どうしてベビー布団が大事なの?
生まれたばかりの赤ちゃんは1日のうちほとんどの時間を布団の上で過ごします。赤ちゃんの小さな体はまだ未熟で、体温調節も未発達、発汗量も大人とは違います。
赤ちゃんならではの体のしくみ、状態にあったお布団を選んで、すくすくと成長できる環境を整えてあげたいですね。
必要なベビー布団の種類は?
基本的に必要なベビー布団は以下の4点です。これらをセットにして販売しているお店があります。
- 敷布団
- 掛け布団/カバー
- 肌布団/カバー
- シーツ
これ以外にキルティングマットや防水シーツなどをセットに組んでいるものもあります。最初は基本セットだけ用意し、後から必要に応じて買い足してもよいですね。
ベビーベッドでもベビー布団は必要?
ベビーベッドであってもその上に乗せる布団は必要です。
ベッドのサイズに合わせて「ミニベッド対応」など、いろいろなサイズのベビー布団が販売されています。
ベビー布団のお手入れの仕方は?
赤ちゃんは大人よりも多くの汗をかくので、できれば布団は丸洗いできるものがよいでしょう。こまめに洗濯して干し、清潔さを保ってあげたいですね。
- 東京西川「ベビー寝具選びのコツ」東京西川(http://www.nishikawasangyo.co.jp/sleep/knowledge/19.html)
- ユニ・チャーム他「ベビーふとんの選び方」プレママタウン(https://www.premama.jp/osusume/junbi/osusume/005/)
どうやって選ぶ?ベビー布団の選び方ポイント
ベビー布団を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
①敷布団は適度な硬さで!
赤ちゃんの骨はまだ柔らかく、関節も未発達です。敷き布団が柔らかすぎると赤ちゃんの身体が沈み込んでしまい、背中がゆがんだり、関節が不自然な形になったりと、大切な体の発達を妨げてしまいます。
ベビー布団は赤ちゃんの成長に沿った、背骨をしっかりサポートする適度な硬さがあるものがおすすめです。
②掛布団は軽くて通気性に優れた物を!
特に新生児の赤ちゃんは代謝がわるく汗もかきやすいので、熱が体にこもりやすく体温がすぐに上がってしまいがちです。汗が寝具に残ってしまうと体温が下がりやすく、寝冷えの原因になってしまうことも。
お布団の保温性は大切ですが、汗をしっかりと逃がすことができる放湿性、汗をそのままにしない吸湿性が大切ですね。
季節によって掛け布団に加えるもの
赤ちゃんは体温調節機能がまだまだ未熟です。季節に応じて肌布団やタオルケットで調節してあげましょう。
③素材は赤ちゃんのデリケートな肌に合った物を!
赤ちゃんの肌に触れるものなので、生地の素材はしっかり吟味することが大事です。
掛け布団素材では羽毛がおすすめ。羽毛は汗を吸収してくれて、ポリエステル素材に比べてムレにくい特徴があります。一方ポリエステルわたはお手入れが簡単です。生活に合ったものを選びましょう。
さらに体温調節に便利な「ケット類」では、綿素材のパイル地のタオルケットや、綿毛布、ガーゼケットがおすすめです。綿やガーゼは赤ちゃんの肌にも触り心地が良く使いやすい素材ですね。
あったら便利な寝具小物
私が育児をしていく中で「便利」と感じた寝具小物をご紹介します。
- 防水シーツ
- キルティングマット
防水シーツやキルティングマットはベビー布団のサイズで売られています。
敷布団は頻繁に洗う事が難しいので、布団の上に防水シーツを敷いたり、蒸れが気になる場合は、通気性の良いキルティングマットやバスタオルなどを防水シーツの上に敷いたりすると良いでしょう。
- 東京西川「ベビー寝具の選び方」東京西川(http://www.nishikawasangyo.co.jp/sleep/knowledge/19.html)
- ユニ・チャーム他「ベビーふとんの選び方」プレママタウン(https://www.premama.jp/osusume/junbi/osusume/005/)
- 西川リビング「赤ちゃんのためのお布団の選び方」ハッピーマム(http://www.happymam.jp/site/baby-futon/)
寝る子は育つ!健やかな睡眠のために
いろんな会社からベビー布団が出ているので、見比べてみるといいかもしれません。どうせすぐ使えなくなるからといって安易に考えず、赤ちゃんのためによりよいものを選びましょう。
それぞれのご家庭の環境や新生児の赤ちゃんの身体的特徴を考慮しながら、最適な布団を選び、赤ちゃんがより良い睡眠時間を過ごせるようにしてくださいね。
まずは快適な寝床を整えてあげて心地よく寝られる準備をしてあげましょう。そして洗濯やふとん干しといった毎日の手入れのしやすさもポイントです。健やかな成長のためのベビー布団、上手に選んでくださいね。