1. トップ
  2. マネー
  3. 学費・教育費
  4. 世帯年収600万~799万円、妻が時短勤務の家庭が教育費に備えて今すべきこと

監修:鈴木さや子

世帯年収600万~799万円、妻が時短勤務の家庭が教育費に備えて今すべきこと

世帯年収が600万~799万円あると、生活には余裕があり、お金に対する不安はあまりないかもしれません。しかし、日常的にお金のむだが多いと、将来教育費が不足する可能性もひそんでいます。これから必要になる教育費について夫婦で意識し、収入は大切に使うように心がけてください。具体的な世帯を例に挙げ、節約のコツや準備の方法を、ファイナンシャルプランナーがお伝えします。

プレミアム記事

PIXTA

世帯年収600万~799万円、子供を大学まで行かせられる?

年収およそ700万円の世帯では、賢いお金の使い方をしていれば、大学はもちろん、小中学校など早い段階から私立を選択することも可能でしょう。

今回は以下のような世帯構成を前提としてお話しします。

車 家族 PIXTA

  • 夫:手取り年収480万円 29歳
  • 妻:手取り年収220万円 25歳(正社員だが、現在は育休中)
  • 子:1人(0歳代)

妻は現在育休中ですが、子供が1歳で職場復帰し、3歳までは時短勤務をする予定とします。

公立でも油断禁物!幼保から大学まで、教育費のかかり方を総まとめ

関連記事:

公立でも油断禁物!幼保から大学まで、教育費のかかり方を総まとめ

出産直後から、赤ちゃんのお世話に追われる毎日を送っているママ。乳幼児期…

プレミアム記事

上の記事でご説明したように、大学の初年度納付金に備えるには、子供が18歳までに500万円の貯蓄があると安心です。子供が生まれてからすぐに貯金をスタートすれば、月額23,000円ほどの貯金で達成できる計算です。

世帯年収が700万円あれば、特別なぜいたくをする習慣がなければ積み立てに苦労せずに貯められると考えてよいでしょう。ただし、いつから私立の教育機関に通わせるかは慎重に検討すべきです。幼稚園や小学校から私立に通う場合、通常は乳幼児期から小学校のときにあたる「教育費の貯めどき」がありません。そのため、常に収入の2割程度を教育費として捻出しなくてはならなくなります。

教育費以外の支出が多ければ、教育費の捻出は難しくなりますね。生活に不自由しないだけの収入があるだけに、油断して使い過ぎないように意識しましょう。将来「こんなはずではなかった」と思わないために注意すべきことと、今からできるやりくり方法をご紹介します。

この年収層が陥りやすい「失敗やりくり」

プレミアム記事を読むには?
この記事の続きは、アプリをダウンロードしてママリプレミアム(月額400円)に登録するとお読みいただけます。
アプリをダウンロードする
プレミアム記事が今なら7日間無料

記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

おすすめ記事

「教育費」「貯めどき」「年収700万円」 についてもっと詳しく知る

話題の記事

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