1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 離乳食・赤ちゃんの食事
  4. パスタ(スパゲティ)を使った離乳食はいつから?後期・完了期のレシピ

パスタ(スパゲティ)を使った離乳食はいつから?後期・完了期のレシピ

この記事ではイタリアンの定番メニューであるパスタを、離乳食として与えるときの方法と注意点について解説しています。またパスタを使ったアレンジレシピ6選を、離乳食後期と離乳食完了期に分けて紹介していきますよ。アレンジメニューの中には大人と取り分けができるものもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。スパゲティを離乳食に使えるのは7~8か月ごろからですが、月齢ごとに与え方や注意点を把握してから作りましょう。

PIXTA

離乳食時期(初期・中期・後期・完了期)パスタはいつから与えられる?

パスタを離乳食として与えられる時期は、生後7ヶ月~生後8ヶ月頃からです。パスタの種類はさまざまありますが、細目のスパゲッティや、マカロニであれば離乳食中期から食べさせることができます。

乾麺のパスタは手で折りやすく、赤ちゃんが食べやすいサイズに調整しやすいため、とても便利な食材です。またマカロニは、手でつかみやすいため手づかみ食べの時期におすすめのパスタです。

出典元:

離乳食でパスタを与える方法と注意点

パスタ PIXTA

離乳食中期の生後7ヶ月~生後8ヶ月頃から与えられるパスタは、赤ちゃんの月齢によって食べられる長さが異なります。月齢に合わせた食べさせ方を説明しているため、調理するときの参考にしてみてください。

  • モグモグ期(生後7ヶ月から生後8ヶ月):柔らかくゆでて米粒大の長さに刻む。
  • カミカミ期(生後9ヶ月から生後11ヶ月):柔らかくゆでて1~2cm程度の長さに切る。
  • 完了期(生後12ヶ月から生後18ヶ月):柔らかくゆでて2~3cm程度の長さに切る。

パスタやマカロニをゆでるときは袋にゆで時間の記載がありますが、それよりも長めにゆでることがポイントです。赤ちゃんの様子を見ながら、食べやすい柔らかさになるまでゆでることをおすすめします。

長さや塩分が気になる方は、赤ちゃん用のパスタやマカロニが販売されているため、そちらを活用してみてください。

出典元:

注意点

離乳食で初めてパスタを与える場合は、まず小麦アレルギーへの注意が必要です。子どもに多い5大アレルゲンは、鶏卵・牛乳・大豆・小麦・米です。

うどんやパンなどで小麦に慣れている子どもなら大丈夫でしょうが、初めて小麦を食べさせる場合は慎重に与えてください。最初は午前中にスプーン1杯くらい程度の少量を与えてみて、数日間様子をみてあげるようにします。

もちろん、ゆでるときに塩は使わないようにしてくださいね。

出典元:

離乳食後期~完了期のパスタを使ったアレンジメニュー

パスタとマカロニを使用した、離乳食時期におすすめのアレンジメニューを紹介します。取り分けメニューもいくつかあるため、赤ちゃんと一緒に食事を楽しむことができるでしょう。離乳食時時期の献立にぜひ、役立ててくださいね。

離乳食後期レシピ(カミカミ期):きのことひじきのツナスープパスタ

きのことひじきのツナスープパスタ ©モグック

材料

  • タイ:10g
  • エノキ:15g
  • ヒジキ:5g
  • 野菜スープ:50cc
  • パスタ:14~15本程度

作り方

  1. タイは加熱してほぐしておく。
  2. パスタは柔らかくゆでて食べやすく刻む。
  3. エノキとヒジキは食べやすく刻む。
  4. 鍋に刻んだエノキとヒジキ、野菜スープを入れて柔らかくなるまで煮込む。
  5. タイとパスタを加えてしばらく煮込んだら完成。

