食事の面で パートナーを支えよう
授乳は簡単に慣れるものではない。このガイドを参考に、赤ちゃんが正しい位置でおっぱいを飲んでいるかをパートナーのためにチェックしてあげよう。
また、パートナーがしっかりと食事をとっているか、手元に水がある状態で授乳しているかをチェックするのもパパの役目だ。
哺乳瓶を使っている場合は、瓶の消毒や食事の準備、あるいは赤ちゃんにごはんをあげる担当を引き受けて、パートナーを支えてあげよう。
変色していく おむつに注意
生まれて一週間の間で、赤ちゃんの便の色は変わっていく。
この現象に対して不安を抱える人もいるが、心配はいらない。むしろこれは、授乳がうまくいっている証拠なのだ。
生まれて間もない子供のウンチは、黒くてあんみつのように粘り気がある。しかし、3、4日経つとだんだんゆるくなっていき、色も緑っぽくなっていくのだ。そして、さらにミルクの消化が始まると、茶色っぽいからし色に変化していく。
赤ちゃんと つながっていよう
赤ちゃんとつながりを持つことは、長期的な身体・精神的な健康と幸せに大きく関係してくる。
起きている間はとにかく話しかけてみよう。内容はなんだっていい。赤ちゃんは生まれた瞬間からパパの声を認識できるのだ。
また、赤ちゃんは視界が23cmほどしかないので、話しかけるときはなるべく顔を近づけよう。そして、しっかりと抱きしめて、赤ちゃんが発する様々な音を楽しもう
パートナーを サポートしよう
出産後、あなたのパートナーは、身体的・精神的負担から徐々に回復していく。しかし、母乳を出すために必要なホルモンの急激な分泌やエンドルフィンの減少も同時に起こるため、実際は、生理前になりがちのイライラが、さらに悪化した形で表れていることになる。
したがって、あなたのパートナーが突然泣きだしり、叫んだり、チョコやハグを欲するようになったとしても、それはまったくもって自然なことと言えるだろう。
彼女がきちんと食事をとっているかをチェックして、なるべく長くリラックスできるように配慮してあげよう。
訪問客を制限しよう
赤ちゃんが生まれると、その顔をひと目見ようと、大勢の人が家に押しかけてくるものだ。しかし、知らない人に次々と抱っこされることは、赤ちゃんのストレスの原因となってしまう。
そこで、出産前から家族や友達には、遊びに来るときは事前に連絡をいれてほしいということを伝え、また時間も1時間までと制限しておこう。
また、 遊びに来る人たちには、レンジで温めれば食べられる、夕食代わりになるものを持ってきてもらったり、洗い物を頼んだりしよう。
どんなに小さなことでも、手伝ってもらうことで、あなたとパートナーの負担はグッと減ることだろう。
TEXT: Adam Daly-Gourdialsing
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2014.12.23UP(FQ UK)
2015.1.8UP(FQ JAPAN)
-------------------------------------