大型連休・分散休暇になるかも
マスコミ各社の報道によれば、西村経済再生担当大臣は、年末年始の帰省や旅行を分散させる休暇の取得を呼びかけています。初詣などで三が日に人が集中すると、新型コロナウイルス感染拡大の可能性があり、その混雑を防ぐための策とされています。
当初は1月11日まで一律で休む17連休案もありましたが、さらに柔軟性の高い分散休暇が求められています。実際に、大企業を中心にすでに有給休暇取得の推奨が発表されており、17連休も現実的になっています。
- 朝日新聞社「年末年始、休みはバラバラに 政府、一律連休は求めず」朝日新聞DIGITAL2020年10月30日(https://www.asahi.com/articles/ASNBZ3H11NBZULFA001.html,2020年11月30日最終閲覧)
- 日本経済新聞社「全国知事会「年末年始の休暇分散を」国民に呼びかけ」日本経済新聞2020年11月5日(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65851530V01C20A1000000/,2020年11月30日最終閲覧)
年末年始が大型連休だったら何をする?
例年の年末年始であれば何かとバタつくことがありますが、長いお休みになるのであれば、いつもと過ごし方を変えてもよいかもしれません。いつもできなかったことにチャレンジしたりあえて寝正月を満喫するのもよいでしょう。
大型連休ならでは、そして年末年始ならではの過ごし方をご紹介しますので、参考にしてみてください。
あわてることなく、ゆっくり大掃除
年賀状やお正月の用意などで何かとバタバタする年末。さらに大掃除も加わり、「年末までに、すべて終わらせなければ!」と焦ってしまいますよね。
しかし今年は、年が明けてからゆっくり大掃除をするのもあり。数日かけて念入りに掃除をしたり毎年目をそむけていた箇所にトライしたり。あわてることなくじっくり掃除に時間を費やすことができそうです。
お餅つき・羽子板…日本の伝統遊びに挑戦
お餅つき、羽子板、凧あげ、福笑い、駒回し。日本の伝統的な正月遊びはいろいろありますが、意外と体験している人は少ないかもしれません。
テレビや絵本の中でしか知らない子どもに実体験させてあげられるチャンスですね。お餅つきであれば道具の用意から、凧あげであれば凧をつくるところからチャレンジしてみるのもよいでしょう。
子どもといっしょにDIY
いつもであればDIYは子どもといっしょにやると時間がかかって大変ですよね。しかし時間がある大型連休は挑戦してみるチャンスです。
ペンキを塗っても乾かす時間をたっぷり設けることができます。子どものおもちゃや収納ボックスなどにチャレンジすれば、作ったあとも楽しめるでしょう。
実家や義実家にステイ&子どもを預けて夫婦でおでかけ
実家や義実家にステイし、その間子どもを預けて夫婦だけでおでかけするのもありです。
例年であれば、両実家に顔を出すためにバタついてしまうことがあったかもしれません。大型連休になればゆったりステイできるため、その間1日や2日程度であれば両親(義両親)に協力してもらい出かけるのもよいでしょう。
外出自粛のなかで出かける場所や時間は限られてしまうかもしれませんが、夫婦2人きりでちょっと散歩するだけでも新鮮ですよ。
自宅や近所でのんびり
あえて予定を入れず自宅でゆっくり過ごす、というのも一つの方法です。自宅でまったり、のんびり過ごし、三が日の初詣を避けて近所の神社へお参りに行ったりするのもよいでしょう。
近所をぶらりと散歩することで、普段は見逃している景色が見えるかもしれません。おせち料理は作らずに購入してしまえば、食事の用意もなくさらにゆっくりできるでしょう。
混雑をさけて初売りへ
例年なら休みの日が限られているため、3が日に集中して大混雑の初売り。来年は分散休暇もあり、初売り期間が長くなったり、分散されることが予想されます。
混雑が軽減される分、短い時間でも初売りを楽しむことができるかもしれません。
アクティブに過ごすもよし、のんびり過ごすもよし
「毎日読書をする」や「この期間に資格の勉強をする」などの目標を立てるのもよいですね。子どもも真似して絵本を読んだりワークをやったりするかもしれません。
目いっぱい予定を入れることに価値を感じる人もいれば、ゆっくり過ごすことを有意義と感じる人もいます。どのように過ごしたいか、家族で話し合ってみてくださいね。また、外出の際はくれぐれも感染対策を万全にしてください。
読者の皆様にとって幸多い年末年始になりますように!