イヤイヤ期の歯磨き、どうやって乗り切った?
2歳前後から始まる第一期の反抗期、イヤイヤ期。食べるにも、着替えるにも、全部「嫌!」となってしまって、ママもぐったりしてしいますよね。特に困るのが、生活に不可欠なこと。その一つに歯磨きがあります。
生活習慣として必要不可欠な歯磨き。毎日あるにも関わらず、嫌がる子も。子供もママもうんざりする時間になってしまっていませんか?
まずは改めてイヤイヤ期とはに触れ、有効な対策を紹介しますので、ぜひ今日から実践してみてくださいね。あんなに嫌がっていたわが子がの態度が急変するかもしれません。
イヤイヤ期とは
だいたい2歳位からはじまる、イヤイヤばかりが起こる時期のことです。「第一反抗期」と一般的に呼ばれています。この時期にあてはまる2歳児を「魔の2歳児」とも言います。
ママには反抗しているように見えますが、子供からすれば立派な自己主張をしているだけで、でもまだはっきりと気持ちを伝えられないためにイヤイヤが起こってしまうわけです。
筆者自身にもありますが、うまく乗り越えようにも忍耐力を駆使してるつもりでもやっぱり子供にイライラし、きつくあたってしまうこともあり「イヤイヤ期なんて無ければいいのに」なんて思います。
でもこうやって子供もママとぶつかり合いをしながら、人には気持ちがあること、人の話しを聞くことなどを知り、セルフコントロールを覚えていく大事かつ必要な時期なのです。
- ユニ・チャーム他「成長に合わせて乳歯を守ろう 」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/eisei/advice/015/index.html)
- 母子衛生研究会「Part2 赤ちゃんの発育発達と親子あそび 2歳頃の子ども」母子衛生研究会(http://www.mcfh.or.jp/jouhou/sodachi/2sai.html)
イヤイヤ期に歯磨きをさせる際の接し方のコツ
そんなイヤイヤ期真っただ中の、歯磨きを嫌がる子供への接し方のコツやこの時期の子供の歯についてまとめましたので紹介いたします。
この時期の歯は…
個人差はありますが、2歳をすぎると上下に奥歯が生えてきます。奥歯は複雑な形をしたものが多く、食べかすが残ったり、歯ブラシが届きにくかったりするので、磨き残しが多くなってしまいます。
2歳のお口のケアはとても大切なのです。とくに唾液の減る夜に虫歯菌が増殖しやすいので、夜寝る前の歯磨きが一番重要になります。
2歳児の歯磨きのコツ
自分で磨くのも、ママに磨かれるのも、どちらもイヤ!という子供が多いのではないでしょうか。ここはママが辛抱強く、人形などに歯みがきをさせるまねをして見せたり、歯みがきへの興味を持たせる工夫をしていきましょう。
わが子の場合はごろんと寝る行為が嫌いなので、座らせて口を開けさせるとごきげんを損ねないことが多いです。最近では、歯磨きの絵本を読んで「歯磨きしないと口が虫だらけ!あ、ここに虫がいる!歯磨きして虫ペっ、しに行こう」と誘います。
歯磨きの絵本などを読んであげて、虫=怖い、と理解できるようになると慌てて歯磨きについてきてくれるかもしれません。
- ユニ・チャーム他「成長に合わせて乳歯を守ろう 」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/eisei/advice/015/index.html)
- エンパワーヘルスケア「2歳児の歯に、日々の生活ですぐに実践できるケア方法まとめ」 EPARK歯科(http://haisha-yoyaku.jp/docs/hamigakids/column/tooth-age2.html)
- デンタルオフィス世田谷公園「子供(赤ちゃん、幼児)の歯磨き」デンタルオフィス世田谷公園(http://www.dentaloffice-setagayakouen.com/kids03.html)
イヤイヤ期の歯磨き、これで乗り切った!体験談
イヤイヤ期の歯磨きを乗り切ったお母さんの体験談をご紹介します。
言葉がけをした
まずは、言葉がけによって成功した例を紹介します。
体験談①大好きなものが食べられなくなる!
我が家では説得(脅し?)してます。
「じゃぁ、歯磨きしなくていいよ!!でも歯磨きしないと寝てる間にバイキンマンが来て歯を食べちゃうよ!かわいそうに、もう大好きなチョコもアイスも食べられないね…」 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
好きなものが食べられない!というのは大人であっても大変。子供にとってはなおさらです。効き目がありそうですね。
体験談②バイキンマンに食べられちゃう
「歯磨きしないとバイキンマンが○○ちゃんの歯を溶かして食べちゃうぞー!そして○○ちゃんもバイキンマンになっちゃうぞー!」と言ってやってました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
バイキンマンが歯を食べちゃうだけでなく、本人がバイキンマンになっちゃうぞ!という怖い言葉です。イヤイヤ期にはちょっと怖く思うくらいのほうが効くのかもしれません。
グッズで!
次に、いろいろな歯磨き対策グッズを使った例を紹介します。
体験談③本を使う
本屋さんで見つけた歯磨きの本を利用。プラスチックの歯ブラシが付いていて、ボタンを押すと音楽が鳴ります。
プラスチックの歯ブラシで本をこするとキュキュと歯を磨く音もしました。音楽に合わせて楽しく磨けました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
歯磨きをうながす本を用いた例です。やはり歯磨きを嫌がるお子さんは多いので、歯磨き関連の本もたくさん出ています。試しに、本屋さんで見てみてください。
体験談④お気に入りのぬいぐるみを使う
お気に入りのぬいぐるみの歯を磨く(ふりをする)『次はだーれ??』子供は飛んできました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
2歳を過ぎると、ごっこ遊びもたくさんするようになります。それに伴い、大好きなぬいぐるみが決まってくる子も。いつも一緒の大好きなぬいぐるみが歯を磨くなら、自分も~!となってくれやすいかもしれません。自主的にやってくれれば、それが一番ですね。
体験談⑤DVD&テレビを使う
DVDにキティーちゃんの歯磨きのお話があり、それをじっくり見ている時があるのでそのお話をします。
それには虫歯になって痛くて泣いている子(トレーシーというたぬき?の子)が出てきて子供にとっては衝撃的なのかしっかり覚えています。
歯磨きを嫌がった時に「トレーシー見たいに痛い痛いになっちゃうよ」と言うと「いや~」と言って磨かせてくれます。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
歯磨き対策のお話のDVDの他、NHK教育でも歯磨きのシーンのある番組はたくさんあります。好きなキャラクターが磨いていたり同じ年代の子が磨いている姿を見たりすると、自分でやりたがってくれる可能性も。
いろいろな方法を試して、子供に合った方法を探そう
いかがでしたでしょうか。今日からでも実践してみたくなりませんでしたか?
歯磨きは嫌でも毎日必ずしなければいけない大切な生活習慣です。万が一虫歯になってしまったとき、まだ小さな子供に歯医者さんで治療させるのは大変。そうならないためにも、どのように取り組んだら子供が喜んでくれるのかを考え、素敵なスキンシップの時間にしましょう。
次第におりこうさんに仕上げ磨きをさせてくれるようになるのではないでしょうか。こちらをぜひ参考に、お子さんに合ったやり方をみつけて下さいね。