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約8割のママは「ママをやめたい…」と思ったことがある。そんなママに届けたい映画

子供が生まれた瞬間から、待ったなしで始まる子育て。ときには、休みのない子育てがつらく「ママをやめたい」と思った経験はありませんか。株式会社インディゴ・フィルムズがアンケートを行ったところ、多くのママが「やめたい」と思ったことがあると回答。そんなママに、今回はドキュメンタリー映画『ママをやめてもいいですか!?』を紹介。すべてのママへ感謝と元気、希望を届けたいという願いのもと作られたこの映画で、少しだけリフレッシュしてみませんか。

株式会社インディゴ・フィルムズ

「ママをやめたい」は8割のママが思う

累計90万人を動員したドキュメンタリー映画、『うまれる』シリーズの第4弾となる『ママをやめてもいいですか!?』を製作した株式会社インディゴ・フィルムズは、今回の映画の制作をするにあたり400人のママを対象にアンケート調査を実施。

その結果、8割のママが「ママをやめたいと思った経験がある」という回答がありました。

「ママをやめたい」と思ったことがあるママは多い

怒り PIXTA

子供をお世話し続けることは大変なことですよね。乳幼児であれば24時間関係なくお世話しなければいけませんし、年齢が上がるとイヤイヤが始まることも。ママをやめたいと思うことは決して珍しいことではないと思います。

ママリでもこのような投稿がありました。

最近夜になるとイライラが半端なくて子育てやめたい独身に戻りたいしか思えなくなりました。

昼間は上の子も保育園いってるし気持ちは落ち着いてます。

独身いいな…
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ
気持ちが沈んでいます。

特に何かあったわけではないのですが、
ここ最近ずっと頭の中は
子育てやめたい、
子育てから逃げたい、
母親やめたい、
ばかり考えています…。
両家は遠く、来月初めて一時預かりを利用するのでそれを励みに何とか1日1日やり過ごしていますが気力が持ちそうにありません…。
娘の成長や笑顔を見ると嬉しいのですが、
辛いと思う事の方が多いです…。
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子育てやめたい
あーあ一人になりたい
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自分でもよく分からないけれど、気持ちが沈んでしまうことは筆者もよくあります。子供はすごくかわいいし大好きなのに、なぜかイライラしてしまうことも…。

周囲のママや独身の友人と自分を比べ、自己嫌悪になることも毎日のようにあります。比べても意味がない、自分は自分だと言い聞かせても、隣の芝は青く見えてしまうものですよね。

子育ては幸せな瞬間が数多くありますが、それ以上につらいこともあります。パパや家族の協力があっても、ママが感じる責任や孤独感、つらさを全て理解してもらうことは難しいことだと筆者も感じています。

すべてのママが元気になるドキュメンタリー映画『ママをやめてもいいですか!?』

株式会社インディゴ・フィルムズ

すべてのママへ「感謝」と「元気」「希望」を届けたいという願いのもと、大ヒットしたドキュメンタリー映画『うまれる』シリーズ。手がけた監督・スタッフが再集結して作られたのが、今回紹介する『ママをやめてもいいですか!?』です。

これまで映像作品ではほとんど語られることがなかった「ママの子育て」にスポットをあて、産後うつや夫婦のすれ違いなど、子育ての苦労と喜びのありのままを映画にしたドキュメンタリー作品となっています。

映画の公開日は2020年2月29日予定。ホームページでは予告編を見ることができますよ。

ストーリーを紹介

株式会社インディゴ・フィルムズ

この映画では育児に悩みながら奮闘し、子供を愛するさまざまなママたちの物語を収録しています。この映画の主役はママ。さまざまな背景を持つママたちの物語は、共感できる部分がたくさんあります。

ドキュメンタリー映画というと、主役に主軸が置かれるのが当たり前。しかし、この映画の場合は産婦人科医や助産師の解説も交えながら進んでいくので、ただのドキュメンタリー映画とはまた違う視点で見ることができますよ。

ナレーションは俳優の大泉洋さん

2010年に映画化された『うまれる』では、つるの剛士さんがナレーションを務め、2014年放映の『ずっと、いっしょ。』では樹木希林さんが担当。

今回の映画はママが主役の内容ではあるものの、子育てにおいては男性パートナーの存在がとても重要という考えのもと、子育てに理解があり、実際に子供を持つパパでもある大泉洋さんが抜擢されました。

大泉洋さんはこの映画を観て、次のようにコメントしています。

映画を観たとき、一人の父親としてとても感動し、
お母さんと子どもの不器用な心の交流に、涙しました。

本当にお母さんたちは頑張っている!

愛情はどんなことがあっても伝わるはず。
完璧なお母さんになる必要はないし、
少しでも負担を軽減して、 楽しい子育てができるように願うばかりです。 ※1

大泉洋さんの独特な深みある声がこの映画の雰囲気にとても合っているように感じます。どのようなナレーションになるのか、今からとても楽しみですね。

監督、豪田トモさんからのコメント

株式会社インディゴ・フィルムズ

監督の豪田さん自身は、この映画に関わるまで産後うつについてあまり知らなかったそうです。しかし、取材を通して産後うつに限らず多くのママが人知れず育児に悩み、孤独を感じていることを知ったのだとか。

ママの孤独に寄り添い、笑顔を届けたいという使命感にも似た感情からこの映画作りがスタートしたと語る豪田さん。重いテーマだからこそ、明るく笑える要素を多く取り入れるように心がけたそうです。

子育て中のママは、頑張るあまりについ力が抜けなくなってしまうことも。うまくガス抜きができれば良いのですが、なかなかそうもいかないですよね。笑いながら共感できるこの映画は、子育てに奮闘するママにぴったりな映画だと思いました。

ママをやめたいと思うのは自分だけじゃない

株式会社インディゴ・フィルムズ

子育てをしていると「こんなに苦しいのは自分だけなのだろうか」と思うことがあると思います。周りのママがキラキラして見えたり、かわいいわが子なのに素直にかわいいと思えなかったり。

子育てはうれしいこと、楽しいことと同じくらい苦しいことの連続です。「ママをやめたい」と思うことは決して悪いことではないし、ママなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

日々の子育てに疲れてしまった、今まさに「ママをやめたい」と思っているママにこそ、ぜひこの映画を見てほしいなと思います。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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