🔴【第1話から読む】モラ夫が単身赴任になり【目覚めてしまった】→子連れ不倫に走る親友の危うさ|子連れ不倫する親友
弁護士を立てて離婚を成立させた真由。不倫相手は去ったが、自立への道を歩み始める。厳しい言葉をくれた奈美恵に感謝を伝える真由と、それを受け入れる奈美恵。二人の絆は、以前よりも強く確かなものとなり―――。
離婚に動き出した友人
あれから、真由は驚くほどのスピードで動き出しました。 姉の紹介で離婚問題に強い弁護士を雇い、不倫相手とは「離婚が成立するまで会わない」という約束を交わしたそうです。
もちろん、モラ夫との離婚は一筋縄ではいきませんでした。
元夫は単身赴任中にも関わらず家に戻ってきて、罵詈雑言を浴びせたそう。しかし、その場ですぐに弁護士が間に入り、これまでのモラハラの証拠(真由が隠して持っていた録音データや、私が以前見た暴言の証言)を突きつけると、形勢は一気に逆転しました。
彼と別れたけど、友人はすっきりした顔だった
数か月後。 正式に離婚が成立したという報告を受け、私は真由と久しぶりに会いました。 カフェに現れた彼女は、独身男性との甘い時間にうつつを抜かしていたころの派手なメイクではなく、以前のような、でもどこか芯の強さを感じさせる晴れやかな顔をしていました。
「奈美恵、あの時は本当にごめんね。ひどいこと言って」
「いいよ。真由が目を覚ましてくれて、本当によかった」
「彼とは結局別れることになったんだ。離婚でバタバタしている間に、他の女性を見つけてしまったみたい。結局、私のことも都合がいい存在として見ていたんだよね。現実が見えて良かったかも」
不倫相手が逃げ出したのは、少し皮肉な結果かもしれません。でも、真由は自分の力で、過去の呪縛を断ち切ったのです。
つらいことを乗り越えて、また親友として絆を深める
帰り道、夕焼け空を見上げながら、私は深い溜息をつきました。 友情って、いつも楽しいだけじゃない。時にはぶつかり、嫌な自分に直面することもある。でも、それを乗り越えた先にある絆は、以前よりもずっと強くて温かいものでした。
一時はどうなることかと思ったけれど、これでよかったと思います。 親友である真由を陰ながら応援しつつ、私も自分の幸せを、一歩ずつ、誠実に積み上げていこう。そう心に誓った、穏やかな放課後のような夕暮れでした。
🔴【第1話から読む】モラ夫が単身赴任になり【目覚めてしまった】→子連れ不倫に走る親友の危うさ|子連れ不倫する親友
あとがき:雨降って、地固まる。大人の絆の再構築
甘い誘惑が消え去った後に残ったのは、自分の足で立つ覚悟と、本当に自分を思ってくれる友人の存在でした。耳に痛い言葉を言ってくれる相手こそが、一生の宝物ですね。
奈美恵が感じた「穏やかな夕暮れ」は、波乱を乗り越えた者だけが味わえる静かな幸福感です。友情の形が変わっても、本質は深まったことがわかるエンディングでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










