食費、高熱費など、子供がいる家族の生活費の平均について

4人家族、生活費の内訳

総務省統計が2017年11月14日に公表した、平成29年家計調査報告の結果をもとに、2人以上の世帯における生活費を項目ごとに紹介します。

※2人以上の世帯には、「勤労者世帯」、「無職世帯」のほか、世帯主が個人経営者、法人経営者、自由業者などの世帯が含まれます。
※家計調査は、全国約9,000世帯の方々を対象としたものです。

光熱費・水道代

光熱費・水道代は、家族の人数や住環境によって大きく異なることが予想されます。例えば、オール電化とそうでない家庭では、光熱費に差が生まれるのは理解できますね。

• 2016年10～12月：19,169円
• 2017年1～3月：25,888円
• 2017年4～6月：20,884円
• 2017年7～9月：18,553円

通信費

• 2016年10～12月：39,905円
• 2017年1～3月：39,531円
• 2017年4～6月：39,305円
• 2017年7～9月：39,483円

こちらは、家族構成によって金額が大きく異なりそうな項目です。例えば、両親二人とお子さん複数名が携帯を持っている場合と、両親二人だけが持っている場合では金額に差が出ることが予想されます。

また、家庭のPCプロバイダ、電話などの契約状況によって違いが出るでしょう。

食費

1. 2016年10～12月：77,095円
2. 2017年1～3月：68,870円
3. 2017年4～6月：71,680円
4. 2017年7～9月：72,797円

月によって増減はありますが、70,000円前後が平均のようです。とはいえ、食費に関しては、家庭によって金額が大きく異なるでしょう。

日用品・雑費

• 2016年10～12月：23,776円
• 2017年1～3月：22,455円
• 2017年4～6月：23,507円
• 2017年7～9月：24,185円

統計上の数字では諸雑費という項目の金額を記載しています。

住居

• 2016年10～12月：19,688円
• 2017年1～3月：15,281円
• 2017年4～6月：16,730円
• 2017年7～9月：16,576円

こちらも、アパートやマンション住まいで家賃のかかる家庭から、実家住まいのため家賃は0円の家庭。また、住宅を購入し毎月ローンの返済の必要な家庭までさまざまです。

それぞれの状況によって異なるでしょう。

出費を抑えて貯蓄に回す

毎月固定出かかってくる通信費や保険料を減らすことは難しいですが、食費や光熱費等は使い方次第で節約できるものです。

住んでいる地域や子供の年齢によっても生活費に変動はありますが、あまり贅沢せず賢く使うことによって、少しずつ貯蓄をしていけると良いですね。