ママ友に言ってはいけないNGワード5つ
仲良くなりかけていたママ友に、うっかりした発言で距離を置かれてしまった…なんてことになったら寂しいですよね。ママ友は、学生時代の友人と違って、年齢や出身地、価値観などバラバラ、場合によっては正反対の性格の場合もあります。
自分が言われても平気と思っていても相手にとっては嫌悪される発言もあります。ママ友に言ってはいけないNGワードを5つご紹介します。
「〇〇ちゃんがうちの子にこんなことしたよ」
子どもから「〇〇ちゃんにいじわるされた」と聞くと、親としてはなんとかしなきゃと思うかもしれません。しかし、子どもの受け取り方と真実は違う場合があるため、聞いたことをそのまま直接ママ友に言うのは避けましょう。
幼稚園での出来事の場合は、先生に伝えるのが無難。どうしても直接伝えたい場合は「こんなことがあったって言うのだけど、〇〇ちゃんは何か言っている?」とやわらかく伝え、責め口調にならないよう気をつけましょう。
「〇〇くんは体重が軽くてかわいいね」
子どもの体格や外見、成長に関することは発言に気をつけましょう。特に身長や体重は、大きくても小さくても気にしている場合があります。身体的な特徴を連想させるような発言も注意したいところ。
例えばお顔が丸くて「かわいい」ことを表現しようとして、「まんまるだね」と言ってしまうと「太っているってこと?」と誤解されてしまうことがあります。こんなときはストレートに「かわいいね」だけ伝えればOKです。
「まだできないの?」
園や公園などでみんな同じことをしていると、できない子が目立つことがあります。大抵の場合、親自身が気にしているため、それに追い打ちをかけるような発言はやめましょう。
また、よかれと思って「こうやったらできるようになるよ」と言ってしまいたくなりますがそれも控えましょう。聞かれたときにだけ答えればOKです。
「旦那さんのお仕事は?」
相手のプライベートな話題を、浅い関係のときに聞くことはNGです。職業によっては年収がわかってしまうこともあるため、答えることを嫌がる人もいます。
また関連して、貯金額や家賃、ローンなどお金の話を嫌がる人もいるため気をつけましょう。
「年齢は?」
年齢を聞かれることに気分を悪くする人もいます。何でも言い合える関係を築けている場合はOKですが、出会ってすぐは控えましょう。また年齢を聞いて年上だった場合、今までタメ口だったのが急に敬語で話し出すと、相手は距離を置かれたような気持ちになる場合もあるでしょう。
反対にママ友が年下だった場合、「〇歳だからこれって知らないよね」など、下に見ることも失礼です。あくまでも、同じ年頃の子どもを育てるママとして接したほうが気楽です。
「こうした方がよいよ」
子どもによって成長スピードや性格が違うことに加えて、家族によって教育方針も違います。自分の子どもに対してうまくいったことが、必ずしも他の家庭の子どもに通用するとは限りません。
ママ友の子どもに対する接し方を見て「こうした方がよいよ」などと子育てに対する教育方針や考え方を押し付けるのは避けましょう。親切心で伝えたつもりでも、相手からすると不快に感じてしまう場合があります。
相手から聞かれた場合のみ「うちはこうだった」といった、あくまで自分の家庭の場合という前提で会話をするのがよいでしょう。
最初はほどよい距離感からはじめよう
ママ友との会話の中では、自分の方が不快に感じてしまうこともあるかもしれません。その場合はママ友に直接言うのではなく、少し距離を置いて付き合うようにした方がトラブルも少なく済みます。
相手を詮索し過ぎないことや、求められてもいないのに余計なお世話をしないことも大切です。
徐々に信頼関係が築けてきたら、学生時代の友だちのような距離感で話しても問題ないでしょう。しかしママ友と、一般的な友だちとの違いは子どもが関わるかどうかです。
子どもの育児方針は家庭によって違うため、仲がよくなったとしても育児に口を出すような発言は控えましょう。