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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠5週目は胎嚢確認ができるようになる時期。妊婦に出やすい症状と胎嚢の様子

PIXTA

  • 問診
  • 尿検査
  • 体重や血圧測定
  • 内診

問診では、最終月経や過去の妊娠、出産、流産、中絶の経験の有無などを問われます。最終月経がいつだったかによって出産予定日を算出するため、最終月経開始日や生理周期などをあらかじめ確認しメモしておくとスムーズに診察を受けることができます。基礎体温を記録している場合は、基礎体温表を持参するとよいでしょう。

内診では医師が膣の中に指を入れて、もう片方の手をおなかにあて、子宮の位置や形、柔らかさなどを診断します。また、経膣超音波検査で子宮内の胎嚢の有無を確認します。

出典元:
  • 竹内正人(監)「最新版この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P20-21(朝日新聞出版,2016年)
  • 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」P26-27(学研プラス,2017年)
  • ジャスミンレディースクリニック「妊娠の確認」(https://jlc.tokyo/examination/15.html#pregnancy02,2018年7月31日最終閲覧)

妊娠5週目の胎児(胎芽・胎嚢)の様子

エコー PIXTA

妊娠5週目に入ると子宮内に胎嚢を確認することができるようになります。妊娠5週目の胎児の様子をご紹介します。

胎嚢の大きさ

胎嚢とは、赤ちゃんを包んでいる袋のことです。胎嚢の大きさには個人差はありますが、妊娠5週から6週にかけて子宮内に16mm程度の胎嚢が見えるようになります。

胎嚢が確認できると異所性妊娠(子宮外妊娠)ではないと判断され、6週になると胎嚢内に胎児の芽である胎芽が見え始めることもあります。

体の部位が作られ始める

赤ちゃん自身の大きさはまだ2~3mmほどで、超音波検査でも姿を確認することはできないもののしっかりと成長しています。

妊娠5週目に入ると、脳や脊髄をはじめ目や耳、鼻といった体の各部位が形成されるようになります。妊娠7週頃には手足や心臓、血管などの形成も始まります。

【医療監修】胎嚢(たいのう)とは?確認方法と時期や大きさの目安を解説

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「胎嚢(たいのう)」とは妊娠4週後半から5週ごろに確認される赤ちゃんのため…

出典元:
  • 西村ウイメンズクリニック「妊娠週数と胎嚢、胎芽の大きさ」(http://www.ivf-nishimura.or.jp/contents/pregnancy/,2018年7月19日最終閲覧)
  • 愛和レディースクリニック「妊娠」(http://www.aiwa-ladies.com/pregnancy.html,2018年7月19日最終閲覧)
  • 井上裕美(監)「病気がみえる産科vol.10」P6.7(メディックメディア,2014年)
  • 日本産科婦人科学会「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本」P9(リクルートホールディングス,2015年)
  • 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」P20.21(学研プラス,2017年)

妊娠5週目の注意点

妊娠初期 PIXTA

妊娠5週目はまだ胎児の心拍が確認できない時期のため不安に感じる方もいるでしょう。妊娠5週目の注意点についてご紹介します。

乗り物(車・自転車)

妊娠中でも車の運転はしても問題ないとされています。安全運転を心がけ、体調がよくない日は運転しないようにしましょう。自転車での走行は、転倒してしまう可能性があるため妊娠中は避けた方がよいでしょう。

ひとりでも普通に運転してました(¯•ω•¯)
2時間とかも全然ありましたよ!
悪阻があれば
しんどいと思いますが。。
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記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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