ベビーガードで子どもは守れるの?
ベビーガードは子どもの命を守るためのものですが、誤った場所に設置していたり正確に設置できていなかったりすることなどが原因で、事故が起こったという事例もあります。
使用の際は、厳しい基準をクリアしたベビーガードを正確に使用すれば、階段からの転落やキッチンでのやけどなど、不慮の事故を防ぐことができます。
安全性の高い商品なのか、設置する場所に適した種類かなども視野に入れて選ぶようにしましょう。
- 東京都商品等安全対策協議会「ベビーゲート等の使用に関する安全確保」(https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/02/13/documents/16a.pdf,2020年11月5日最終閲覧)
- 東京都「ベビーゲートを安全に使いましょう!」(https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/r1/documents/r1_leaflet_babygate.pdf,2020年11月5日最終閲覧)
ベビーガードの種類
ベビガードの種類には、ベビーゲートとベビーサークルがあります。ベビーサークルは子どもを囲うことで、子どもの行動範囲を制限することができます。さまざまな大きさの商品があるので、設置する部屋の広さに適したものを選びましょう。
サークル自体に知育玩具(がんぐ)が付いているものや、ベビープールとして使用できるものもあります。ベビーゲートは危険な所や行って欲しくない所に設置し、設置していない範囲で子どもが自由に動き回ることができます。
ベビーゲートにはドアタイプやフェンスタイプのものがあり、設置する場所などによってそれぞれに適したものを選びましょう。
素材の違い
ベビーガードにはプラスチック製や木製、布製、金属製などさまざまな素材の商品があります。デザインや特性がそれぞれ違うため、素材ごとに紹介します。
ベビーガードの種類①プラスチック製
プラスチック製のベビーガードは、子どものクレヨンやよだれなどの汚れも拭き取りやすく、清潔に使えます。カラーバリエーションが豊富な商品も多いので、家の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができますね。プラスチックなので比較的軽く、子どもが少しぶつけたりしても衝撃が少ないので安心です。
ベビーガードの種類②木製
木製のベビーガードは木ならではの優しさやインテリアになじみやすいというのが1番の魅力ではないでしょうか。ナチュラルなデザインがお好みの方には木製がおすすめです。木製なので、おもちゃが当たって削れてしまったり、子どもがかんで傷付いたりするので注意が必要です。そういった場合はコーナーガードのクッションなどでカバーしてあげましょう。
ベビーガードの種類③布製
布製の物はクッション性のあるものが使われており、子どもが頭や顔をぶつけても痛くありません。また布製のベビーガードはメッシュ素材になっているので、子どもの様子を見ることができ、子どもも大人の姿が見えるので安心して使用することができます。
ベビーガードの種類④金属製
金属製ベビーガードはシンプルなデザインが多いです。ベビーガード自体が細めでスタイリッシュなので、家の中でも悪目立ちせず、すっきりとした印象に見せることができます。金属なので頑丈で安定感がありますね。
機能の違い
ベビーガードにはさまざまな機能の違いがあり、それぞれ設置できる環境が変わってきます。設置したい場所にはどんな機能のものが適しているのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベビーガードの機能の違い①固定式
固定式のベビーガードは突っ張りやネジなどで壁や間口などに固定し、設置するタイプです。壁に固定して使用するので、子どもが寄りかかったり押したりしても倒れず安心です。商品によっては壁に穴を開ける必要があるものや、突っ張り式など壁に傷をつける可能性があるため、賃貸住宅で使用する場合は注意しましょう。
ベビーガードの機能の違い②折りたたみ式
折りたたみ式は必要なときだけ設置し、不要なときは収納しておけるのがポイント。掃除のときもサッと片付けることができるので、省スペースでも使えます。旅行や帰省時も持っていけるため便利ですね。
ベビーガードの機能の違い③ドアタイプ
ドアタイプはロック機能がついているものが多く、大人は簡単に開閉できますが子どもにはロックが外せません。ドアは前後どちらにも開閉できるものもあり、子どもがベビーガードの近くにいるときでも安全に開閉することができます。
また、ドアを閉めたときに自動的にロックできるオートロック式とドアを閉めて手動でロックをかけるタイプがあります。ロックし忘れは子どもの転落やけがにつながるため、心配な場合はオートロック式がおすすめです。
- リッチェル「ママにちょっとだけ時間をちょうだい!ベビーゲートで赤ちゃんのキッチンへの侵入を防ごう」(https://www.richell.co.jp/babychell/baby-gate/,2020年11月6日最終閲覧)
- アカチャンホンポ「サークル・ゲート選びのアドバイス」(https://akachan.omni7.jp/fair/BlifeRoomCircle,2020年11月6日最終閲覧)
- 日本育児「ベビーゲイト」(https://www.nihonikuji.co.jp/list_cat01_gate#g5,2020年11月6日最終閲覧)
ベビーガードの選び方
ここまでベビーガードの素材や機能、種類などを紹介してきました。まだ悩んでいる方もいるかと思いますので、実際にベビーガードを使用した人の体験談を紹介します。
ベビゲートを付けたままでドアの開閉ができるのは、とても助かりますね。突っ張りタイプはしっかり固定できるのがメリットですが、賃貸などで戸がふすまだと突っ張りタイプは強度が低く、ゲートが倒れたりする危険性があるため、使用は避けた方がよいでしょう。
突っ張りタイプは壁紙などを傷つける可能性があるので、注意が必要ですね。そういった場合は突っ張りタイプではなく、置くだけのタイプが安心です。本体が倒れないように、安全性にも配慮されていますよ。
おすすめのベビーガード10選
では早速、おすすめのベビーガード10選をご紹介します。置くだけタイプや折りたたみ式、突っ張るタイプなどさまざまな種類のものを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.S51Concept「メタルゲイトW Sie:s シーズ」
