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夫がハマったのは“不倫常習犯保育士”「今すぐ別れて!」怒り心頭の妻|夫が保育園の先生と不倫していた話

夫から突然突き付けられた「新しい良い人を見つけた方が幸せになれる」という言葉。信じていた家族の姿は崩れ去り、さらに夫は「実は女がいる」と不倫を告白。動揺しながらも夫のスマホを覗いた彩乃が目にしたのは、娘の保育園の先生との写真。信じがたい裏切りの真実が明らかになり、夫は逆に不倫相手を庇い始めます。子どもの笑顔を守りたい気持ちと、裏切られた怒りの狭間で揺れる彩乃の心は、深い孤独に沈んでいきました。『夫が保育園の先生と不倫していた話』をごらんください。

Ⓒママリ/画像の生成にAIを使用しています

🔴【第1話から読む】「他の良い人を見つけたほうが…」夫から突然の離婚勧告、一体なぜ?

夫の朝帰りが続く中、彩乃は不安を募らせていた。お盆休みを共に過ごし信じ直そうとした矢先、夫から「新しい良い人を」と離婚を仄めかす言葉を告げられ、彩乃は絶句した。

離婚を仄めかす夫の告白

離婚 PIXTA

「俺みたいなバカと一緒にいるよりも新しい良い人を見つけた方が幸せになれるよ」

楽しかったお盆休みから一転、深夜のリビングで夫から突き付けられた言葉に、私は絶句していた。そんな私の様子を気にかけることもなく、夫は続けた。

「さっき送ってきた心配のメッセージも、見てて可哀想になった。彩乃が家事・育児に縛られてて、可哀想……」

私の言葉選びも悪かったかもしれない。ただ、夫は私の本心からの心配のメッセージに同情を示し、またその口調から呆れさえ感じているようだった。暗に別れたいような言葉と呆れられたような態度に、頭が真っ白だった私も急に不安を覚えた。真っ先に浮かんだのはやはり、このお盆休み中も眩しい笑顔を見せていた子どもたちだった。

「……離婚、したいの?子どもたちのためにも、私は離婚したくないから」

不安で折れそうな心をなんとか保ちながら、私なりに毅然と夫に意思を伝えた。すると目の前の夫が、深く息を吸って意を決したような表情で再び口を開いた。

「もう、正直に言うけど女がいる。別れようとして連絡無視したら『遊ばれたって言いふらす』って言われて……。俺もどうしていいか分からない……」

夫からの不倫の告白に、胸の奥が締め付けられるのを感じた。夫婦も色々あるから、愛想尽かされて離婚する可能性も漠然と考えることはあった。でも、よりにもよって夫の不倫がきっかけでなんて、思いもしなかった。昨日までの盆休みの予定の計画た準備も夫が主導だった。家族を愛している故の行動だと思っていた。不倫の事実を目の前にして、あの楽しかった思い出すら、私には嘘のように感じてしまっていた。

不倫相手の正体を知る夜

深夜 スマホ PIXTA

結局、夫婦として離婚はせず、私は夫が不倫相手と上手く別れられるまで待ち、最悪の場合、子どものために仮面夫婦を続けるということで話し合いは終わった。不倫を告白した夫は、傷心でしばらく椅子から立てない私を余所に、そそくさと寝室に向かった。

寝静まる深夜の自宅の沈黙。不安や夫に裏切られた哀しみが込み上げてきて、私は柄にもなくヤケ酒を飲んだ。アルコールで湧き上がる感情を麻痺させようとしたけれど、逆に我慢が緩んで涙が止まらなかった。

ひとしきり泣いた後、ふと我に返る。「今無理やりにでも別れさせないと、後戻りできなくなるんじゃ……」そんな不安に襲われ、私は夫のいる寝室に向かい、スマホを覗いた。メッセージアプリにはロックがかかっていて、やり取りの確認はできず、続いて写真アプリを覗く。するとそこには、夫と不倫相手と思われる女の写った写真が保存されていた。場所は隣県の有名な神社で、撮影日時のログは私が友人たちと会っている日時を記録していた。

「友人たちと会うのを許したのって結局……」と沸々と怒りが込み上げる中、不倫相手と思われる女の顔にどこか引っかかる私。暗がりの中の眩しい画面を、目を細めながら注視すると、その女は娘の結が通う保育園の先生・菜々だった。

庇う夫とすれ違う心

不倫 PIXTA

衝撃の不倫相手に怒りは急激に湧き上がった。私は咄嗟にその写真を自分のスマホの非表示フォルダに保存しつつ、夫を起こして追求した。

「ねぇ!スマホ見たけど、不倫相手って結の保育園の先生?何考えてんの!?今すぐ別れてよ!」

それを聞いた夫は鬱陶しいとばかりに不機嫌そうに逆ギレし出した。

「なんで勝手にスマホ見てんの?サイテーなんだけど。さっき今後のことは決めたじゃんか」

夫の冷たい言葉と態度が、怒りで昂る心の隙間をついて差し込む。しかし夫は勢いを緩めず、今度は不倫相手を庇い始めた。

「俺から彼女に声をかけたんだよ。彼女は何も悪くないし、俺は彼女が好きだ」
「妊娠してたら1人で産むって言ってて、お金じゃなくて別れて欲しいって言われてんの」
「もちろん、結と陽翔が一番大事だから財産も全部あげるし、金銭面も苦労しないようにするって」

引き下がらない夫に、私はママ友から聞いた不倫相手の菜々先生についての噂を伝えた。

「菜々先生の噂知ってる?前いた保育園で父兄とそういう関係になって辞めたって。拓也くん、まんまじゃんか!」

怯むことを期待した私だったけど、夫は気にもせずに反論した。

「ただの噂じゃんか。悪いけど、ママ友の僻みじゃないの?それに、あの子はそんな子じゃないよ。良い子なんだよ」

不倫相手を庇うその姿に、私の知っている夫の面影は微塵もなかった。返す言葉も見つからないほど、呆れ、疲れ果てていると、夫はまた深いため息を吐いて吐き捨てるように言った。

「すぐには別れられない。結は来年小学生になる。陽翔の保育園は変えればいい。来年までには何とかするから」

まるで自分が被害者かのような困り口調で話す夫。「譲歩するから……」という呆れたような内心が透けて見えて、これまでの怒りが急速に醒めて虚しくなった。黙った私に見切りをつけるようにベッドに戻る夫。私はまた、独りぼっちにされてしまった。

🔴【続きを読む】不倫相手と妻なら「不倫相手を選ぶ」残酷な夫の答えと妻の葛藤|夫が保育園の先生と不倫していた話

あとがき:裏切りの真実と、募る孤独

夫の不倫告白、そして不倫相手が保育園の先生だと知った瞬間、胸の奥が張り裂けた彩乃。夫の口から出るのは謝罪ではなく、不倫相手を庇う言葉ばかり。彼女の中に残ったのは、裏切られた怒りと深い孤独でした。子どもたちの未来を思えば、離婚という選択は軽々しくできません。それでも、この現実をどう受け止め、どう立ち向かっていけばいいのか。次回は、夫婦の間に横たわる溝がさらに深まっていく様子をお話しします。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】夫が保育園の先生と不倫していた話

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