新生児や乳児の平熱ってどのくらい？高い時・低い時の対処法
乳児期は成人の方に比べて体温が高いです。ママたちも赤ちゃんを抱っこするたびに温かいと感じる事が多いのではないでしょうか？
高い、と言ってもどれほどなのか、何度が平熱なのか気になりますよね。そんな乳児期の赤ちゃんをお世話するママたちに乳児期の平熱についてご説明します。
- すずき小児科「子供の発熱」すずぎ小児科（http://suzuki.pos.to/05_fever.html）
- テルモ「乳幼児の体温の特徴」TERUMO（http://www.terumo-taion.jp/health/infants/01.html）
新生児や乳児の平熱は何度？
乳児期の赤ちゃんの平熱は幅広く36.5～37.5度と言われています。大人であれば37度を超えてくると微熱と感じ、体もだるいと感じますよね。乳児期の赤ちゃんはそんなことないようです。
なので、37.5度くらいでも元気に活動している赤ちゃんもいるのではないでしょうか。乳児期の赤ちゃんの場合、37.5度以上で熱がある、と判断されます。
しかし、個人で違う場合がありますので毎日測って平均を出しておくことをおすすめします。
- 埼玉県小児科医会「こんな症状Q&A(発熱特集のA1)」埼玉県小児科医会（http://www.saitama-ped.org/kodomo/qa.html）
- 秋山こどもクリニック「子どもの微熱」秋山こどもクリニック（https://www.akcl.jp/colum/co46cat4.html）
- せき内科小児科クリニック「子供の平熱って変わるものなの？」せき内科小児クリニック（http://www.myclinic.ne.jp/seki3175/pc/free10.html）
新生児や乳児の平熱の測り方
熱を測る時は、わきの下で問題ありません。肛門で測る方法もありますが、脇で測るより約0.5～1.0度高く表示されます。その他、首で測ることもできますよ。
1番正確に体温を表示してくれるのは水銀体温計ですが、5分間の検温が必要になります。しかし、乳幼児だと5分じっとするのはなかなか難しいですよね。電子体温計だと1分もかからず検温してくれますが、水銀体温計よりも少し低く(もしくは高く)表示されることがあり、正確さは劣ります。
- はっとりこどもクリニック「熱の測り方」はっとりこどもクリニック（http://www.hattori-clinic.net/archives/73）
- 小児科・内科桑原病院「こどもの健康と救急」小児科・内科桑原病院（http://www.pedi-kuwabaraclinic.jp/children/基礎データ編/）
- すずき小児科「子供の発熱」すずき小児科（http://suzuki.pos.to/05_fever.html）
新生児や乳児の体温は変化しやすいものと考えましょう！
乳幼児期は環境の影響を受けやすいので体温の変化も多いです。冬に温めすぎると体温は上がりますし、寝ているときは体温が下がっています。
汗をかいたら拭いてあげ、着込んでいるときは暑すぎないか確認してあげるようにすると良いでしょう。着せる服はなるべく体温の調節がしやすい素材や形を選ぶとよいですね。
- たばた小児科「病気Q&A平熱と発熱の定義」たばた小児科（http://www.tabata-clinic.jp/q-a4.html）
- すずき小児科「子供の発熱」すずき小児科（http://suzuki.pos.to/05_fever.html）
乳幼児期に合った体温計の選び方とおすすめの体温計
新生児や乳児に合った体温計はどのように選べばいいのでしょうか？選び方とおすすめの商品をご紹介します。
乳幼児期に合った体温計の選び方
新生児や乳児に合った体温計は、いくつか種類があります。大人用だと計測が完了するまでに時間がかかってしまう場合もあるので、赤ちゃん用を使ってみてください。
- 赤ちゃんに合ったサイズが小さいもの
- 短時間で測定できるもの
- 検温部分が柔らかくなっているもの
- 温度の表示が見やすいもの
私は上記の基準で選びました。脇に挟むタイプだけでなく、耳に当てたり、おでこに当てて測るものもあります。ママが使いやすいものを選んでくださいね。
保育園に預ける場合など、毎日検温するようになった場合でも「これなら毎日できる」と思えるものが良いと思いますよ。
新生児や乳児におすすめの体温計3選
新生児や乳児におすすめの体温計を3つご紹介します。
おでこで1秒測定！皮膚体温計
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片手で持ちやすく、ママの手にフィットしたデザインになっているのが嬉しいですね。測定終了を光と優しい音でお知らせするので、寝ている赤ちゃんにも気兼ねなく使用できます。
一度使うと他の体温計がとても長く感じてしまいます。1ヶ月の乳児に使っていますが、泣くこともなくスムーズにできます。 出典： item.rakuten.co.jp
一歳になった子どものために購入。0歳の時は大人用体温計で90秒抱っこで我慢させられていたのですが、さすがに一歳になると暴れ方も激しくなり、熱が出ても元気なので、大人用体温計を諦めて購入を決意。ピッと起動しておでこにピッとつけるだけで、簡単に測れました！親も子もストレスなく測れます。 出典： review.rakuten.co.jp
お子さんもママもストレスを感じずに測定できるのがいいですね。おでこで測れるので服を脱がしたりといった手間がないのもママとしては使い勝手がいいでしょう。
検温時間が選べる！耳式体温計
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測定時間が1～10秒と調整できるので、状況に合わせて正確な測定が可能です。朝の忙しい時間でもささっと測れます。なかなかじっとしていてくれないお子さんでも簡単に検温できそうです。
商品は非常に良かったです。思ったとおり結果、友達に紹介して再度購入します。 出典： review.rakuten.co.jp
耳の中に入れるだけで体温が計れる優れもの。とても便利です。 出典： review.rakuten.co.jp
耳を触られるのを嫌がる赤ちゃんは多いですが、測定時間が選べるであれば全く気になりませんよね。お子さんが誤って触ってしまっても安心な設計になっているのもポイントです。
赤ちゃんにぴったりサイズの脇用体温計
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脇で測定するタイプの体温計です。計測時間も30秒と短めなのでささっと測れます。またライトが付いているので、就寝中の暗闇の中でも測定しやすいのが嬉しいですね。
生後三か月まで、私の婦人用体温計で子供の体温を測っていましたが、やはり赤ちゃん専用のを用意しようと思い、こちらを注文。脇に挟みやすい形で、計測時間も早いので使いやすいです。 出典： item.rakuten.co.jp
耳で計る体温計と間違えて購入してしまいましたが、子供の脇で試して計ってみると、意外と使いやすかったので、逆によい買い物になりました！(それまでは大人用の体温計で首に挟んで計っていたので) 出典： item.rakuten.co.jp
検温部分が新生児や乳児の脇のサイズに合わせてあるので、ママとしても使いやすいでしょう。ライトが付いているのも、育児の様子をしっかり把握しているピジョンならではの工夫ですね。
新生児や乳児の平熱はしっかり把握しておきましょう
普段の生活の中で体温を測る時は、たいてい熱が出たときが多いでしょう。しかし新生児や乳児の場合は、元気で過ごす毎日の体温が大切です。
急な発熱や低体温などの症状に一番早く気づくのはママですね。お子さんの平熱を把握しておくことが重要です。また、環境や過ごし方でも体温は変わります。元気な時でも検温をしてみて、子供の体温変動について知っておくとよいでしょう。
- テルモ「知っておきたい体温の話」テルモ体温研究所（http://www.terumo-taion.jp/terumo/report/18.html）
- すずき小児科「子供の発熱」すずき小児科（http://suzuki.pos.to/05_fever.html）