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こちらは金属製のベビーゲートです。デザインはシンプルで部屋になじみやすく、ミルク・ダークチョコの2色展開です。
ロックは合計4か所あり、ドアを離すと自動でドアが閉まるオートクローズ機能を採用しています。ドアが前後どちらにも開くという点も、うれしいポイントですね。
2.Caraz「ベビーサークル」
星と月のデザインがかわいいベビーガードです。こちらはパネルの組み合わせ方や、別売りのアイテムを合わせることでベビーゲート・ベビーサークルどちらでも使える優れものです。
パネルの組み合わせ方で自由に変形できるので、部屋の形や家具の配置に合わせて、設置できるのが魅力的。子どもがゲートの穴に足を入れて登ったりしないよう、穴の位置を安全な高さに設計したりと配慮されています。
3.日本育児「ふわふわとおせんぼKS Sサイズ」
こちらは突っ張りタイプの布製ベビーゲートです。高さは60cmのため、小さい子どもは乗り越えられませんが、大人は楽にまたげます。
通るたびにドアの開閉をしなくていいのはとても便利ですよね。メッシュ素材になっているので、お互いの姿が見えて安心して使用できます。
口コミでは「力の強い子どもでもがっちり固定されていました」「取り付けがとても簡単だった」という声がありました。
4.日本育児「スマートゲイト2(1個)」
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プラスチック製でドアタイプのベビーゲートです。子どもにとっては外すのが難しい2か所のロック機能が付いているので、安心ですね。
ゲートを通るときにつまずかないようにステップカバーが付いていたり、階段の下など手すりのある所に設置できるような設計になっていたり使用しやすいようにとても配慮されています。
拡張フレームも付いているので、さまざまな間口に対応できるのではないでしょうか。
5.日本育児「おくだけとおせんぼ おくトビラSサイズ」
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ベーシックな色合いがおしゃれな、おくだけタイプのベビーゲートです。
壁に沿って置くだけなので、賃貸などでも安心して使うことができますね。足元に設置されているセーフティープレートによって、倒れないように支えられており、ロック機能もついているので安全性も高いといえます。
折りたたみ式なので、場面に合わせて設置、収納することができるのもうれしいですね。「置くだけなので強度が心配だったけど、しっかりと固定されている」との口コミもありました。
6.ネビオ「ベビーサークル クエット」
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こちらはプラスチック製の折りたたみ式ベビーサークルです。パネル1つ1つをジョイントさせているので、簡単に折りたたむことができます。サッと片付けたいときにも便利ですね。
ベビーサークルの形は自分好みに変形可能で、ラウンド型・スクエア型・L字型など、数種類の組み合わせ方ができます。色味はホワイトなので部屋になじみやすく、圧迫感もありません。
7.ネビオ「ロール式ベビーゲート ゲートル」
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このロールタイプのベビーゲートは、なんといってもコンパクト。必要なときだけゲートを引き出し、不要なときは巻き取っておけるので、部屋の中もすっきり見えます。ゲートの素材はメッシュタイプなので圧迫感もなく、向こう側が透けて見えるため安心です。
通常のゲートとは違い、足元に何もない状態なので、つまずいたりする心配もありません。こちらは壁にネジで固定するタイプの商品ですので、設置できる環境かどうか確認してから購入してくださいね。
8.「Wood GATE(ウッドゲート)」
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木製で突っ張りタイプのベビーゲートです。ナチュラル・ライトブラウン・ダークブラウンの3色展開で、木ならではの温かみを感じられるベビーゲートです。
上下2か所にロックがついており、ドアを大きく開けた状態で手を離すと自動的に閉まってロックがかかる、オートクローズ機能も付いているので安心ですね。
「部屋のインテリアに馴染んでいい感じ」という口コミが多数ありました。
9.日本育児「カラーボール付きミュージカルキッズランドDX+拡張トイパネル2枚組セット」
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パネルの内側に知育玩具(がんぐ)がついている、こちらのべビーサークル。赤ちゃんから楽しめるよう、ミラーや童謡が流れるボタンがついています。
たくさんの仕掛けがあるので、少しの間1人で遊んでいて欲しいとときも助かりますね。パネルはそれぞれ外すこともできるため、収納にも便利です。ドア部分のパネルにはきちんとロックも付いており、安心ですよ。
10.日本育児「おくだけとおせんぼ スマートワイドWoody」
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こちらは木製で置くだけタイプのベビーゲートです。ゲートはパネルを組み替えることで直線で使用したり、囲って使用したりと、変形させることができます。直線で使用したときのゲートの長さはなんと約300cm。テレビの周りを囲ったり、部屋の間口に置いたりとさまざまな場面で使えます。
天然の木材で作られているので、子どもにも安心ですね。安全面でも、本体が倒れないよう、セーフティープレートや補助スタンドでしっかり支えるように工夫されていますよ。
安全な商品を正しく使って、育児を楽しもう!
子どもが小さいうちは、本当に目が離せなくて大変ですよね。「少しだけでいいから、1人で待ってて欲しい!」そのようなときにも安心して使えるのがベビーガードのよいところです。
商品によって設置できる環境が違うので、まずは設置したい場所にはどのタイプがいいのか、どんな素材が合うのか、この記事を参考に選んでみてください。
ベビーガードは安全な商品を正しく使用すれば、本当に便利なアイテムです。ベビーガードを使って、楽しく子どもと過ごしてくださいね。