産後2ヶ月のママの状態
産後2ヶ月経つと、赤ちゃんのオムツ替えや、授乳などだいぶ慣れてくるころではないでしょうか?出産を終えて療養の期間が過ぎ、ママの体はどう変化していくのでしょうか。
尿失禁
出産を経験すると、尿失禁の悩みが出ることがあります。尿失禁とは、咳やくしゃみをした際に、少量の尿が漏れてしまうことをいいます。
出産でダメージを受けた体に表れる症状です。尿漏れ予防に骨盤底筋群を鍛える体操もあります。
月経再開
産後の月経に関しては個人差がありますが、早い方はこの頃に再開することもあります。ミルクか母乳かによって違いがあり、ミルクで育てているママの方が早く月経がくるとされています。
ただし、いつもと様子がおかしいと感じたら婦人科を受診しましょう。
便秘・痔
産後、人には言えないけれど便秘や痔に悩むママは意外と多いです。
清潔に保ち、水分補給をしっかり摂りましょう。特に産後は授乳によって水分が不足しがちなので気をつけてください。
職場復帰の準備
育児休業は使わず早めに職場復帰したいママは、産後6週間以降に医師の許可をもらい復帰するようにして下さい。
産休明けの通勤や通勤時間は体に負担がかかるので、少しずつ体を慣らしていきましょう。子供の預け先も出勤日まできちんと見つけておきましょう。
- 鈴木産婦人科「当院について」鈴木産婦人科(https://goo.gl/11eDB3)
- 山本産婦人科「産後の出来事」山本産婦人科(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/sango/sango.html)
- ユニ・チャーム「尿もれ対策に! 骨盤底筋トレーニング」チャームナップ(http://www.unicharm.co.jp/charmnap/training/index.html)
- ユニ・チャーム他「生後2ヶ月【ママの状態】」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/mama/02.html)
- 厚生労働省「あなたも取れる!産休&育休」厚生労働省(https://goo.gl/zmH5PM)
- 松波クリニック「妊娠、出産に伴う痔について」松波クリニック(http://matsunami-clinic.com/page08.html)
生後2ヶ月の赤ちゃんの状態
赤ちゃんは生後2ヶ月になると、どのように成長しているのでしょうか?
赤ちゃんの体の変化
手足を活発に動かし目で追うようになります。
音や物に対して反応してくる頃です。喜んだり泣いたり、感情を表現できるようになってきます。たくさん話し掛けてあげましょう。
- ユニ・チャーム他「生後2ヶ月【赤ちゃんの発育・発達】」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/hh/02.html)
- 渡辺とよ子(監)「写真でわかる!はじめての女の子育児0~3歳」(西東社)
- 渡辺とよ子(監)「写真でわかる!はじめての男の子育児0~3歳」(西東社)
赤ちゃんのお世話
授乳はだいたい3時間おきのリズムになってくる頃です。うんちも1日7~8回程とされていますが赤ちゃんそれぞれに個人差のあることなのであまり気にし過ぎないようにしましょう。
赤ちゃんの成長はとても目まぐるしいものです。赤ちゃんの身長・体重は参考程度に考えて下さい。体つきには個人差があるので、大きめの赤ちゃんもいれば小さめの赤ちゃんもいます。
元気に育っていればそれほど心配はいりませんが、心配な場合はお医者さんに相談しましょう。
また、おもちゃを使っても良いですが、お着替えのときやおむつを替えるときなどのときも、さするなど簡単にできるコミュニケーションをしてたくさんの刺激を赤ちゃんに与えてあげてください。
また、家だけでなく積極的に外に出てみましょう。外の世界は赤ちゃんにとって何もかもが初めてのことばかり!ママがお話しながらのお散歩は赤ちゃんにとってもママにとっても、とても楽しい時間になることでしょう。
産後2ヶ月は少し肩の力を抜いて過ごそう
産後2ヶ月経ちましたが、ママはまだまだ体や心に負担がかかる時期です。完璧を求めすぎず肩の力を抜いて赤ちゃんの育児を楽しみましょう。
赤ちゃんと散歩をすることは地域の人や自然に触れることができ、ママの気分転換にもなりますよ。どんなことにも興味津々な赤ちゃんも刺激的で楽しい時間を過ごすことが出来ることでしょう。雪や雨で外出が難しい方は、赤ちゃんにお家の探検ツアーをしてあげてもいいでしょう。新しい家族に全部のお部屋を見せてあげて話し掛けるだけでもママの気分転換になりますよ。
また、一人で頑張り過ぎる育児はやめてパパや周りに協力してもらいましょうね。