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ダンスを習う娘がセンターに!→ママ友に流された“事実無根のうわさ話”|ダンススクールのママ友が怖い

これは、主人公・由香里が、小学2年生の娘・葵の希望で入会したダンススクールでのお話です。子どもが楽しく習い事に取り組めればとの思いで入会を決めた由香里ですが、ダンススクールのママの輪にはちょっと異様な空気が漂っていて…。『ダンススクールのママ友が怖い』第3話をごらんください。

🔴【第1話から読む】娘のダンス教室で鳴り響く“闘いのゴング”→ママ同士の干渉が怖すぎる|ダンススクールのママ友が怖い

数ヶ月後、スクールの一大イベントである発表会出演が決まり、練習が本格化。コーチから発表されたフォーメーションには、なんと葵がソロでセンターに立つ部分がありました。葵は大喜びしますが、この決定に納得できない人がいて…。

怒り PIXTA

センター・ポジションは、闘いのトリガー

入会から数ヶ月が経ち、スクールの一大イベントである地域のお祭りでの発表会出演が決定しました。クラス全体がイベントに向けて練習に熱が入る中、コーチからイベントのダンスのフォーメーションが発表されました。

そのフォーメーションを見て、私は驚きました。低学年のグループダンスの途中で、なんと葵がソロでセンターに立つ部分があったのです。私は葵の努力がコーチに認められたのだと嬉しく思いましたが、それ以上に沙織さんの冷たい視線を感じました。

葵はセンターに立てることに大喜びで、それまで以上に練習に打ち込み始めました。しかし、沙織さんの態度は最悪でした。

「コーチへ取り入った」噂が飛び交う、練習場の冷たい空気

噂 PIXTA

ある日、レッスン中にトイレに行くと、廊下で話している沙織さんたちの声が聞こえてしまいました。

「ねえ、葵ちゃん全然踊れてないのにセンターなんて、コーチに何か取り入ったんじゃない?」

それは沙織さんが悪意に満ちた噂を流している瞬間でした。沙織さんは、他のママたちにそう吹き込み、私たちへの敵意を煽っているようです。

さらに、レッスン中にも困ったことが起きました。葵がコーチが指導している振り付けをちゃんと覚えていっても、沙織さんの娘の動きが少し違うのです。本来なら沙織さんの娘が間違った振付を修正すべきシーンです。それなのに休憩中、沙織さんは私のところにやってきて、こう言いました。

「ねえ、子どもたちの動きが合ってないと思わない?ほかの子はうちの子と同じだけど、葵ちゃんだけ違うわよね?」

葵は私と一緒にレッスン時の動画を確認して、しっかりと振りを覚えていました。どう見ても、沙織さんの娘の振りが間違っています。しかし、沙織さんの取り巻きママたちはわが子に「3年生に合わせよう」と伝えていて、何も言えませんでした。

きちんと振りを覚えても努力しても、結局はボスママに従うしかなくて、嫌われたら終わり。こんなコミュニティーに所属していることがバカらしくなりました。それでも、「ここでダンスを習いたい」と言う子どものためには、我慢をするしかないのでしょうか―――。

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理不尽に耐えるか、娘の夢を守るか

悩む PIXTA

ボスママ・沙織さんの攻撃が、葵の努力と技術にまで直接介入する様子が描かれます。葵の実力によるセンター獲得が、沙織さんの支配欲を刺激してしまったようです。

由香里の「逃げたい」という切実な思いと、努力が認められない悔しさがにじむエピソードでした。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】ダンススクールのママ友が怖い

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