一生懸命作ったご飯ですから、集中しておいしく食べてほしいと思うものですが、ご飯を食べない3歳の子の行動でせっかくの食事も台無しに…。いずれも小さな子どもを持つご家庭にありがちな悩みですが、ちょっとしたコツを掴むだけで、上手にご飯を食べさせられるようになることもありますよ!
3歳の子どもに上手にご飯を食べさせるコツ
それでは、上手にご飯を食べさせるためにはどうすればよいのでしょうか?レシピの工夫や楽しく食べられる演出など、子どもが自分から進んで「食べたい!」と思えるようなコツをご紹介しますね。
アレンジレシピで子どもの好きな味付けに
3歳の子がご飯食べないときは、まずレシピに簡単なアレンジをして子どもの好きな味付けにしてみましょう。ケチャップやマヨネーズ、カレー粉など子どもが好きな調味料を使ったり、チーズをかけたりすると喜んで食べてくれるようになりますよ。
「どんな風にして食べたい?」と、子どもに直接聞いてみるのもおすすめです。
遊びのような楽しい食事タイムを作る
遊ぶことが好きでご飯を食べない3歳の子には、遊びのように楽しめる食事にすることが効果的です。例えば、いつものご飯をお弁当箱に入れてあげたり、庭やベランダで食事をしたり、シートを敷いてピクニックのような演出をしたり。食器を子どもの好きなキャラクターものでそろえるのも良いでしょう。
この時のポイントは大人も思いきり楽しんで食事をすることです。そうすることで食事の時間も楽しいんだと思って食べてくれることが増えるでしょう。
運動量を増やしておなかが空くように
活動量が少なめの3歳の子なら、ご飯の時間までにおなかが空くように運動量を増やすようにすれば食べないこともなくなります。日中は一緒に公園に行って遊ぶなど、外遊びを中心にすると自然と運動量は増えます。
家の中でも動けるように、バルーンやトランポリンを購入してみることもひとつの方法です。
ご飯作りのお手伝いをしてもらう
自分でご飯食べない3歳の子も、自分がお手伝いをして作ったご飯は積極的に食べてくれることがあります。お手伝いをすることで食事を身近に感じられるだけでなく、「自分が作ったご飯」という特別感から食べるのを楽しみにしてくれるようにもなります。
材料をボールや鍋の中に入れたり、レタスを手でちぎるなど簡単なことで構いませんので、お手伝いをお願いしてみましょう。
生活習慣を見直してみる
生活習慣が原因でご飯を食べない3歳の子であれば、食事だけでなく、原因となっている生活習慣から改善していく必要があります。例えば、酷暑や寒さで睡眠不足になっているなら、気持ちよく眠れるような寝室の環境を作ってあげてください。
弟・妹が生まれた寂しさから赤ちゃん返りしている子には、パパママが気持ちに寄り添い、たまには全部食べさせてあげて心が満たされるまで関わってあげることできちんと食べてくれるようになるでしょう。
- 燕市役所「 幼児期のおいしいご飯の時間 ♪」(http://www.city.tsubame.niigata.jp/welfare/015001280.html,2020年12月23日最終閲覧)
- 松戸市役所「幼児期の食生活~よくあるご相談~」(https://www.city.matsudo.chiba.jp/kosodate/matsudodekosodate/kosodatenavi/shussanshitara/youjikinosyoku.html,2020年12月23日最終閲覧)
- 交野市「幼児期によくある食事の悩み」(https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2020060900094/,2020年12月23日最終閲覧)
- 八千代市役所「幼児期によくある食生活相談」(http://www.city.yachiyo.chiba.jp/83500/page000028.html,2020年12月23日最終閲覧)
子どもがご飯を食べずにイライラした時の対処法
いろいろな対処法を試してもご飯食べない3歳児にイライラ…。そんな経験を持つ方もいるでしょう。ご飯食べない3歳児にイライラしてしまったら、「無理に食べさせなくてもいいか!」と考え方を変えてみてください。
パパママとしては栄養不足が気になるでしょうが、一食くらい食べなくても子どもは健康なままですし、おなかが空いたら自分から食べたがります。「子どもが元気ならそれでよし」と考え、完璧主義を目指さないことが大切かもしれません。










