面接はほとんどの小学校で実施される試験です。ただし、行われる面接のパターンはいくつかあり、親子での面接や親のみもしくは子供のみの面接、グループ面接など受験する小学校によって異なります。
面接では、両親と子供それぞれに質問されます。両親に対しての質問は、日常生活で子供とどのように接しているかや、子供の長所や短所など、子育てに関するものから、志望校にどれくらい足を運んだことがあるかなど多岐にわたります。
子供への質問は、家でどのようなお手伝いをしているか、悪いことをしているお友達がいたらどうするかなど、日常生活の中でのできごとが中心です。面接の所要時間は、5~15分程度のところがほとんどです。
- プレジデントFamily編集部「日本一わかりやすい小学校受験大百科 2020完全保存版」P58~59(プレジデント社,2019年)
小学校「倍率」上位5校をご紹介
プレジデント社で発行している「日本一わかりやすい小学校受験大百科 2020完全保存版」に掲載されている、倍率が高い学校の上位5校をご紹介します。入試情報を公表している学校は、数字をもとに倍率を算出しました。
倍率13.0!慶應義塾横浜初等部
慶應義塾横浜初等部が公表している入試情報をもとに2019年度の倍率を計算すると、男子が11.6倍、女子が15.1倍でした。実際の志願者数と合格者数は、以下の通りです。
- 志願者数:男子763名、女子636名
- 合格者数:男子66名、女子42名
基本情報
- 所在地:神奈川県横浜市青葉区あざみ野南3-1-3
- アクセス:東急田園都市線「江田駅」より徒歩約10分
横浜初等部が目指すもの
- 体験教育
- 自己挑戦教育
- 言葉の力の教育
慶應義塾は、1858年に創立された伝統のある学校です。横浜初等部は、満6歳から大学・大学院までの慶應義塾における一貫教育の基本となる位置づけです。ここを卒業すると、慶應義塾湘南藤沢中等部へと進学することになります。
倍率12.0!東京農業大学稲花小学校
東京農業大学稲花小学校は、2019年春に開校の新しい学校です。東京農業大学の付属校で、東京都世田谷区に創設されたこの学校は、隣接する東京農業大学の生き物や食、環境に関する研究設備を活用し、体験型学習を行うという教育内容が魅力的な学校です。
この小学校を卒業した後は、東京農業大学第一高等学校・中等部に進学します。










