妊娠11週目の胎児の成長
- 身長:7~9cm
- 体重:20~30g
上記は11週末の胎児の大きさです。
妊娠11週目のエコー写真は以前と比べてもより人間に近い形になっています。この時期には手足も動かせるようになるため、妊婦健診では元気に動く赤ちゃんの様子が見られるかもしれません。
脳や臓器の基本ができあがります
早いもので、この時期になると胎児の内蔵の基礎ができあがります。もちろん、臓器が機能し始めるまでには時間がかかりますが、この時期になれば薬やウイルスなどの影響を受けるリスクが下がってきます。
内蔵の基礎ができるこの時期、胎児は腎臓で尿を作り始め、胎児は羊水を飲んで排せつするようになります。
活発な動きが見られるようになります
妊娠11週目になると、胎児の手足が伸び筋肉もついてくるため、動きが活発になってきます。胎児は羊水の中で歩くように足を動かすこともあり、超音波検査でそのような様子が確認できることもあるでしょう。
- 坂本産婦人科クリニック「妊娠中の過ごし方」(http://www.sakamotolc.net/ninshin/656.html,2017年10月19日最終閲覧)
- 佐藤クリニック「胎児の「すくすく」ストーリー」(http://www.sato-clinic.com/press_past/vol_21.html,2017年10月19日最終閲覧)
- 山本産婦人科「分娩予定日はどのように決められるの?」(http://www.yc-tsu.jp/dekigoto/ninsin/nin_3.html,2017年10月19日最終閲覧)
- 佐藤クリニック「超音波検査大特集」(http://www.sato-clinic.com/press_past/vol_9.html,2017年10月19日最終閲覧)
- 井上裕美(監)他「病気がみえるVol.10産科」産科P6~7、P24~25(メディックメディア,2015年)
- 広尾レディース「妊娠3ヶ月」(http://www.hiroo-ladies.com/sanka/maternity/maternity03.html,2017年10月19日最終閲覧)
- シロタ産婦人科「産科」(http://www.shirotaclinic.com/obstetrics/,2017年10月19日最終閲覧)
妊娠11週で流産する確率
妊娠初期に起こる流産の確率は、全妊娠の約8~15%です。しかし、胎児の心拍が確認できれば、流産の確率は大幅に下がると言われています。流産といってもいくつか種類があり、一度流産してしまっても、その次の妊娠時も流産するとは限りません。
何度も流産を繰り返してしまう場合には、母体に原因がある可能性があるため、医師の判断で検査をすることがあるかもしれません。
- みずうち産婦人科「流産」(http://www.mizuuchi.or.jp/gynecology/流産/,2017年10月19日最終閲覧)
- 的野ウィメンズクリニック白楽「流産とは?」(https://www.matono-womens.com/treatment/ninp/ryuzan,2017年10月19日最終閲覧)
- あさぎり病院「産科:妊娠初期の出血について」(http://www.asagiri-hp.or.jp/sinryouka/sanhuzinka/tokushoku/syukketu.html,2017年10月19日最終閲覧)
- ASKAレディースクリニック「妊娠初期の注意事項」(http://aska-cl.com/art/art-pregnancy-notes.html,2017年10月20日最終閲覧)
- まのレディースクリニック「妊娠Q&A」(http://www.yuhookai.jp/MLC09_QA.html,2017年10月20日最終閲覧)
- 岡本産婦人科「産婦人科Q&A」(http://www.okamoto-obgy.jp/qa.html#20-3,2017年10月20日最終閲覧)
- 日本産科婦人科学会「流産・切迫流産」(http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ryuzan.html,2017年10月20日最終閲覧)
妊娠11週目におすすめの過ごし方と注意点










