ホオノキ製のまな板は、包丁がサビるのを防いでくれるとも言われています。その理由は、油分が多いホオノキの特性にあります。まな板が持つ特性で、包丁がサビつくのを防いでくれるなんて目から鱗ですね。
また、かの坂本龍馬がその生涯を終える瞬間に、日本刀を受け止めた鞘もホオノキから作られていたそうです。ホオノキで作られたまな板は、包丁との相性が良いのが特徴です。
桐のまな板
次にご紹介するのが、桐製のまな板です。桐のまな板は、とても軽くて使いやすいというのが一番に挙げられる特徴です。まな板には様々な大きさがありますが、桐製のまな板は、大きいサイズのものでも簡単に持ち運ぶ事が可能です。
また、桐製のまな板は、水はけが良く乾きが早いのも特徴です。そのため、まな板での菌の繁殖を防いでくれます。食材を切るまな板が清潔に使用出来るはとても嬉しいですね。
ヒノキのまな板
ヒノキの特徴として、水に強く、耐久性が高いという事が挙げられます。そのため、まな板にはとても向いている材質と言えますね。また、ヒノキには、防虫や雑菌の繁殖を防止する作用があるとも言われています。
また、刃あたりがとても柔らかく、包丁にも優しい素材です。ヒノキ独特の香りも相まって、キッチンを優しく、とても雰囲気のある空間にしてくれそうですね。
ヒバのまな板
ヒバの成分は、ヒノキチオールで、雑菌やカビ、ダニなどの繁殖を抑えると言われています。ヒバは高級建材としても知られており、その高い耐久性も言わずと知れています。
プラスティック製や樹脂製のまな板に比べ、包丁の刃が摩擦しにくく、長い間良い切れ味を保ってくれます。また、長い間使用した後など、表面が傷んでしまった時には、削り直しをする事で、まるで新品のような使い心地を再現出来ます。
イチョウのまな板
イチョウのまな板は、他の木製まな板と同様、包丁の刃当たりがよく、大切な包丁を傷める事がありません。また、表面に傷が付きにくいという特徴があります。イチョウには油分があり、水はけも良いため、乾くのが早くて汚れもつきにくく衛生的です。
イチョウは、天然の抗菌力も備え、カビの発生も抑えてくれます。また、フラボノイドという成分が含まれており、まな板に臭いがつきにくいのも嬉しいですね。
さらに、冬と夏の年輪(木目)の差がないとう性質から、イチョウは反り返しやゆがみが出にくいという特性があります。そのため、家具や健具などにも多く使用されていて、まな板においても反りやゆがみを抑えてくれます。
- 暮らしのほとり舎「イチョウのまな板 (小 / 中 / 大 / 特大)」和ごよみと暮らしによりそう工芸品:暮らしのほとり舎(http://www.kurashi-no-hotorisya.jp/Kitchen/ityou-manaita.html)
- 株式会社小柳産業「専務の木まぐれブログ・木のまな板のお話。その2」株式会社小柳産業(http://www.oyanagi.biz/blog/739/)
- 藤次郎株式会社「オンラインショップ・まな板」TOJIRO JAPAN(http://www.tojiro.shop/shopbrand/others03/)
サイズで選ぶ?素材で選ぶ?ママの賢いまな板の選び方
ここからは、まな板を選ぶ際のポイントについてご紹介致します。家族のために、毎日お料理を作るママ達に是非参考にしてもらいたい内容です。手軽に買い替えるものでもないまな板ですからこそ、購入時にはしっかりとポイントを見極めたいですよね。