大人もアレンジ次第でおいしく食べられそうなスープパスタですね。パスタとエノキ、ヒジキを切るときは、同じ長さに切ると食べやすいでしょう。

具材にキャベツやタマネギ、ニンジンなどを加えると野菜をたっぷり食べることができますよ。

離乳食後期レシピ(カミカミ期):パスタとキャベツを使った取り分けレシピ

パスタとキャベツを使った取り分けレシピ ©モグック

材料

  • ベビーホタテ:1個
  • パスタ:20g
  • シメジ:10g
  • キャベツ:20g
  • 魚:10g
  • 野菜スープ:10cc

作り方

  1. 魚は加熱してほぐしておく。
  2. パスタは柔らかくゆでて食べやすい大きさに刻む。
  3. シメジとホタテは食べやすい大きさに刻む。
  4. キャベツは電子レンジで加熱してから食べやすい大きさに刻む。
  5. 鍋に野菜スープとキャベツ、シメジを入れて柔らかくなるまでに煮込む。
  6. 鍋にパスタと魚、ホタテを加えて火が通ったら完成。

離乳食用としてベビーホタテを使用するときは、かみづらいひだを取り除いてから、食べやすい大きさに刻みましょう。魚は、月齢に合わせて食べられるものを使用してください。

魚と野菜スープ以外の材料を、オリーブオイルやにんにくのみじん切り、だししょうゆなどに変え、大人用の取り分けメニューにアレンジしてもよいでしょう。

離乳食後期レシピ(カミカミ期):赤ちゃんスパゲティ

赤ちゃんスパゲティ ©和光堂

材料

  • 手作り応援コンソメ:1包
  • トマト:20g
  • スパゲッティ:20g
  • 鶏ひき肉:10g
  • ニンジン:10g
  • タマネギ:5g
  • ブロッコリー:10g
  • 粉チーズ:適量

作り方

  1. スパゲッティは食べやすい長さに折って柔らかくなるまでゆでる。
  2. ニンジンとタマネギ、ブロッコリーはみじん切りにする。
  3. 切った野菜を鍋で100mlの水、手作り応援コンソメ、鶏ひき肉を入れて柔らかくなるまで煮る。
  4. 3にパスタと下処理したトマトをみじん切りにして入れる。
  5. 混ぜながらひと煮立ちさせる。
  6. 皿に盛り付けて粉チーズを振って完成。

トマトはあらかじめ皮を湯むきして種を取り除くなど下処理をしておきましょう。作り方4で記載しているトマトの下処理方法は、皮を湯むきして種は取り除いておくことをいいます。

たっぷりの野菜と一緒に食べられるスパゲッティで、他の野菜を細かく刻んで加えてもおいしく食べられそうなメニューですね。スパゲッティの分量は乾麺で20gの量を用意してください。

また、手作り応援コンソメは和光堂の商品です。お湯に溶かすだけで簡単に赤ちゃん用のコンソメスープを作れますよ。洋風の味付けをしたいときにとても便利なアイテムです。

出典元:

離乳食完了期レシピ:お魚と夏野菜たっぷりパスタ

お魚と夏野菜たっぷりパスタ ©モグック

材料

  • タイ:10g
  • パスタ:5g
  • トマト:30g
  • ナス:10g
  • シイタケ:5g
  • タマネギ:15g
  • 野菜スープ:大さじ2

作り方

  1. タイは加熱してほぐしておく。
  2. パスタは柔らかめにゆでる。
  3. トマトとナス、シイタケを細かく刻み、タマネギはすりおろしておく。
  4. 切った野菜を鍋に入れてトマトの水分が出るまで軽くいためる。
  5. タイと野菜スープを加えて汁けがなくなるまで弱火で煮込む。
  6. 煮込んだものにパスタを添えて完成。

こちらのメニューで使われているパスタの分量は、乾麺での量です。写真ではマカロニが使用されていますが、細い麺のスパゲッティを使ってもよいでしょう。

トマトのうまみを、たっぷり味わうことができるソースですね。ナスとシイタケ、タマネギ以外にもシメジやピーマンなどの野菜を加えてもおいしいかもしれませんね。また、タイをひき肉に変えてみてもよいかもしれません。

離乳食完了期レシピ:魚介類のパスタ

魚介類のパスタ ©モグック

材料

  • 白身魚:10g
  • アサリ:10g
  • ムキエビ:10g
  • パプリカ:10g
  • ニンジン:10g
  • パスタ:適量
  • オリーブオイル:少量
  • パセリ:少量
  • 野菜スープ:適量

