知っておきたい!幼児期の教育費の平均
子供が生まれてしばらくは赤ちゃんのお世話に一生懸命。しかし赤ちゃんだった我が子もいつの間にかお喋りを始めたり、色々な事に興味を持ち始めたりしますね。
特に教育熱心でなくても我が子には良いものを与えたい!と思うのはどんなパパママも一緒でしょう。こちらの記事ではそんな場合に気になる、幼児期の教育費について紹介します。参考にしてみてください☆
どんなものにお金がかかる?幼児の教育費
一言で教育費といっても様々な種類のものがありますよね。主なものを下記にあげてみたいと思います。
- 幼稚園や保育園などの費用
- 習い事などの月謝
- 通信教育など家庭教育の費用
- 小学校受験をする場合の受験費用
こういったものにお金がかかってきます。受験などはもちろんそうですが、習い事や通信教育はやらなければならないものではありませんし、やるかどうかは自由です。
しかし本人が興味を持った習い事や、パパやママが良さそうだと思った通信教育などは短期間でも受けさせてみても良いかも?と思いますよね。
幼児期の習い事や通信教育のメリット!
ここで幼児期に習い事や通信教育を行うメリットをあげてみましょう。
- 教育を始める時期が早いほどIQが高くなると言われている
- 右脳が発達する時期に適切に右脳を刺激する事で脳全体の発達が促される
- 親子のコミュニケーションが図れる
ここであげたのは一例ですが、ほかにも習い事に行く事でママのストレス発散にもなるなど、子供の知能の発達以外の面でのメリットもあります。
小学校入学前の教育費の平均は?
そんな幼児教育についてある調査によれば、未就学児の幼稚園や保育園以外での教育費の平均は1ヶ月あたり約4,500円だそうです。
内訳としては習い事などの費用が約2,100円、家庭学習の費用が約1,700円、それ以外に幼児の学習塾という事になっています。
これを高いとみるか低いとみるか?各家庭によって意見が分かれるところですが、幼児期の教育費にはこれくらいは平均でお金をかけるものだと思って参考にしてみてください。
教育費、気になる内訳…!
では実際に何にどのくらいのお金がかかっていくのか、具体的に教育費の内訳を紹介したいと思います!
1.幼稚園、保育園にかかるお金
まずは幼稚園、保育園での学費や保育料です。月額ではおおよそ20,000円~40,000円がかかります。月齢の低いほど保育料は高くなり、0歳児だと70,000円近い場合もあります。
しかも入園するとそれ以外にかかってくるお金もあります。一般的なものとして次のような費用がかかると思ってください。
- 入園金:20,000円~50,000円
- 制服・体操服代:30,000円~50,000円
- 保育用品代:5,000円~10,000円
- 冷暖房費:3,000~5,000円
- 保護者会など積立金:2,000~5,000円
園によって様々ですが、他にもバス利用代やイベント費、進級費、寄付金など想定外の費用がかかることもあります。入園前に幼稚園に問い合わせたり在園している先輩ママに話を聞くなど、状況を把握しておくことも大切です。
2.習い事にかかるお金
現在、5割強のパパやママが小学校入学前の子供に習い事をさせていると言います。人気の習い事は主に下記のようなものです。
- スイミング
- 英語教室
- 学習系教室
- 音楽教室(ピアノなど)
- サッカー
月謝は5,000円~8,000円が相場です。またそれに加えてテキスト代や発表会の費用など、習い事によって想定外の費用がかかるものもあります。習い事を始める前に費用のチェックはちゃんとしましょう。
3.通信教育など自宅学習の費用
幼稚園や保育園、習い事以外にも通信教育などの自宅学習をされる方は意外と多いものです。この場合の費用は次のような内訳になります。
- 知育絵本など:1冊800円~1,500円
- テキスト・ドリルなど:1冊500円~1,000円
- 通信教育:1ヶ月あたり2,000円~3,000円
通信教育は人気のものがたくさんあり、各社コースによって料金や内容も違います。主にテキストやドリルなどが届くところもあれば知育おもちゃなどが付いてくる場合もあります。
知育絵本は図書館など借りる、テキストやドリルはネットで無料配布をしているサイトからコピーをするなど削れるところは賢く節約するママもいます。
こんな教育費も…小学校受験の費用について
最後に小学校受験をする場合の費用について紹介します。お受験なんてうちには関係ないというママもいるかも知れませんが、子供の将来を考えると小学校での教育内容というのも気になる点ではありますよね。。
小学校受験の準備はだいたい幼稚園年中さんから1年間くらいで行う人が多いようです。志望校に入るための小学校受験の費用には、どんなものがありいくらぐらいかかるのでしょうか。
幼児教室
小学校受験を目指す幼稚園児用の「予備校」にあたる幼児教室。知恵のおけいこから、体操・運動、集団行動など、様々な科目が授業に組み込まれています。受験までの1年間を幼児教室に通う園児が多いようです。
また受験用の幼児教室のほかに習い事を1~2つしている場合もあります。習い事も入れると教室などに通うのは1週間に3~4回、費用は1ヶ月で10万円程度になります。小学校受験の費用の中で最もお金がかかる部分です。
模試・テスト代
子供の知能や学習の理解度の目安となる模試やテストにも費用はかかります。幼児教室で一緒に行う場合でも模試やテスト代は別という場合もあります。
受験費用は1回10,000円~15,000円程度。受験までに5~10回は受ける子供が多いようです。
テキスト・ドリル代
自宅での学習に用いる受験用のテキストやドリルの費用です。通っている幼児教室オリジナルの物から市販されている物まで、種類は様々です。
有名な幼児教室「こぐま会」のドリは、1冊1,080円だそう。こうしたテキストやドリルは1冊1,000~2,000円ぐらいが相場で受験までにだいたい10冊ぐらいこなします。
受験料
受験の準備費用だけでなくもちろん受験そのものにも料金はかかります。私立小学校の場合、入試の受験料は1校あたり20,000円~30,000円ぐらい。
国公立は1校あたり2,000~3,000円と言われ、だいたい3~5校ぐらいを受験する子供が多いようです。受験料だけでも10万円ぐらいかかるんですね。
受験用の洋服、靴、カバンなど
いい洋服を着ることが合否を左右するわけではありませんが、親子の受験用のお洋服は必須。子供の洋服などに3万円~4万円、親の洋服などに7万円~10万円かかっているようです。
運動のテストもあることが多いので、面接用の洋服のほか運動のテスト用洋服も必要!靴や上履き、カバンなど小物も受験用に用意する場合が多いでしょう。
教育費の平均を知って、子供の教育について考えよう!
幼児期の教育費の平均や内訳について紹介しました。やはりみなさんそれなりにお金をかけて子供に教育を受けさせているようです。しかしかけたお金が愛情とイコールではありません!
大切なのは子供の将来の事を本人の希望も含めてしっかりと考える事。そのための費用などのリサーチを怠らないようにしたいですね。こちらの記事が参考になれば幸いです!