年長さんと室内遊びをする際に、これからご紹介するポイントを押さえて選んでみてください。楽しく遊べるだけでなく、成長期のお子さんのさまざまな能力を伸ばすのにも一役買ってくれるでしょう。
言葉のバリエーションが増える遊び
室内遊びは広くないスペースでも遊べて相手との距離感も近いので、自然と言葉を使う遊びが増えていきます。
たとえば、しりとりや連想ゲーム、なぞなぞや文字当てゲームなど。知っている言葉を思い出そうとすることや、もっといろいろな言葉を知りたいという思いから、自主的に学習する意欲がわいてきます。
人の気持ちを思いやれる遊び
室内遊びは足の速さや体力に左右されないものが多く、逆に相手や仲間の気持ちを考えながら進めていく遊びが多い傾向にあります。
トランプのババ抜きでは、相手がババを持っているか注意深く観察して推理しますし、ジェスチャーゲームでは、相手が何を考えているかを一生懸命当てようとします。その過程で、人の気持ちを推し量ったり思いやったりする習慣が身に付いてくるでしょう。
想像力が広がる遊び
室内遊びは、ルールやアレンジをみんなで考えたり、新しい遊びを思いついたり、何かを作ろうと試行錯誤したり、想像力を使う機会が増えるので、外での遊びに比べてクリエイティブな能力を伸ばしてくれる傾向にあります。
年長さんの成長を促す室内遊び
体を動かしたい元気なお子さんには、室内遊びは一見退屈だと感じるかもしれませんが、アイデアと工夫次第で無限に遊べる自由度があります。ぜひ、室内遊びで親子間のコミュニケーションを楽しんで、何かを生み出す喜びを感じながら一緒に遊んでみてください。