作り方

  1. パスタは柔らかくゆでて食べやすい長さに切る。
  2. 白身魚を加熱し軽くほぐす。
  3. ニンジンとパプリカは、パスタのように細切りにして耐熱容器に少量の水を入れ蓋をし、電子レンジで1分加熱する。
  4. フライパンにオリーブオイルを熱して野菜とアサリ、ムキエビをいためる。
  5. 火が通ったら白身魚と野菜スープ、パスタを加えていため合わせる。
  6. アサリの身を殻から外して器に盛り付ける。
  7. 刻んだパセリをのせて完成。

魚介類のうまみを、たっぷり味わうことができるパスタですね。ニンジンとパプリカの大きさをパスタに合わせることで、食べやすくしていることがポイントです。

こちらもメニューに、ベビー用のケチャップやコンソメをプラスでアレンジしてもよいでしょう。野菜スープは、赤ちゃんの好みに合わせて分量を調節してみてください。

こちらのメニューで使用しているエビは、離乳食完了期の生後12ヶ月以降から食べられる食材です。ただし、アレルギー反応が出る可能性のある食材のため、気になるときはエビを入れずに作ることもできるでしょう。

出典元:
  • 上田玲子(監)「最新版この1冊であんしんはじめての離乳食事典」160ページ(朝日新聞,2016年)
  • 坂井一之「たまひよ新・基本シリーズ初めての離乳食」折込ページ(ベネッセコーポレーション,2012年)

離乳食完了期レシピ:ホウレンソウと魚の豆腐クリームマカロニ

ホウレンソウと魚の豆腐クリームマカロニ ©モグック

材料

  • 白身魚:10g
  • ホウレンソウ:15g
  • マカロニ:20g
  • 豆腐:20g
  • 豆乳:大さじ2
  • 塩:極少々
  • 野菜スープ:大さじ3

作り方

  1. 白身魚は加熱してほぐしておく。
  2. ホウレンソウはゆでて食べやすい長さに切る。
  3. マカロニは柔らかくゆでて食べやすい大きさに切る。
  4. 鍋に野菜スープとマカロニ、白身魚、ホウレンソウを加えて煮込む。
  5. くずした豆腐と豆乳、塩を入れてひと煮立ちさせたら完成。

豆腐と豆乳を活用し、クリームソース風に仕上げたスープパスタは、あっさりとしていて食べやすそうですね。豆腐は絹ごしを使用しています。また、マカロニの分量はゆでた状態で20gです。

パスタを活用して離乳食時期の献立レパートリーを増やそう

離乳食 PIXTA

パスタを離乳食として与えるときは、袋に記載されているゆで時間よりも長めにゆでることがポイントです。赤ちゃんの月齢に合わせたやわらかさと、長さにしてくださいね。またマカロニは手づかみ食べにも最適な食材です。ぜひ、パスタを活用して、レパートリーを増やしてみてください。

手作業で骨取り済み!モグックの冷凍魚なら手間なくお魚離乳食が作れます

©モグック

通信販売で小分けサイズの冷凍お魚を販売している「モグック」では、1パック10gという小さなサイズでパッキングした魚を販売しています。お魚は手作業で骨を取り除いています。皮つき商品・皮なし商品を販売しており、手間や栄養面を考慮して選ぶことができますよ。

(今回紹介したレシピの一部はモグック様からご協力いただき掲載しております)

モグック
記事内記事内で紹介している商品を「モグック」で購入!

離乳食の基本やレシピが月齢別に見られる和光堂のわこちゃんカフェ

日本で初めて育児用のミルクを販売した和光堂は赤ちゃんのためにとの思いから、全ての商品に置いて品質を高く保っています。そんな和光堂が運営しているわこちゃんカフェでは、自社製品である高品質のベビーフードを使用したレシピが多く紹介されています。

また、離乳食の基本を動画で分かりやすく説明し、食材のチェックリストも月齢別に説明しています。ぜひ、離乳食作りに迷ったら参考にしてみてくださいね。

(今回紹介したレシピの一部は和光堂様からご協力いただき掲載しております。)

わこちゃんカフェ

記事内で紹介している商品を「楽天」で購入!

記事内で紹介している商品を「Amazon」で購入!

記事内で紹介している商品を「Yahoo!ショッピング」で購入!

おすすめ記事

「離乳食」「パスタ」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