わが家の家族構成、食事のようすを紹介
筆者は夫、長女7歳、次女3歳、長男1歳6ヶ月の5人家族です。夫は肉体労働ということもあり、とても良く食べます。子供たちは食べることが好きですが、食の好みや食べる量にそれぞれ違いがあるため、食事に気をつかう日々です。
お昼ご飯は夫はお弁当を持ち、長女は小学校の給食、次女、長男は保育園で給食を食べます。毎食家で食べるという訳ではないため、その分は別で作らなくてもOK。筆者はパートで仕事をしていますが休憩が無く、外食やコンビニなどで購入せずに帰宅してから食べます。
そんなわが家の食費や買い物方法を今回は紹介します。住んでいる地域、買うお店などが違うため、参考までに読んでみてくださいね。
わが家の買い物事情
わが家は1週間に1度、買い物へ出かけます。夫が仕事で車を使ってしまうため、休日である日曜日のみ買い物をするのです。途中で足りなくなってしまう牛乳や卵などは、買い足すこともあります。
5人家族で食費の設定はお米代を含み、月28,000円です。ママ会やお誕生日などのイベントがあるときは35,000円を上限とし、やりくりをします。筆者、夫ともにお酒は飲みません。嗜好品は子供たちのお菓子を買う程度です。筆者が趣味でお菓子やパンを作ることが好きなため、おやつは市販のものだけでなく手作りのものを出すこともあります。朝食におけるパン、ご飯の割合は半分ほど。
夫は家ではなく出勤中の車の中で食べるため、サンドイッチを持たせます。パンは9割程手作りで、作る時間がないときだけ市販のパンを購入します。お菓子やパン作りは筆者の息抜きにもなるので一石二鳥となり、着色料や保存料も不使用なので安心して食べさせることができます。
買い物は献立を決めてからではなく、スーパーで安い商品を購入してから何を作るか決めるタイプ。献立を決めてからになると、高くても買わなくてはならないからです。
予算オーバーしないよう食材を選び、購入したものの中から献立を作成します。
買い物は空腹時は避ける、なるべく1人で行くなどルールを決めよう
皆さんは買い物へ行く時間は決まっていますか?筆者は空腹時になる昼食前や夕飯前は避けています。できるだけ、朝食や昼食を食べてすぐに行くよう心がけをし、余計なものの購入を防ぐように対策しています。おなかが空いていると普段買わないものや、総菜・お弁当などを買ってしまいがちに。余計な出費を増やさないよう空腹時は行きません。
また家族で買い物へ行くと、必要のないものをカゴに入れられることはありませんか?子供たちから「あれ食べたい」「これ買って」と言われることを防ぎたいですよね。そうならないよう1人で行きたいところですが、一緒に行くと言われたら連れていかなければなりません。そんなときは「欲しいものは一つまでOK」というルールを決めます。
何も買わないこともありますが、あらかじめルールを決めておくと子供がぐずったり、だだをこねたりするのを防ぐことができるのでおすすめです。また、業者向けのスーパーを利用し、低コストで抑えるよう心がけています。
わが家の1週間献立を紹介
業者向けスーパーは低価格なうえ商品のラインナップが豊富なので、食事のバリエーションを広げつつ食費を抑えることができます。忙しいママの強い味方である冷凍食品にも力が入っていますよ。
温めるだけ、揚げるだけ…そんな冷凍食品を取り入れることで時短、簡単調理が実現できます。他にも乾物や缶詰を活用することで、手軽でおいしいおかずがササっとできあがりますよ。
ここではさまざまな食品を使った、1週間分の夕食メニューを紹介します。
日曜日
- ご飯
- 豆腐入りメンチカツ(100g99円の合びき肉使用)
- キャベツの千切り
- ナスの煮びたし
- みそ汁(余った野菜を使用)
日曜日は平日に比べ夕食作りに時間が割けるので、少しだけ手の込んだものを作ります。この日は家族みんなが大好きなメンチカツ。豆腐を入れてカサを増やし、柔らかい食感で子供でも食べやすくしてあります。
他にはナスの煮びたし、キャベツの千切り、みそ汁です。主菜が揚げ物でガッツリとしたメニューなので、副菜はサッパリしたものを選びました。
ナスの煮びたしは電子レンジで加熱し、めんつゆにつけておくだけの簡単レシピ。1人あたり約130円で完成します。
月曜日
- ご飯
- 麻婆豆腐(100g86円の豚ひき肉を使用)
- ヒジキの煮物(ヒジキの乾物を使用)
- 春雨ナムル(春雨の乾物を使用)
- 卵入り中華スープ(顆粒鶏がらだし使用)
月曜日はできるだけ、傷みやすい食材から使います。冷凍していれば問題ありませんが、ひき肉は色が変わりやすいため早めに消費。業者向けスーパーだと100g100円以下で購入が可能です。
5人家族ですが200gほどしか使用しません。そのかわり、野菜や豆腐などでカサ増しして節約します。この日は豆腐を加えた麻婆豆腐。副菜には乾物を使ったヒジキの煮物、春雨ナムルを作りました。
