おりものが増える
もともとおりものが少ない方ではなかったのですが、14週になった途端突然水っぽくて大量のおりものが出るようになりました。
今日検診だったので先生に聞くと、お腹の中に羊水はたくさんあるし、出続けている感じがなければ破水とかではなくておりものが増えているんだと思うと言われました。

妊娠中はホルモンの影響でおりものの量が増えます。卵白のようなおりものが継続的に出ることがありますが、おりものシートを使用する、こまめに下着を取りかえるなどして清潔にするようにしましょう。
しかし、中には感染症を疑うようなおりものがあります。黄色や黄緑色で鼻をつくようなにおいのするおりものが出た場合は病院に相談するようにしましょう。
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P42.43(朝日新聞出版,2016年)
- 荻田和秀(監)「らくらくあんしん妊娠・出産」P56.57.58(学研プラス,2017年)
- ドクターウイリアム・シアーズ(著)他「シアーズ博士夫妻のマタニティブック」P167.168(主婦の友社,2014年)
- 日本産科婦人科学会(監)「Baby+お医者さんがつくった妊娠・出産の本 妊娠BOOK」P31(リクルートホールディングス,2015年)
- 国立成育医療研究センター(監)「国立成育医療研究センターのマタニティブック」P20(ベネッセコーポレーション,2015年)
妊娠14週目の胎児の様子
妊娠14週目に入ってくると、胎児の頭からお尻までの長さ(頭殿長)が約85mm、体重が50gほどに成長します。胎児は首の発達や外性器の形成などさらに成長を遂げます。
首が発達してくる
妊娠14週になると、胎児の首が発達してきます。それまでは肩の上に頭が乗っているように見える状態でしたが、首が発達することによって首で頭を支えるようになります。首の発達によって、さらに人間らしい姿へと成長していきます。
呼吸の練習を始める
妊娠14週目には、胎児がおなかの中で呼吸をする練習や羊水を飲み込む練習を始めます。胎児が飲み込んだ羊水は、消化器管内で消化の練習に使われ、体外に排せつされます。
呼吸の練習が始まるとしゃっくりがでることもあるでしょう。
機敏に動くようになる
胎児は妊娠14週目も急成長をしています。この時期になると、自ら頭の向きを変えたり口を開けたりするなど機敏な動きをするようになるでしょう。
また、手指を動かして曲げるといった高度な動きができるようになるのもこの時期です。
- A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」P71.72.73(永岡書店,2006年)
- ドクターウイリアム・シアーズ(著)他「シアーズ博士夫妻のマタニティブック」P165(主婦の友社,2014年)
妊娠14週の過ごし方