前置胎盤と診断された場合
前置胎盤は、胎盤の一部または大部分が子宮下部に付着し、子宮口をふさいでいる状態を指します。発生の頻度は0.5%~1.0%で、自然分娩ではなく帝王切開での分娩となります。
妊娠初期に胎盤が低めと言われていても、多くは妊娠週数にあわせて胎盤の位置も変わっていくことがほとんどです。しかし、この時期にまだ胎盤が低い場合は、その後の妊娠管理も慎重になり、病院によっては管理入院なども行われます。
妊娠糖尿病と診断された場合
妊娠糖尿病は、妊娠した女性特有の病気で、血糖値の上昇に対して一定の範囲内に血糖値を戻す能力が低下する耐糖能低下を起こすことを指します。母子ともに合併症が発生する可能性があるため、厳格な血糖管理が必要になります。
胎児には巨大児や発育不全、母体には羊水過多や早産リスクなどがあります。
妊娠7ヶ月にやっておきたいこと
妊娠後期になると、さらにおなかが大きくなり、活動の制限が増えていきます。先々を見据えて、準備をしておきましょう。
鉄分やカルシウムを積極的に摂取する
この時期は、胎児の発育のために鉄分やカルシウムなどを積極的にとりたい時期。それに加えて、便秘対策として食物繊維も意識して摂取したいところ。
これらの栄養素がとれるおすすめ食材は小松菜です。クセがない葉物野菜なので、和食でも洋食でもどんなメニューにも取り入れやすいのが特徴です。もちろん生でも食べられます。
指輪は外しておく
身体がむくみやすくなり、特に体の末端である手や足に症状がでやすいため、指輪が抜けなくなることがあります。抜けなくなったまま放置して、さらにむくみがひどくなると指先の血流が悪くなります。
また、分娩の際に緊急帝王切開になると指輪をはずす必要がありますが、どうしても抜けない場合は指輪を切断することもあります。身体にむくみを感じるようになったら、指輪はしばらくお休みしましょう。










