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離乳食作りが簡単に!まねしたくなる時短テクニック8選
ここでは忙しいママのために、離乳食をより簡単にする時短テクニックを8つ紹介いたします!
離乳食は毎日あげるものですから、ママはあまり頑張りすぎずにできるだけ上手に手を抜くようにしましょう。
①離乳食をフリージング(冷凍保存)
離乳食の時短に有効なのが離乳食を冷凍保存する方法です!離乳食コーナーに売っているフリーザーパック100均に売っている製氷機のふたがついているものを使い、一度にたくさん離乳食を作っておいて、それを冷凍保存しましょう3回食の時期になると毎回作るのは大変なのでとっても便利です。
冷凍する食材は1回分ずつ小分けにして、薄い形にすると早く冷凍できるのでおすすめです。冷凍するときは金属のトレーにのせて冷凍庫に入れるようにしましょう。早く冷えるので、急速冷凍することができます。
また、離乳食に便利なうどんは市販の生うどんを購入し、袋を開けずにそのまま1食分ずつ切り目をいれて冷凍保存をしておきましょう!1食分ずつ折って使えるので便利です。レンジで解凍して、食べやすい大きさまで刻んでから煮込んであげるとよいですよ。
食パンは冷凍する前に細長く切っておきましょう。使用する分だけを折って水や粉ミルクで煮ればすぐに柔らかくなりますよ。
②ハンディーブレンダー・ミキサーを使う
離乳食で面倒なのがつぶす作業ですよね。でもハンディーブレンダーやミキサーを使うことで、一瞬のうちに野菜をペースト状にできたりお粥を10倍粥にできたりしてしまうのです!
そして2回食、3回食の時期には潰す時間を短くして粗くつぶしましょう。1個持っていれば重宝する時短アイテムです。 (離乳食が終わったら普段のスープ作りやお菓子作りに使って長く使用できます。)
③耐熱の容器を使ってお粥を炊飯器で一緒に作る
離乳食時はまだまだお粥で、しかも少しずつしか食べないですから多くは作れず作り方に悩んでしまうママも多いようです。ですが、大人用のお米を炊くときに赤ちゃん用のお粥を一緒に炊くことができればママたちの苦労も解決できます。
大人用の米をいつも通りの水量で用意したら、中心部に耐熱の深めの容器に入れた赤ちゃん用のお米を置いて、ただ炊飯ボタンを押すだけ!たったそれだけで赤ちゃん用のお粥が完成するなんて夢のようですよね。
ただし、赤ちゃん用のお米に入れる水分量は離乳食の進み方によって異なりますので、計量スプーンなどを使ってしっかりと測ってあげましょうね。
野菜を一緒に炊飯器へいれる
実は米だけではなく野菜も一緒に炊飯器に入れることができるのです。
炊飯時にブロッコリー、ニンジン、サツマイモなどの野菜を入れて一緒に炊けば野菜をゆでる手間が省けますよ。これを赤ちゃん用につぶせば立派な離乳食になります。私自身もこの方法を使っていました。
④レンジをフル活用する
電子レンジを使えば、離乳食も素早く作れます。電子レンジなら少量の調理がしやすく、蒸し物、炒め物、スープなどを簡単に作ることができます。
また、ガスコンロで火を使わないので、ハイハイでキッチンに入ってきてしまったり、泣いてしまってお世話をしにいったりしても時間がたてば止まってくれる電子レンジだと安心ですよね。
以下に電子レンジを使うときのポイントをまとめました。
食材の大きさはそろえて
食材の大きさがバラバラだと加熱のムラの原因になります。加熱のムラがあると、つぶそうと思ったものもつぶせなかったり、子供がしっかり飲み込めなかったりするので、気をつけましょう。
加熱時間は控えめに
電子レンジは加熱しすぎると、やり直しがききません。離乳食はつくる量が少ないので、まずは時間は短めに設定。足りないようなら、そのときに時間を増やしましょう。
液体が多いときは加熱ムラができやすいので、途中で一度混ぜて再加熱すると良いです。
電子レンジに適した器を使う
電子レンジに使える器は、耐熱ガラス容器、耐熱樹脂容器、電子レンジ対応陶器です。特にタッパーは電子レンジ対応か必ず確認しましょう。
タッパーは離乳食を持ち運びするときにも便利なので、あまり持っていなかった耐熱タッパーを揃えても良いかもしれませんね。かわいらしいけれど木や竹の器や漆器などは、電子レンジでは使えませんのでご注意ください。
⑤「重ね煮」をして色々な野菜を一緒に煮る
野菜をお鍋でまとめて重ね煮すれば煮込む時間を短縮することができます。重ね煮とは水をまったく使わず、少量の塩で野菜の水分を出して蒸し煮にすること。
