妊娠2ヶ月でやること、やめること
この時期は、まだ妊娠がわかったばかりで妊婦さん自身も体の変化に戸惑うこともあるでしょう。しかし、おなかの赤ちゃんの成長はめざましい時期のため、妊娠しているという自覚を持って生活することが必要です。
母子手帳(母子健康手帳)をもらう
赤ちゃんの心拍が確認できたら、妊娠届出書を役所か保険所に提出し、母子手帳をもらいましょう。産婦人科でもらえること場合もあるので、住んでいる自治体のホームページか産婦人科に確認を。
厚生労働省は妊娠11週以内の届け出を推奨しています。
葉酸を意識的に摂取する
赤ちゃんの細胞分裂が盛んな妊娠初期に積極的に摂りたいのが葉酸です。葉酸とは、緑黄色野菜やレバーに含まれるビタミンB1の一種。妊娠初期は、神経管を元に赤ちゃんの脳や神経、心臓といったさまざまな器官が作られる大事な時期です。
葉酸を1日0.4㎎摂取することで「神経管閉鎖障害」のリスクを軽減することができます。葉酸は枝豆、モロヘイヤ、いちごなどの食材に多く含まれますが、難しい場合はサプリで摂取してもOKです。
妊娠したことを職場の上司に知らせる
働いている方であれば、妊娠初期はつわりなどの体調不良で仕事を休みがちになることが想定できます。妊娠がわかったら社内規定や就業規則を確認し、なるべく早めに上司に報告しましょう。
会社の制度を利用しやすくなり、会社側も妊娠への配慮や今後の仕事について計画が立てやすくなります。
タバコとお酒はやめる
妊娠中にタバコを吸うと流産率は2倍、早産のリスクもアップします。胎児の成長にさまざまな悪影響を及ぼすため、妊娠がわかったらすぐに禁煙を。身近な人が喫煙者であれば、禁煙してもらうのがよう話してみましょう。
また、妊娠中に飲んだアルコールは胎盤を通じて赤ちゃんに移行します。未熟な赤ちゃんの肝臓はアルコールを分解することができないので、先天異常、脳萎縮などの原因になることも。
おなかに赤ちゃんがいることを意識した生活を
妊娠2ヶ月は、おなかのなかに胎のうを確認し、その後の心拍が確認できるまでハラハラドキドキして過ごす期間。いくつか確認しなくてはいけないステップを踏んで、ようやく「おめでとう!」と言えるようになるのです。
赤ちゃんの心拍が確認できたら、すぐに母子手帳を入手しましょう。もちろん、お酒やタバコはNGです。おなかに赤ちゃんがいることを常に意識しながら、無理をせず、十分な栄養と休息を取る生活を心がけましょう。










