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春は子どもの交通事故が多発する時期!子どもを守るためにママやパパがやるべきこと

入学や入園などで新しい環境に入る子どもが増える春。喜ばしいことが増えるシーズンでもありますが、春は子どもの交通事故が多い時期でもあり、親からも注意喚起を促したいところ。特に、5~9歳くらいの子どもの交通事故が多いという報告がありますので、子どもを守るためにできることを考える機会として、今回紹介する情報を参考にしてみてください。

PIXTA

交通事故が最も多いのは5~9歳の登下校時

交通事故総合分析センターの交通事故分析レポートによると、平成27年に発生した歩行中の交通事故による死傷者数は5~9歳の年代がもっとも多いようです。

特に、7歳児の死傷者数が際立って多く、その73%が日中に発生。曜日別にみると土日に比べて平日の死傷者数は2.5倍となり、登下校を目的とした歩行中の事故が増加していることがわかっています。

幼稚園や保育園に通っている子どもは、大人が送迎することも多いので交通事故にあうことは少なく、子どもだけで登下校するようになる小学校入学以降に、交通事故が増えるのも自然なことかもしれません。

出典元:

子どもを交通事故から守るためにできること

登下校 amana images

子どもは行動範囲が増え一人でいろいろなところに出歩くようになると、交通事故が増える傾向にあります。子どもが交通事故にあいやすい特徴を知り、親として子どもを交通事故から守るためにできることを考えてみましょう。

子どもの事故の特徴

子どもの事故に多い特徴は、道路横断中、自宅付近、自転車の事故などが挙げられ、もうすぐ家に着くところで気が緩んでしまう、道路を横断する際の不注意などが原因として考えられます。

小学生の交通事故

小学生の交通事故では、信号を守って横断歩道を渡っていても巻き込まれることがあります。その原因として、右折や左折をする車や信号が変わる際に無理やり交差点に進入してくる車、横断している子どもに気が付いていない運転者などが挙げられます。

道路を渡るときには、信号を守るだけでなく、左右を確認して車が来ていないか、運転手が自分に気づいているかなどにも注意するよう子どもに言い聞かせてあげてください。

幼児の交通事故

幼児の交通事故では、親と一緒に道路を渡ろうとしてその後を追って飛び出してしまうという事例があります。

幼児や小さい子どもと一緒に買い物に行く場合や、幼稚園などの送迎時に車から降ろした直後などは、特に子どもから目を離さないよう注意する必要があります。

親ができること

子どもの交通事故は、歩行中の子どもが気を付けていても、事故にあう可能性もあります。

歩く時の約束事や、自転車に乗る時の約束などを改めて指示してあげ、何に注意すべきかなどは具体的に教えてあげるようにしてください。

警視庁では、歩くときや自転車に乗る際における注意点を下記のように明記しています。

歩く時の約束
1.道路を渡るときは横断歩道を渡りましょう。
2.信号が赤の時はとまり、青の時は右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめてから渡りましょう。
3.道路を横断中も、右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめましょう。
4.道路や車のそばでは、絶対に遊ばないようにしましょう。
5.道路には飛び出さないようにしましょう。

自転車に乗る時の約束
1. 自転車は、車道通行が原則です。
子ども(13歳未満)が自転車に乗るときは、歩道を走ることができます。

自転車及び歩行者専用標識
(注記)大人(13歳以上)が自転車で歩道を通れるのは、標識などがある場合と車道を通るのが危険な場合です。
ただし、70歳以上の人と身体の不自由な人も、子どもと同じように歩道を通ることができます。

2. 歩道では、車道寄りをゆっくり進みましょう。
(注記)歩行者が多いときは、自転車からおりて、おして歩きましょう。

3. 交通ルールを守りましょう。

自分、そして他の人を守るために

二人乗りをしてはいけません。
自転車でならんで走ることはやめましょう。
まわりが暗くなったら、かならずライトをつけましょう。
信号を守りましょう。
下記標識があるところは一度とまって右と左の安全を確認しましょう。
一時停止標識/前方優先道路一時停止

4. ヘルメットをしっかりかぶりましょう。

保護責任者は、小学生・幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めましょう。 ※1

子どもの交通事故を防ぐためにできること

登下校 amana images

交通事故は、大人が十分気を付けていても巻き込まれることがあります。注意力が散漫になりがちな子どもはより注意が必要ですので、具体的にどうすべきかを何度も伝えましょう。

ほかにも、交通ルールを守っていても事故にあうことがあるなどの例を示して、注意喚起してあげてください。

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