お鍋の底に少しの塩を振り、その上に野菜を重ねて最後にまた塩を振ってしっかり蓋をし、30分~40分程弱火で蒸し煮にすると、とってもおいしくできあがります!ミキサーにかけてペースト状にしてそのまま使用したり、おかゆに混ぜたり、スープにしたりアレンジすることができます。またミートソース、ハンバーグ、お味噌汁の具など大人用の料理にも使ったりできます。とっても便利ですよ。
⑥大人用を作るついでに取り分け
離乳食だけを作ろうと思うと、それとは別に大人用の食事も作らなければならないので手間がかかってしまいますよね。離乳食の時短には、大人用の食事を作るときに、一緒に下ごしらえをしておくのがコツです。
たとえば、お味噌汁を作るときに出汁を取ったら具材を煮て味噌を入れる前に赤ちゃんの分を取り分けておけば、そのまま離乳食作りに活かすことができます。また、野菜などを切ったら赤ちゃんの分だけ取り分けて薄い味付けにし、すり潰すかミキサーにかければ簡単に離乳食が完成しますよ。
⑦野菜の切り方を工夫する
離乳食に使う野菜は、細かく刻んだりすりつぶしたりする必要があり、とにかく手間がかかるのが難点。量が少ないときには、いちいちブレンダーを用意するのももったいない気がしますし、洗い物が増えるのも避けたいところ。
そんなときにおすすめしたいのが、にんじんなどの皮をむくときに使うピーラーでそのまま薄く削ってから刻む方法。また、おろし金を使ってすりおろせば食べやすくなりますし、火の通りも早くなるので時短になりますよ。
魚は「骨取り魚」や刺身が便利
魚は栄養素が豊富で身も柔らかくおいしい食材なので、食べられるようになったらぜひ離乳食に取り入れたいですね。でも、魚には骨があるので、赤ちゃんに食べさせる場合は事前にしっかり骨を取ってあげる必要があります。
そんな手間を省いてくれるのが、あらかじめ骨を取って加工してある「骨取り魚」などの商品。また、少量であればお刺身を焼いたり煮たりして調理すれば、骨や皮などを取る下ごしらえが不要なので、大人が食べるお刺身の一部を取り分けておくのもよいですね。
⑧たまにはベビーフードも活用しよう!
ベビーフードはあげずに自分の手作りを子どもに食べさせたい!と意地になってしまってはいませんか?大人がたまに外食するように、赤ちゃんにもたまにはベビーフードなどの食べ物を食べさせてあげるのも、意外とよい刺激になるかもしれませんよ。
離乳食時期はなかなかバリエーションが増やせなくて悩んでしまうママもいますので、そういうときには是非ベビーフードを活用してみましょう。どうしてもベビーフードは、と抵抗のあるママは例えばベビーフードを買わなくても売り場を覗いてみて「こういう味付けを作ってみよう!」などの参考にするのも良いかもしれません。
またデザートも売っていますのでデザートだけはベビーフードを使う、というのもよいでしょう。
- 太田百合子(監)「初めての離乳食」(ベネッセコーポレーション)
- デロンギ・ジャパン「初めての離乳食」BRAUN(http://www.braunhousehold.com/ja-jp/baby-nutrition-centre/recipes-for-your-baby-and-toddler/stage-1-until-5-6-months#s01)
- チェリーテラス「バーミックスで作るらくらく離乳食」チェリーテラス(http://www.e-gohan.com/baby/bamix/point_1.html)
- カゴメ「 Vol.3 野菜がとびきりおいしくなる!重ね煮でエコクッキング」カゴメ(http://www.kagome.co.jp/recipe/season/vol_03/)
- HITOMINA「かしこく手抜き! 離乳食づくりがぐっとラクになる裏ワザ」ココフル(http://www.cocoful.jp/column/food/entry_3207.html)
- 上田玲子「離乳食大全科」(主婦の友社)
時短技を利用して効率的に離乳食を用意しよう!
離乳食が食べられるようになったと言っても、まだ歯の生えそろっていない赤ちゃんには細かくやわらかく調理してあげる必要があり、離乳食作りには手間がかかりますよね。ほかの家事や育児もあるので、ママにとって離乳食作りが大きな負担となってはいないでしょうか。
手作りなら食材や調味料なども自分でわかるので安心ですが、すべての離乳食を一から作らなければいけないわけでもありません。時にはベビーフードを利用してみたり、今回紹介した時短テクニックを参考に、ブレンダーや電子レンジなども活用して大人の食事を作る際に一緒に下ごしらえしたりなど、効率よく簡単に離乳食を作れるように工夫してみてくださいね。