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監修:鈴木さや子

世帯年収400万~599万円、妻がパートタイマーの家庭が教育費に備えて今すべきこと

現在は生活に困っていないけれど、将来の教育費負担を考えると慎重に備える必要がある。そのようなケースが多いのが世帯年収400万~599万円の層です。「今は不自由していないから」と貯蓄を後回しにしていると、あとでかかる教育費に太刀打ちできないかもしれません。将来を見据え、失敗せずに貯蓄を達成するためのコツをファイナンシャルプランナーがお伝えします。将来の教育費に備え、今からできることをやっていきましょう。

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世帯年収500万円前後のわが家、子供を大学まで行かせられる?

世帯年収500万円前後の世帯の場合、無駄遣いをする習慣がなければ大学進学が可能と見込めます。学費が安い国公立にこだわらなくても、私立大学へ行かせることも可能でしょう。

今回は以下のような世帯構成を前提としてお話しします。

3人 家族 PIXTA

  • 夫:手取り年収450万円 28歳
  • 妻:年収80万円(見込み) 26歳
  • 子:1人(0歳代)

今回の例では、現状は妻が子育て主婦、夫の手取り年収が450万円。妻は妊娠前にパートをしていたものの、出産前に退職。将来、再び妻がパートに出ると、世帯年収が530万円に増える予定とします。

こうした世帯では、お金があるだけ使ってしまったり、お金がかかる趣味を複数もっていなければ、大学への進学は現実的です。さらにやりくりに気を付ければ、中学や高校から私立を選択することも可能でしょう。

ただし、中学や高校で私立に行く場合、在学中は家計の収支がマイナスになる懸念があるため、教育費をしっかり貯めておかなければなりません。また、子供が増えた場合は、高校までは公立がベター。状況に応じて進路を決めてくださいね。

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生活費や子供が高校生になるまでの教育費をまかないながら、大学の初年度納付金を貯めるためのやりくり方法を、これからご説明します。

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記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

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