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監修:清水なほみ

【医療監修】エコー写真を妊娠の経過別に紹介!写真の見方や性別の見分け方

PIXTA

妊娠3ヶ月にあたる妊娠8週目~妊娠11週目のエコー写真です。黒い袋の中にしっかりと赤ちゃんの姿が確認できますね。この頃になると、赤ちゃんの心拍確認ができるようになり、胎芽から胎児と呼ばれるようになりなります。10週以降の超音波検査では、手足の運動を確認できるようになります。

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出典元:
  • 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん育児 妊娠・出産」P20~21(学研プラス,2017年)
  • 日本産科婦人科学会(監)「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」P24~25(リクルートホールディングス,2015年)
  • 広尾レディース「妊娠3ヶ月」(http://www.hiroo-ladies.com/sanka/maternity/maternity03.html,2018年6月12日最終閲覧)

妊娠4ヶ月(妊娠12週~妊娠15週)のエコー写真

社内の人に借りて撮影 ©ママリ

妊娠4ヶ月にあたる妊娠12週目~妊娠15週目のエコー写真です。この頃の赤ちゃんは、頭と体の部分が区別され内臓の形成はほぼ完成します。

エコーをしているときに手足を動かしている姿や、場合によってはおしっこをしている姿を確認することができます。この頃のエコー写真は全身が映る貴重な時期です。

社内の人に借りて撮影 ©ママリ

この時期になると、3Dや4Dエコーで赤ちゃんの様子を確認する病院もあります。まだ赤ちゃんが小さく、へその緒まではっきりと確認することができます。頭と胴の区別ができて人間らしい形になっていますね。

上の写真は4Dエコーの写真です。病院では動画で赤ちゃんの動きを確認することができます。

出典元:
  • 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん育児 妊娠・出産」P20~21(学研プラス,2017年)
  • 日本産科婦人科学会(監)「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」P24~25(リクルートホールディングス,2015年)
  • 広尾レディース「妊娠4ヶ月」(http://www.hiroo-ladies.com/sanka/maternity/maternity04.html,2018年6月12日最終閲覧)
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妊娠5ヶ月(妊娠16週~妊娠19週)のエコー写真

社内の人に借りて撮影 ©ママリ

妊娠5ヶ月にあたる妊娠16週目~妊娠19週目のエコー写真です。この時期になると性別がわかることがあります。

妊娠5ヶ月になるとエコー写真で映し出される部分は、胆嚢よりも赤ちゃんの方が多くなってきます。赤ちゃんが向く方向によっては性別がわかったり、表情がエコー写真でしっかり見えたりと楽しい時期です。

【医療監修】妊娠5ヶ月の妊婦と胎児の様子。胎動を感じる時期や赤ちゃんの性別

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出典元:
  • 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん育児 妊娠・出産」P20~21(学研プラス,2017年)
  • 日本産科婦人科学会(監)「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」P24~25(リクルートホールディングス,2015年)
  • 広尾レディース「妊娠5ヶ月」(http://www.hiroo-ladies.com/sanka/maternity/maternity05.html,2018年6月12日最終閲覧)

妊娠6ヶ月(妊娠20週~妊娠23週)のエコー写真

社内の人に借りて撮影 ©ママリ

妊娠6ヶ月に入ると赤ちゃんの外見は新生児に近づきます。頭蓋骨や脊髄、肋骨といった骨がかたくなり骨格がしっかりしてくるでしょう。

上の写真は妊娠20週くらいのときのエコー写真です。この頃になると、エコー写真でも赤ちゃんの背骨がはっきりと見えるようになります。赤ちゃんは成長し、エコー写真に全身が納まらないくらいまで大きくなっていることがわかります。

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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