吐き戻しって?枕で防止できるの?
赤ちゃんのミルクの吐き戻しで困っているという話をよく聞きます。確かに飲んだはずのミルクを吐く…ということは何か異常があるのだろうかとか、飲みすぎなのかとか色々と不安になってしまうこともあるようです。
では今回はこの疑問を解消し、吐き戻しの対策のための防止枕もご紹介していきたいと思います。
赤ちゃんの吐き戻し、なぜ起こる?
赤ちゃんは大人と比べて消化管の機能が未熟です。そのため、せっかく飲んだ母乳やミルクを吐いてしまうことがよくあるものです。吐いたものが口からだけでなく鼻から出ることもあり、見た目が衝撃的なのでママはびっくりしてしまうこともあるかもしれません。
ミルクの吐き方には2種類あります。口の端から「たらっ」と吐く程度なら嘔吐ではなく「いつ乳」と呼ばれる赤ちゃん特有のもので、心配はありません。
「がばっ」とたくさん吐く場合でも、授乳の度に毎回大量に吐くのではなく、吐いたものが母乳やミルクの色で、赤ちゃんの機嫌も良くお腹が張っていない状況なら心配をせず様子を見ても大丈夫です。
ただし新生児が授乳の度に大量に吐き、体重も増えない場合には幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)という手術が必要な病気である可能性もあります。小児科を受診しましょう。
おすすめの吐き戻し防止枕
吐き戻しを防止するためには、赤ちゃんの頭を少し上げておく方法が有効です。
そんな時に役に立つ吐き戻し防止枕をあげてみます。
洗える6重ガーゼ スリーピングピロー
さまざまなベビー用品がラインナップされているサンデシカから、10度の傾斜がついた枕です。頭だけではなく背中にも当たるように赤ちゃんを乗せて使うものです。
ピローカバーもさまざまなものがあり、お子さんの性別やママの好みで色々選べます。枕もよだれなどで汚れやすいので「洗える」というのもうれしいポイントですね。
ベビーまくら
低反発素材でできた、赤ちゃんの頭部に優しい枕。頭をしっかりと支え、吐き戻しを防いでくれます。
ファルスカ ベッドインベッドフレックス
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枕とは少し違いますが、ベッドインベッドという商品を紹介します。
こちらも背中に傾斜のクッションがついていて、吐き戻し防止の仕様にも変更できたり、お出かけの際に持っていってベットとして使用したり、補助椅子にもなる優れものです。形を変える事で、最長5歳までお使いになれます。
長く使えるものを選んで
赤ちゃんの吐き戻しは、初めて見たときはびっくりしてしまうものです。しかし赤ちゃんは母乳やミルクを飲み過ぎてしまった時や、げっぷが上手く出なかった時など吐き戻してしまう場面も多いですね。
少しでも吐き戻しを減らしたい、という時には吐き戻し防止枕を使ったり、自宅のバスタオルを使ったりして一工夫してみると良いかもしれません。
一方で赤ちゃんのそばに枕を置いておくことはSIDS(乳幼児突然死症候群)予防の観点から良くないとする声もあります。万が一でも赤ちゃんが枕によって窒息することがないよう、ママが眠る時など目を離す場合には、枕を使用しないことも安全策です。