世帯年収500万円前後のわが家、子供を大学まで行かせられる?
世帯年収500万円前後の世帯の場合、無駄遣いをする習慣がなければ大学進学が可能と見込めます。学費が安い国公立にこだわらなくても、私立大学へ行かせることも可能でしょう。
今回は以下のような世帯構成を前提としてお話しします。
- 夫:手取り年収450万円 28歳
- 妻:年収80万円(見込み) 26歳
- 子:1人(0歳代)
今回の例では、現状は妻が子育て主婦、夫の手取り年収が450万円。妻は妊娠前にパートをしていたものの、出産前に退職。将来、再び妻がパートに出ると、世帯年収が530万円に増える予定とします。
こうした世帯では、お金があるだけ使ってしまったり、お金がかかる趣味を複数もっていなければ、大学への進学は現実的です。さらにやりくりに気を付ければ、中学や高校から私立を選択することも可能でしょう。
ただし、中学や高校で私立に行く場合、在学中は家計の収支がマイナスになる懸念があるため、教育費をしっかり貯めておかなければなりません。また、子供が増えた場合は、高校までは公立がベター。状況に応じて進路を決めてくださいね。
上の記事でご説明したように、大学の初年度納付金に備えるには、子供が18歳までに500万円の貯蓄があると安心です。子供が生まれてからすぐに貯金をスタートすれば、月額23,000円ほどの貯金で達成できます。
生活費や子供が高校生になるまでの教育費をまかないながら、大学の初年度納付金を貯めるためのやりくり方法を、これからご説明します。