哺乳瓶の素材は主に「イソプレンゴム」と「シリコンゴム」の2種類。メーカーによっては天然ゴム製のものもありますが、商品の種類が少ないため身近なお店では手に入りにくいかもしれません。
イソプレンゴムは弾力があって柔らかい素材。ママの乳首に近い感触で赤ちゃんにとっては飲みやすいようですが、熱には強くありません。
一方、シリコンゴムはイソプレンゴムよりも固めの感触で丈夫。メーカーによってはいくつか固さの種類を選べるところもあります。ただ、固めなので滑りやすく、赤ちゃんによっては口に含みにくい可能性もあります。
穴の形
哺乳瓶の穴の形や大きさにも、いくつか種類があります。
- 丸穴:新生児期から生後3ヶ月頃まで。赤ちゃんが飲む量が少ないうちは穴も小さいタイプを選ぶ
- スリーカット:Yの切れ込みが特徴的。飲むのに慣れた生後2~3ヵ月頃から利用。飲み方に合わせてミルクの出方が変わる
- クロスカット:Xの切れ込みが特徴的。生後6ヶ月頃から利用。より吸引力が強くなった赤ちゃんに向く
赤ちゃんの吸引力やミルクを飲む量に合わせて、場合によっては複数のタイプを試してみましょう。
用途に合わせて哺乳瓶を使い分けよう
このようのに、哺乳瓶は本体や乳首の種類だけでも様々なものがあります。色やデザインだけでなく、赤ちゃんの成長度合いや相性も考慮して選んでくださいね。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否してしまうこともありますが、そのときは乳首を変えてみたりして試行錯誤を繰り返してみましょう。時期や使うシーンに合わせて複数の種類を使い分けるのもおすすめです。










