©ママリ
離乳食に使う少量のシラスを、毎回塩抜きして調理するのは大変ですよね。しかし、保存方法を知っていればまとめて塩抜きして、使うときはそのまま調理する…という時短調理が可能となります。
毎日の離乳食づくりの手間を省くには、塩抜きして水気を切ったらそのまま冷凍保存しておくととても便利です。離乳食時期に合わせた大きさに切ったしらすを、ラップや冷凍保存用の袋、製氷皿などに入れて小分けにして冷凍しておきましょう。
ただし、離乳食用に冷凍したシラスは2~3日のうちに使い切ることが基本。たくさん冷凍しすぎないように気をつけてくださいね。
- ニチレイフーズ「ほほえみごはん」(https://www.nichireifoods.co.jp/media/13550/,2022年6月30日最終閲覧)
- 旭化成ホームプロダクツ「離乳食のためのフリージングテクニック 魚」(https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/baby/food02.html,2022年6月30日最終閲覧)
シラスをふくむ離乳食についての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
離乳食でシラスを進める際の注意点
離乳食でシラスを使う際の注意点があります。以下を参考にして進めてみてください。
小さなエビが混じっていないか確認しよう
離乳食用としてシラスを調理する際には、小さなエビが混ざっていないかよく確認してください。
シラスの中に、たまに小さなエビなどが混ざっていることがありますよね。しかし、エビはアレルギーの原因となる食材であり、食べられるのは離乳食完了期からとされているので、混ざっていたら除去するようにしましょう。
- 独立行政法人環境再生保全機構「ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギー対応ガイドブック2014」(https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_24514.pdf,2022年6月30日最終閲覧)
おかゆや野菜に混ぜると食べさせやすい
離乳食でシラスを使うと、少し苦味を感じることから食べない子どもも少なくありません。もし食べない場合は、おかゆの中に混ぜ込んだり、野菜ペーストの中に加えたりすると食べやすいでしょう。
シラスの苦味はお湯やだし、スープではあまり薄まらないので、他の食材と一緒に食べさせると味がごまかせて、離乳食期の子どもでも食べやすい味になります。
与える量には気をつけよう
シラスは離乳食初期から食べさせられる、安心できる食材の一つ。ただし最初からたくさん食べさせるというのは危険。
離乳食期の子どもに初めての食材を食べさせるときは、ひとさじから始めて、様子を見ながら少しずつ量を増やしていくのが基本です。
生まれて初めての食材を食べるときに、食物アレルギーの反応が出ることも考えられます。また消化器官がまだ未発達な状態ですから、消化不良を起こしてしまう可能性も。1回の離乳食で食べさせる魚の量は、シラスを含めて次のとおりです。
- 離乳食初期:ひとさじ
- 離乳食中期:10~15g
- 離乳食後期:15g
- 離乳食完了期:15~20g
赤ちゃんの体にとって負担になることもあるので、慎重に食べさせるようにしてくださいね。
- 厚生労働省「離乳食ざっくりスケジュール」(https://www.mhlw.go.jp/content/000808867.pdf,2022年6月30日最終閲覧)
- 和光堂「離乳食の進め方の目安」(https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood/meyasu.html,2022年6月30日最終閲覧)










