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監修:佐藤りか

「叱る育児」も必要!1~2歳児にとってプラスになる叱り方3つのコツ

近年「叱らない育児」という言葉をよく聞く、という方はいませんか。「叱らない」という言葉だけが先行して、叱る=いけないことと解釈している人もいるようです。そんなとき、幼いわが子を叱りつけてしまうと「また叱ってしまった」と自分を責めてしまうことも。しかし「叱らない」だけが理想の育児ではなく、ときには叱ることも大切です。この記事では、叱ることが子どもにとってプラスになるような、伝え方のコツを紹介します。

PIXTA

理由を添えて叱れば、子どもにとってのプラスになる

1~2歳になると、子どものいたずらや間違った行動が目につくことが増えますよね。ときには叱らなくてはいけないシーンもあるはず。特に飛び出しなどケガの危険があることや、お店のものを勝手に取るなど、社会のルールに反することは、何度でも根気よく伝えたいものです。

叱られることで、子どもは善悪の判断ができるようになります。そのためには「ダメ!」とだけ言うのはNG。なぜ「ダメ」なのか、理由を説明することが大切です。説明をしても、1~2歳ごろの子どもはすぐ理解できないかもしれませんが、簡単な言葉で繰り返し伝えることで、徐々に理解します。

叱る=マイナス、ではなく、叱り方によっては子どもにとって大きなプラスになるということを覚えておきましょう。

叱り方のポイント

「何度叱っても子どもがわかってくれない」というときは、叱り方に原因があるかも。ガミガミと恐怖を与えるような叱り方にならないよう、以下の3つのポイントを押さえましょう。自分の叱り方を見直すきっかけにしてみてくださいね。

まずは共感から入る

落書き 子供 PIXTA

子どものいたずらを見つけたときは、ついかカッとなってしまうかもしれません。しかし、ここはグッとこらえて、一度子どもの気持ちになってみましょう。

その上で、叱る前にまずは共感することがポイントです。たとえば壁に絵を描いてしまったら「お絵描きしたかったんだね。でも、ここに描いたらダメ」などと伝えると、子どもは自分の気持ちをわかってくれたと感じ、言葉を受け入れやすくなります。

しつこく言わない

怒る PIXTA

子どもがうなずいたり「わかった」と言ったりしたら、繰り返し叱らないようにしましょう。子どもの集中力は短く、長時間話しても伝わりません。

たとえば道路に飛び出しそうになったときは「車にぶつかるよ。けがをして危ないね。飛び出したらダメ」のように、一文を短くして端的に伝えると、伝わりやすいでしょう。

怒鳴らない、たたかない

座る 2歳 PIXTA

怒鳴ったり手をあげたりすることは、子どもに恐怖感を与えるだけで、マイナスしかありません。子どもに危険が及びそうな瞬間は大きな声で叱ってしまうかもしれませんが、その後はできる限り落ち着いたトーンで、ゆっくり話しましょう。

怒りや驚きがあると、感情を抑えるのが難しいと思います。すぐにはできなくてもできるだけ、叱る前は親もひと呼吸置いて冷静になりましょう。何度も繰り返すうちに、徐々に叱り方はうまくなるものです。

「叱る」ことは「伝えること」「教えること」

万歳 2歳 PIXTA

叱ることは、怒ることではありません。叱るとは、子どものことを考え、子どもの間違いを正すために伝えたり教えたりすることです。

まずは、子どもの目線にあわせ、顔を見てみましょう。表情を見ながら「どうしたら伝わるのかな」「今どう考えているかな」と考えながら話すことが第一歩になりますよ。

「叱らない」にこだわらず、叱り方を工夫することで、子どもにとってプラスになる関わり方ができるとよいですね。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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