精神的にも経済的にも余裕が生まれる
少しの間でも一人の時間を持てるとストレス解消につながります。育児以外のことに意識を向けるだけでも、日々の育児疲れのリセットにつながり、また笑顔で子どもを迎えに行けるきっかけになりそうです。親の気持ちにゆとりがあると、子どもにもよい影響を与えます。
また、子どもを預けて働くのであれば、働いた分が収入になります。もちろん、子どもを預ける際には費用がかかりますが、それを差し引いても家計の収入が少しでも増えれば、子どもの教育や娯楽に使う楽しみが生まれそうです。
「3歳児神話」に縛られないために
「子どもを預けることにはメリットがある」と理解しても、頭の片隅で「本当にいいのかな」「3歳まではママといっしょにいた方がいいんじゃないかな」などと悩んでしまうこともあるでしょう。
そんなママに向けて、3歳児神話を気にしないために心がけたいことをご紹介します。
よかった部分に目を向ける
子どもを預けることに対して、ママが「かわいそう」「申し訳ない」と思っていると、少なからず子どもにも気持ちが伝わる場合があります。
その結果、子どもが精神的に不安定になってしまうのはつらいので、まずは「預けることはかわいそうなことではない」と自信を持ちましょう。
先に紹介したメリットの方に目を向け、ママが知らないうちに子どもはこんなにもできることが増えたという方を意識すると、気持ちが楽になりますよ。
一緒にいる時間はスキンシップをたっぷりと
重要なことは、一緒にいる時間がどれくらい長いか、ということよりも「質」です。一緒に遊んだり寝る前に絵本を読んだりする時間は、子どもにとって満たされる時間となります。
短い時間でもできることがたくさんあります。スキンシップをたっぷりとることで十分愛情を伝えることができますよ。親からすれば短い時間だからこそ、子どもと過ごす時間がとても大切に感じられるかもしれません。
芯をしっかり、自信をもって
一緒にいる時間を大切に過ごすことで、子どもは健やかに成長します。「3歳にもなっていない子どもを預けるなんて…」と心無い言葉を言われることがあるかもしれませんが、子どもにとって悪いことはありません。自信をもって堂々としていましょう。
どうしても不安に感じるときは、一人で抱え込むのではなく、夫や保育士など周りの大人に率直な気持ちを伝えてみるのもおすすめです。きっと気持ちが軽くなりますよ。大切な子どもは、みんなで協力し合って育てていきましょう。










