不器用だけど心の温かい主人公が、男手ひとつで少女を育てるストーリー。
りんとの時間を作るために仕事のキャリアを諦めたり、電車に乗って遠方の保育園へ預けるのに苦労したりと、働くママのあるあるも満載といえるかもしれません。
⑤永遠の0
将来の進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争で零戦パイロットだったという祖父のことが気になり、かつての戦友たちを訪ねる。
そして、天才的な操縦技術を持ちつつも「海軍一の臆病者」と呼ばれ、生還することに執着した祖父の真実の姿を突き止める…。
- 制作:2013年
- 監督:山崎貴
- 主演:岡田准一
祖父の歴史を調べる孫の視点にたち、現代と過去を交錯させながら進むストーリーに思わず引き込まれます。
家族がずっと一緒にいられるのが当たり前ではなかった戦時中だからこそ、家族を思うシンプルな思いにじんとさせられます。
⑥映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
春日部に突如誕生した「20世紀博」。そこは大人たちの子供時代、70年代の暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれるテーマ・パークだった。
大人は子供そっちのけで「20世紀博」にのめり込んでいくが…。
- 制作:2001年
- 監督:原恵一
アニメ映画ですが、パパやママが共感できるポイントがたくさん詰め込まれたボロボロ泣ける1本。
昔を懐かしむことにとりつかれた大人たちを、子供たちが必至で取り戻そうとする様子に感動します。
⑦マリと子犬の物語
ある日石川家に、生まれたばかりの子犬がやって来る。
役場に勤める父の優一は、幼いころに母を亡くした兄妹が子犬に「マリ」と名付け、かいがいしく面倒をみる様子を見守っていた。
やがてマリは成長し3匹の子犬を生むが、大きな地震が家族を襲う…。
- 制作:2007年
- 監督:猪股隆一
- 主演:船越英一郎
新潟県中越地震に実話をもとに映画化された作品です。
地震で無人になった村に取り残されながら、必死でわが子を守る母犬の強さに心が震えます。
さまざまな形の「家族」について考えさせられる
今回取り上げた映画の中の「家族」の形はさまざまでした。血がつながっていなかったり、母親を亡くしていたり、戦争で離れ離れになっていたり…。
でもどんな家族にも共通するのは、お互いを想う無償の愛。家族愛の素晴らしさを改めて実感することうけあいです。ぜひ観てみてくださいね。









