布おむつを始めたきっかけ
私は、子供たちが生後1ヶ月頃のときから布おむつを始めました。
紙おむつを使用しようかと悩み、1枚の単価に換算したらびっくり。「意外と高いな...」と感じたのがきっかけです。はじめはこだわりというよりも、単に節約と言うところから始まりました。
紙おむつって高い...
私が、紙おむつ1枚の単価を計算して思ったことは、率直に「高いな」ということ。1枚18円や20円。1日7~8枚。それ以上交換すると考えて、それが1ヶ月30日になると...。
確かに紙おむつは使い捨てできて、吸収もよくてとても便利なのですが「我が家の家計はどうなる?」と考えたら、紙おむつだけで育てるという結論には至れませんでした。
布おむつ経験者でした
私には10歳年下の弟がいます。弟が生まれたのは昭和のころ。弟が生まれたころはまだまだ、紙おむつは主流ではなく、弟も布おむつで育ちました。私も「お姉ちゃん」として、弟のおむつ交換をしていたので、布おむつを使った経験はしっかりと覚えていました。
そのため自分が出産したときも「できるはず!」というちょっとした自信がありました。弟が赤ちゃんの時のこの経験がなければ、布おむつ育児は始まりませんでした。
私が考える布おむつのメリット
私が思う布おむつのメリットを挙げます。
- 紙おむつのごみを減らすことができる・費用節減
- 紙おむつにはない、かわいいもこもこお尻が見られる
気になるのは、紙おむつの臭い!紙おむつ専用のごみ箱やごみ袋などもありましたが、その時しか使わないものに費用をかけられなかったし、狭い部屋に置いておくことができませんでした。
でも、布おむつにしたらゴミ箱に放置しがちな紙おむつの臭いも少なくなりましたよ。ゴミ捨てが少ないのもうれしいところでした。
私が決めた自分ルールとは?
- 夜は、紙おむつ。これで私が眠れる時間を確保
- 洗濯ものが干せるスペースが限られているので、1日10枚布おむつを使ったら後は紙おむつ
- 自分の体や気持ちが辛かったら、無理せず紙おむつ
布おむつ育児を長続きさせるために、自分ルールを設けました。100%布おむつ!ということをしなかったので、気持ちの上でも負担はありませんでした。
布おむつで大変だったことは…やはり洗濯
生後間もないころは、おしっこもうんちも頻繁でおむつ交換だけで時間が過ぎてしまいそうだったので、紙おむつを使っていました。里帰りだと、両親がおむつを買ってきてくれることもあり経済的にも負担はありませんでした。
その後、自宅に帰って布おむつに切り替えた時に、思ったことは「うんちのシミを残さないように洗う」のが大変だということ。そこで私はこんな工夫をしていました。
我が家ではこうしていた!布おむつの洗い方
- バケツに洗濯石鹸を溶かした水を用意する
- おしっこは軽くすすいで、うんちは洗濯板+石鹸でごしごし洗い
- バケツの中で漬け置き
- 入浴中にお風呂の残り湯でおむつをすすぎ洗いして、洗濯機にお任せ
- 日光が当たる場所で干す
お役立ちグッズ紹介!
布おむつ育児中は、洗濯板とソフライナーにはとてもお世話になりました。ソフライナーがあったから、うんちはしたけどおむつは汚れてない!ということもしばしば。
多少のくすみはできましたが、綺麗なままで布おむつを使い続けることができました。
布おむつをゴシゴシ洗える
PR
100円ショップのプラスチック製洗濯板でもかまいませんが、私は布おむつをごしごし洗える木製のものをおすすめします。布を傷めずに使い続けることができたのは、この洗濯板のおかげだと思っています。
ライナーで汚れを軽減
長方形の柔らかい不織布系の紙です。おむつの上に乗せておくだけで、うんちの水分などを吸ってくれます。形があるうんちを取り除くのも簡単になるのでお勧めです。
トイレには流せないので、注意してくださいね。
ナチュラルクリーニング派の方におすすめしたいのは…
セスキ炭酸ソーダで布おむつを洗うと、臭いが気にならずスッキリと洗うことができました。離乳食が始まってうんちの臭いがキツくなり始めたころに使ってみるとよいと思います。漬け置きバケツの中に大さじ1杯ほど入れて使ってみてくださいね。
気負わず、自分ルールをきめてのんびり行きましょう
「布おむつ使ってるなんて偉いねぇ」結婚後すぐに暮らし始めた土地は、おじいちゃん・おばあちゃんが多い地域。洗濯ものを見てほめてくれることもあり、「私、頑張ってる!」とうれしくなったこともありました。
しかし、頑張りすぎると洗濯が辛くなったりすることもあるので、無理をしないこと。「気楽に!」これが大切です。もちろん、紙おむつ育児だって母と子のスキンシップはできます。おむつの使い方によるおむつはずれの違いも、私は全く関係ないと考えています。
「偉い」とか「良いママになろう」ということではなく、その家庭や子供に合ったやり方で進めていってくださいね。