留守番の頻度についての調査結果ではどの回答も差がありませんでした。パパママが仕事や用事で家にいないのであれば、週に1回以上のお留守番を経験している子どももたくさんいるでしょうし、お留守番の頻度はパパママのライフスタイルによるようです。
- ベネッセ 教育情報サイト「約束事がポイント 子どもだけのお留守番」(https://benesse.jp/kyouiku/201401/20140123-1.html,2021年2月18日最終閲覧)
子どもに留守番をしてもらう理由は?
子どもに留守番をしてもらう理由をベネッセが調査したところ、次のようにパパママの買い物や仕事の都合という理由がほとんどでした。
- 保護者のかたの買い物:44.2%
- 保護者のかたの仕事の都合:37.1%
- その他:15.3%
- 学童保育を卒業したため:3.5%
その他の中には「留守番を経験させたかった」という意見も。子どもの成長のためにという考えもありますが、実に81.3%もの方がパパママの忙しさから、やむ終えず子どもに留守番をしてもらっているのですね。
- ベネッセ「約束事がポイント 子どもだけのお留守番」(https://benesse.jp/kyouiku/201401/20140123-1.html,2023年1月30日最終閲覧)
子どもを留守番させるときに注意したいポイント
子どもがひとりで留守番をするときには、事故や事件を未然に防ぐためにも注意するべきポイントがたくさんあります。初めてのお留守番をお願いするときに、とくに注意したいことについて確認しておきましょう。
玄関や窓はすべてカギをかけること
子どもに留守番をお願いするときは、玄関や窓のカギをすべてかけておきましょう。防犯の基本はカギをかけることですよね。ひとりで留守番をしている子どもを守るためにも、子どもを事故の危険から守るためにも、玄関や窓にはカギをかけておくことが大切です。
できれば二重ロックにし、玄関にはドアチェーンをかけるよう子どもに言っておくとさらに安心でしょう。
来客・電話では親がいることを強調してもらうこと
来客がきたり電話がかかってきたりしたときは、親が一緒にいることを強調してもらうようにすることも大切。全く対応しないというのもひとつの方法ですが、空き巣が留守宅を探している場合は、誰もいないと思われてしまう可能性もあるのでおすすめできません。
来客・電話への対応は子どもにしてもらって、「親は手が離せないから後からまた来てください」と伝える対応が理想的です。
玄関は絶対に開けないこと
子どもひとりでの留守番中に来客対応をすることは防犯効果がありますが、玄関は絶対に開けないよう言い聞かせておいてください。
どんなことがあっても、絶対ドアを開けないようにさせる。チェーンを 常にかけて対応するなど、一連の動作を教える。
※事前に電話で子どもだけであることを確認する悪質な手口もあります。 大人が不在であることは、絶対に言わせないようにしてください。 ※2
警察庁からの防犯テキストによると、宅配や集金をよそおって子どもだけのお家の中に入ろうとする犯罪者もいるそうです。先にお話した「留守番中は親がいることを強調してもらう」という注意点とあわせて、子どもが留守番をするうえで欠かせないポイントですよ!










