ごっこ遊びって何歳から?
ごっこ遊びは、子供が物事の真似、例えば、おままごとやお医者さんごっこなどをして他の人たちと一緒に遊ぶことをいいます。
大体、2歳頃からからごっこ遊びやおままごとが始まるとされます。
ごっこ遊びのメリット
ごっこ遊びをすることは、色んなメリットがあると言われています。
1.言葉のやり取りによって言語能力や表現力が身につく
お友達や家族など、他者とおままごとなどのごっこ遊びをするときには、セリフのような言葉のやり取りが行われます。
ごっこ遊びでの他者との言葉のコミュニケーションを通して、自分が思っていることを伝える能力や自分がどうしたいのかを伝える表現力が自然と子供に身に付いていくのです。
2.社会性が身につく
お友達や家族など複数の人たちとごっこ遊びをすることによって、社会性が身に付き、他の人がどんなことを考えているのか他者を思いやることができるようになります。
また、他の人の意見などを受け止めて相手に合わせることができるようになったり、協調性が育まれ、人に協力するということも身につけます。
ごっこ遊びを通して社会のルールを知ることができ、やって良いこと・悪いことを覚えていきます。
- ベネッセコーポレーション (編)「1才6カ月から入園まで子育て大百科―年齢別+テーマ別情報でよくわかる!」(ベネッセコーポレーション)
- 西坂 小百合 (監)「0~6歳 わかりやすい 子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
我が家でやってよかったおすすめのごっこ遊びをご紹介します
どうせごっこ遊びをするなら、子供たちが楽しんでくれそうな遊びをしたいですよね?
そこで、我が家で子供たちが楽しんでくれたごっこ遊びをご紹介したいと思います。
1.お買い物ごっこ
お買い物に行ったときに見かけるのがスーパーのレジです。今はセルフレジでママがバーコードを「ピッ」とすることもありますよね。子供も「楽しそうだな」と思って、本当はやりたくて仕方がないかも。
おうちにおもちゃのレジのセットが無くても、バーコードリーダーの部分を空き箱と紐で作ってしまって、家にあるおもちゃなどをスキャンしたときに「ピッピッ」と口で音をつけてあげました。
紙でお金やクレジットカードなどを作って、店員さんとお客さんを代わりばんこでやり、とても楽しんでくれました。
2.おままごと
王道ですが、料理を作ったりそれをお皿に盛り付けてほかの人にあげたりするおままごと。我が家でやったときには「子供は意外と親や周りの大人のことしっかり観察しているんだな」と思いました。
おままごとセットが無くても、家にある使わないプラスチックの食器を使ったり、大きな段ボールや布をつなげてお家を作ったりしておままごとを楽しんでくれますよ。
3.お医者さんごっこ
風邪をひいたり、具合が悪い時にお世話になるお医者さん。子供の将来の夢でも「大きくなったらお医者さんになりたい」という子がいるかもしれません。
ペンを注射器の代わりにしてみたり、お薬などは紙で作ってみたりして、お医者さんが使う道具を既存のもので見立てて遊んだらすっかり気に入っていました。
いざ本当のお医者さんに行くと泣いてしまうんですけどね。
4.ヒーローごっこ・戦いごっこ
子供はいつの時代もヒーローやヒロインに憧れますよね。男の子だと戦隊ものや仮面ライダー、女の子だとプリキュアなど。
なりきリセットを持っていなくても、段ボールで変身ベルトや戦いの道具を作ったり、大きな布やバスタオルをマントに見立てて作ったりして遊びました。
本人は完全になりきっていました。
5.お店屋さんごっこ
ケーキ屋さんごっこ、八百屋さんごっこ、お菓子屋さんごっこ…と、お店屋さんといってもたくさん種類がありますよね!
たくさんのお友達とどのお店屋さんをやるか、お客さんは誰がやるのか決めるのも、子供にとってはお目当ての役割ができるのかハラハラドキドキのようできょうだいで争うこともありました。
でもとても楽しんでいましたよ。
親子で!お友達と!たくさんごっこ遊びを楽しもう
ごっこ遊びは子供にとっても、親である大人にとっても意味のある大切な遊びの1つといえそうです。
日中忙しいと、子供が遊ぼうといっても、遊んであげる時間がないこともあります。遊ぶときは子供と一緒に楽しさを共有しながら遊びたいですね。