサポートし合える
赤ちゃんが外出できるようになると公園や子育て広場へ行ってみよう、と思うこともあるでしょう。そんなときに一緒に行けるママ友がいると心強いです。
外出先でトラブルが起きたときや赤ちゃんがぐずったとき、お互いにサポートし合うことができます。また、子育て広場は室内の様子が見えないため入りづらいことがありますが、ママ友と一緒ならその一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
妊娠中からママ友を作るデメリット
妊娠中からママ友を作ることは、メリットもある反面デメリットもあります。ただでさえストレスの多い妊娠生活が、ママ友作りが原因でストレスを抱えるのであれば無理にママ友を作る必要はないかもしれません。
妊娠中からママ友を作ることのデメリットについてお伝えします。
性格が合わない相手だとストレスを感じる
学生時代の友だちは「気が合うから友だちになった」というパターンだったかもしれません。しかしママ友は性格を知らずに知り合うため、あとから「自分と合わないな」と感じることがあります。
そういった相手と、楽しいとは思えないランチをしたり、連絡を取り合ったりすることでストレスを感じることに。性格が合わない相手とは、産後も育児方針の違いでストレスを抱える可能性が出てきやすいでしょう。
ママ友と比べてしまいネガティブな気持ちになる
妊娠週数が近いママ友がいると情報交換や相談ができることがメリットとして挙げられますが、自分にマイナートラブルがありママ友は順調な場合、比較して落ち込んでしまうことがあります。
産後も「子どもの発達はそれぞれ」と思っていても、ママ友の子どもとわが子の成長を比べてネガティブな気持ちになってしまう場合があるでしょう。
自然なかたちでママ友ができればラッキー
「妊婦の友だちがほしい!」と思うのであれば積極的にママ友作りをするとよいでしょう。産院や自治体で開催している母親学級やマタニティヨガ教室などに行けば、妊娠週数が近いママ友と知り合う機会ができやすいですよ。
もし外出できない場合は、SNSやネット上でもママ友作りをすることができます。ただ、ママ友は「絶対に作らなくちゃ!」ということはありません。妊娠中も産後も、ママ友がいなくても楽しく過ごすことは十分に可能です。
自然なかたちで知り合い、ママ友になったらラッキーくらいの軽い気持ちで考えておくとうまくいきますよ。