5.風邪などの病気
新生児など生まれて間もない赤ちゃんは、風邪などの病気にかかっている場合、その前駆症状として泣くことがあります。体温を測る他に、ミルクをいつも以上に大量に吐いたり、ミルクの飲む量が極端に少なくなったりなどの変化がないか確認しましょう。
また、便の色や形、顔色、唇の色などにも異常がないか確認しましょう。慢性的な鼻閉や、睡眠時無呼吸(OSAS)を発症している可能性もあります。お子さんの変化を注意深く観察し、少しでも疑問がある場合は病院で一度検査を受けましょう。
適応不全からくる精神的な不快
赤ちゃんは昼夜の区別がついていません。今までは、ママのおなかの中にいたのが出産によって外に出されることになります。いきなり環境が変わったことにすぐに適応できていないことも考えられます。外気温にもまだそれほど適応できません。
新生児の場合、程度の差はありますが全身の皮がむけることも。これもおなかの外の世界に適応する段階でみられるものです。それほど赤ちゃんは「外の世界で生きる」ことに精一杯。精神的に不安定なのもある程度は仕方ないのかもしれません。
新生児を夜に寝かせるコツ
新生児の赤ちゃんが寝てくれない原因が肉体的な不快にある場合は、一つずつ対処を行いましょう。
授乳する、おむつを替える、汗をかいているようであれば着替えさせるなど、あらゆる可能性を考えて対処してもそれでも寝ずに泣いてしまう場合は、精神的な不快を疑いましょう。
不安をやわらげるためには、できるだけ胎内にいるときと同じ環境を作ってあげることが大切です。おくるみで体を包んであげたり、心音と似た音がでるおもちゃを与えたりするといいでしょう。他にもビニール袋のガサガサした音を聞かせるのもおすすめです。
それでも泣きやまずにイライラしてしまうようであれば、赤ちゃんをベビーベッドなど安全な場所に寝かせてその場をいったん離れましょう。トイレやメール、電話をしたり、雑誌を読んだりして少し時間が経ったら赤ちゃんのいる部屋に戻り、様子を確認してください。高熱が出ているなど体調が悪そうな様子が見られる場合は、医療機関を受診しましょう。
新生児期の赤ちゃんが夜寝ない時は、とことん付き合っても◎
新生児期の赤ちゃんが寝ないと悩むママはとても多いです。初めての育児となると不安もどんどん大きくなってしまいがちですよね。でも赤ちゃんが寝る寝ないは個性である場合がほとんどです。
いろいろ試してそれでも寝てくれないときは、無理に寝かせようとせずとことん付き合ってあげるのもおすすめです。ママとしては寝ないストレスを抱えるよりも、開き直ってしまえば少しは楽になるでしょう。
もちろん寝不足が続くのはよくありません。旦那さんや周囲の人たちにも協力してもらって乗り越えていきたいですね。
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ママリでも新生児が寝ないことに悩んでいることが話題になっています
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