赤ちゃんのペースで授乳していると、間隔が全くあかないうちに次の授乳になってしまい、息をつく暇もありませんよね。
双子育児の場合は、赤ちゃんそれぞれのタイミングに合わせるのではなく、ママの授乳のタイミングで二人同時に飲ませてしまいましょう。赤ちゃんを両脇に抱え、クッションなどで固定すれば、二人同時に授乳できるようです。
ミルク育児の場合も、二人の赤ちゃんに向かい合って座り、両方の手に二人の赤ちゃん用のミルクを持って飲ませます。同じタイミングで飲ませれば次にお腹が空くタイミングもほぼ一緒になるので、授乳の時間にリズムができやすいでしょう。
2.生活リズム・睡眠リズムを整えましょう
双子育児に限らず、一人育児の際も同じことが言えますが、赤ちゃんになるべく早い段階で生活リズムを身につけさせれば、睡眠リズムも整いやすくなります。
新生児のうちから朝は7~8時ころ、夜は20~21時ころと決まった時間に起こして寝かせるようにすれば、赤ちゃんの生活リズムが整いやすくなり、ママも寝る時間を確保できるようになります。
二人同時に寝かせるのは大変ですが、旦那さんや家族の方に手伝ってもらえる場合には協力をお願いし、寝かせるようにしていきましょう。
3.お風呂は旦那さんにも協力してもらいましょう
双子の赤ちゃんをお風呂に入れる際は、準備をしっかり行ってから入れましょう。入浴後のバスタオルや着替えなどはスムーズに出来るように広げておくことが大切です。
赤ちゃんと一緒にママもお風呂に入ってしまえれば楽ですが、2人の赤ちゃんに対応しながら自分のこともやるというのはなかなか難しく、風邪を引く原因にもなります。
ママは赤ちゃんが寝てしまった後に1人で入ることができるとゆっくりできますね。旦那さんがいる場合は、入浴は旦那さんに任せてママは赤ちゃんがお風呂から出てきた後のお世話に専念するなど、夫婦で役割分担できるといいですね。
4.離乳食は手を抜ける部分は抜きましょう
離乳食は全てを手作りにしようとすると辛くなってしまいます。適度に市販のベビーフードを取り入れるなど、手を抜けるところは抜いていきましょう。
同じお皿、同じスプーンで二人の赤ちゃんに交互に離乳食を与えることもできますが、それぞれの赤ちゃんが食べた量は把握できるようにしておきましょう。
5.外出時のコツや便利グッズを紹介
双子育児の場合、外出も大変ですよね。双子用のベビーカーは必須です。二人乗り用のベビーカーは、一人乗り用よりも大きく小回りが利かず大変ですが、一台は持っておきたいですね。
縦型と横型、それぞれメリット・デメリットがありますので、生活環境に合わせて購入しましょう。
6.洗濯はこまめに行いましょう
双子育児の場合、洗濯物も二倍になります。乳幼児期の赤ちゃんは特に毎日何度も服を着替えるので、あっという間に洗濯物が溜まってしまいがちです。
洗濯はこまめに行い、ある程度成長してきたら大人の服と一緒に洗ってしまいましょう。赤ちゃんの肌にトラブルが出る場合には皮膚科に相談し、低刺激の洗剤を使いましょう。
7.ママの心は「なんとかなるさ」という余裕を持って
赤ちゃんはよく泣くのが当たり前ですが、双子育児になると、ぐずりの連鎖が起こる場合もあり、ママとしては精神的に追いつめられてしまうこともあるでしょう。
無理に泣きやませようとするのではなく、泣きつかれれば寝てしまうといった心持ちで大丈夫です。生後半年を過ぎればずっと泣き続けるといったことも減ってきます。今だけという気持ちで過ごしましょう。
二人の赤ちゃんを同時に抱っこするのが難しい場合は、自動で揺れてくれるベビーチェアなどを活用するのもおすすめです。ママの心にゆとりがあることは、育児の中でとても大切なことですね。









