布おむつの基礎知識
布おむつにしようか紙おむつにしようか迷われてる方いますよね。そこで布おむつにはどんなタイプのものがあるのか解説します。
1:輪形おむつ
昔から使われているおむつです。長い長方形の布を縫って輪にしたもので、折りたたんでおむつカバーにセットして使います。男の子なら前を厚めにする、女の子だったら後ろを厚めにするなど折りたたみ方を変えられるので便利です。
また広げると大きな輪になるので洗濯も乾きやすく便利です。
2:成形おむつ
成形おむつはとは股おむつとも呼ばれています。昔の赤ちゃんのおむつは腰全体にさらしなどの布を巻き付けていたため、股関節脱臼になる赤ちゃんが多かったようです。
そこで足の動きを妨げない股おむつが使われるようになりました。たたまずに使うことができるので、布おむつ初心者のママにも安心です。
布おむつのメリット・デメリット
紙おむつと比べての布おむつを使用した私が思うメリットとデメリットについてまとめてみました。
布おむつのメリット
- 繰り返し使えて経済的
- エコで環境に優しい
- 赤ちゃんに優しい肌触り
- おむつカバー選びを楽しめる
- 赤ちゃんの排泄リズムがわかる
洗って何度も使えるので経済的で、更に使い捨てないのでゴミも減らせて環境に優しいです。また最大のメリットは、やはり紙よりも布の方が断然肌触りがよく、赤ちゃんの肌を刺激しません。
布おむつのデメリット
- おむつ交換の後始末が大変
- 長い時間使用することによる漏れ
- 洗濯に手間がかかる
デメリットはとにかく洗濯の回数が増えること。吸収力に欠けるので、1回排泄をしたらすぐに取り替えないといけません。
また、布おむつに必須なおむつカバーを成長に合わせて買い替えなくてはいけない点です。
布おむつの使い方
- 布おむつをたたんで(輪形タイプの場合)、おむつカバーと重ねる
- 新しいおむつをひいてから汚れたオムツを外す
- おしりをキレイにしたらおむつをあてる
- おむつカバーをあてる
たたんで使うタイプの輪形タイプの場合はまず布おむつをたたみます。縦半分、横半分に折り、端を10cm折り返します。男の子の場合は前部分が濡れることが多いので折り返しが前部分にくるように、女の子の場合は後ろへ尿が流れていきやすいので後ろへくるようにして厚みを持たせてください。
たたんだ布おむつをおむつカバーに重ねてそのまま赤ちゃんのお尻の下に敷きます。このとき成形タイプはそのままおむつカバーにとりつけてください。
汚れたおむつを外してお尻をきれいにしたら、おむつをあて、おむつカバーをします。お腹、背中回りは母乳やミルクを飲んだらふくれるので、指1~2本分ゆとりを持たせましょう。
またおむつカバーから布おむつがはみ出していないかも確認しましょう。
布おむつ関連グッズ紹介
布おむつを使用する場合に布おむつ以外に必要なものやあって便利な布おむつ関連グッズをご紹介します。
布おむつカバー
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■生産地:日本 ■素材・成分 表:Wガーゼ(綿100%)裏:ウレタンラミート(ポリエステル100%) ■製造年:2015
外ベルト、内ベルト、パンツの各タイプがそろっています。専門店舗に加え通販サイトもあるほか、西松屋や赤ちゃん本舗でも取り扱われているので、手に入れやすいです。キャラクターや動物など、カワイイ柄もたくさんあります。
おむつライナー
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内容量:220枚特長:★ふわふわやわらかな肌触りだから、赤ちゃんのお肌にソフトでやさしい★水分が逆戻りしないので、お肌はいつもサラサラ★接着剤を使わないノーバインダー製法で赤ちゃんに安心★ウンチをガードして、おむつ...
布おむつだけでも大丈夫ですがあると便利なのがこのソフライナー。ソフライナーは使い捨てで布おむつの上に重ねて敷いておくことで、便の処理なども簡単で済みます。
蓋つきバケツ
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使い終わったおむつをその都度洗うのは大変です。洗剤の入ったバケツを用意しておくとつけおきすることができるので、後でまとめてお洗濯ができるのでとても便利です。
普通のバケツでも構いませんが、汚れたおむつは臭うのでこのように蓋つきのものだととても便利ですね。
布おむつのまとめ
布おむつは少し手間がかかる所もありますが、メリットもたくさんあります。昼間は布おむつ、夜や外出時は紙おむつというように、紙と布を併用して使うとよりストレスなく過ごすことができます。
布おむつは排泄のたびにおむつを交換するので、赤ちゃんとふれあう時間が多くなります。布おむつを上手に使って、赤ちゃんとのスキンシップを楽しんでくださいね。