必ずおなかが満足するよう汁物はつけます。主菜が中華料理なので今回は顆粒鶏がらだし、塩で味付けをした卵入り中華スープにしました。1人あたり約120円でこれだけのメニューが食べられます。
火曜日
- ご飯
- 鶏の照焼(100g50円の鶏もも肉を使用)
- ポテトサラダ
- キュウリとワカメの酢の物(ワカメの乾物を使用)
- みそ汁(具は余り野菜を使用)
火曜日は冷凍鶏もも肉を使用し、和食の定番である鶏の照焼にしました。お肉を購入した後は、いつも味をつけてから冷凍するので調理に時間がかかりません。
この日の鶏の照焼も下味をつけて冷凍しておいたので、解凍しフライパンで焼くだけ。ポテトサラダは電子レンジでジャガイモを加熱し柔らかくして作るので簡単です。
キュウリとワカメの酢の物は乾物のワカメを戻し、穀物酢と和風顆粒だしに漬けておくだけ。みそ汁の具材は余っていた野菜や冷凍した油揚げなどで作ります。1人あたり約100円です。
水曜日
- パエリア(冷凍シーフードミックス)
- ソーセージチーズ春巻き
- フレンチサラダ
- コーンスープ
水曜日は冷凍シーフードミックスで簡単な「パエリア」を作ります。
まずは米を水洗いせず、プライパンで透明になるまでバターで炒めます。カットトマト缶、冷凍シーフードミックス、水を加え沸騰させ、ふたをして13分加熱。10分蒸らして塩やコンソメで味付けをしたら完成です。難しそうと思いきや、実は手軽。包丁を使わずに本格的なパエリアができるのはうれしいですよね。
春巻きはソーセージ、チーズを一緒に巻いて揚げるだけ。コーンスープはクリームコーン、塩、砂糖を温めるだけ。フレンチサラダはレタス、キャベツ、ニンジンを千切りにしてドレッシングをかければOK。これだけそろって1人あたり約180円です。
木曜日
- ご飯
- ツナジャガ(4缶300円前後)
- 冷や奴
- コマツナのゴマあえ
- みそ汁(余り野菜を使用)
木曜日は食材が少なくなってくるため、缶詰や冷凍品を活用します。主菜は肉ジャガならぬ「ツナジャガ」。4個300円前後で販売されているツナ缶を肉の代わりに使ったメニュー。火が通っているので時短になりますし、子供も食べやすいですよね。
わが家では肉ジャガよりもこちらのほうが人気。簡単でおいしいのでおすすめですよ。他にはコマツナのゴマあえ、冷や奴になります。
少しボリュームが落ちるため、冷や奴や玉子焼きなどを出して満足感をアップしています。1人あたり約140円ほどになります。
金曜日
- ご飯
- イワシの蒲焼
- カボチャの甘煮
- キノコのおかかあえ
- ショウガ汁
金曜日はすでに開いている魚を使い、ご飯がすすむイワシの蒲焼を調理。タレはしょうゆ、砂糖、酒を合わせ電子レンジで加熱したものですが、市販のものを使ってOK。
イワシに塩、酒をふりかけて5分ほどおき、ペーパーで水気を拭いて塩で下味をつけます。片くり粉をまぶしてゴマ油でカリッと焼いたら、煮詰めたタレをからめるだけ。
副菜はカボチャの甘煮、キノコのおかかあえ、ショウガ汁になります。キノコのおかかあえは、電子レンジで加熱したキノコにかつおぶし、麺つゆを混ぜただけ。ショウガ汁はみそ汁にたっぷりすりおろしショウガを入れます。1人あたり約160円です。
土曜日
- ガーリックオムライス
- ビーンズマリネ(ミックスビーンズ使用)
- コンソメスープ
土曜日は週末ということで、いつもより品数を少なくして楽をします。子供たちが大好きなオムライスを、1週間頑張ったごほうびご飯にしました。
中身はケチャップライスではなく、ガーリックライスにしてバリエーションを広げます。ご飯は炒めるのではなく電子レンジで加熱したタマネギ、ニンジン、ウインナー、すりおろしニンニクにあたたかいご飯、バター、塩を混ぜるだけ。
ビーンズマリネは、ミックスビーンズ缶にイタリアンドレッシングをあえるだけ。週末は手軽な料理で少し家事を楽にしましょう。1人あたり約100円です。
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電子レンジや市販品を取り入れて節約・時短料理を作ろう
筆者は1週間の予算を決めて買い物をすることで、節約をしています。できるだけ1人で行くのがおすすめですが、家族で行く場合はルールを決め、無駄買いを減らすよう工夫しましょう。なんでも我慢しすぎてしまうと、あとで反動がきてたくさん買ってしまうことがあります。うまくルールを決めて、我慢しすぎるのを防ぐことも大切。
また市販品を使ったり、電子レンジ調理をしたりして時短、節約にもつなげます。缶詰や乾物を取り入れると節約だけでなく、ボリュームを出すこともできるのでおすすめです。
無理なくできる方法を少しずつ取り入れ、節約や時短に生かしてくださいね。