抱っこひも用よだれカバーはつけた方がいい?
街で見かける抱っこひもスタイルをよく見ると、よだれカバーをしている方がいますよね。しかし抱っこひも購入時には、よだれカバーは付属してないことがほとんどです。
では、よだれカバーは必要のないものなのでしょうか。また、抱っこひもを使用している方は、どうやってよだれカバーを入手しているのでしょうか。
抱っこひも用よだれカバーの必要性
まず、抱っこひもによだれカバーは必要なのでしょうか。抱っこひもは、赤ちゃんと赤ちゃんを抱いている人が密着するように作られています。
そのため、赤ちゃんの顔が抱いている人の胸付近に当たることになり、その部分がよだれでびしょびしょになってしまうことや、肩ベルトの部分に赤ちゃんの顔が近づくためなめてしまうこともあるのです。
先輩ママの声も見てみましょう。
わが子が「よだれが出にくいタイプ」だと思っていても、赤ちゃんの口が当たったり、赤ちゃんがなめたりすることによって汚れてしまうことは十分にあるのです。
抱っこひもは洗いにくい
便利な抱っこひもですが、難点は洗いにくいというところ。さまざまなタイプの抱っこひもが売られていますが、「アップリカ」や「エルゴベビー」といったメーカーの、腰ベルトタイプの抱っこひもは赤ちゃんの安全のために、しっかりした複雑な作りになっています。
ワンタッチで簡単に装着できますが、洗うために分解することは難しく、丸ごと洗濯機に入れるとそれだけでいっぱいになってしまうことも。
よだれ汚れは、放っておくと雑菌が繁殖し、臭いの原因になります。
そのため、簡単に取り外しができ、抱っこひも本体の汚れを防ぐことのできる「よだれカバー」はママやパパの間では必要なアイテムになっているのです。
抱っこひも用よだれカバーの選び方
では、どんな抱っこひも用よだれカバーを選べば良いのでしょうか。
よだれカバーは、抱っこひもと同じメーカーのものを使わなければならないという決まりはありません。ベビー用品店やよだれカバーを専門に扱っているショップから購入するという方法もあります。
このとき、自分の使っている抱っこひもに合うかどうかを、必ず確認しましょう。肩ベルトの形状はどのメーカーもほとんど同じですが、大きすぎるものはバックルにまでかかり、ちゃんととめられなくなるなど安全面が心配です。肩ベルトの長さと比較してみるほか、「エルゴベビー用」など記載があると安心です。
よだれのつきやすい範囲に合わせて
よだれがつきやすい箇所は、大きく分けて3つあり、「肩ベルト部分」「抱いている人の胸元」「背もたれ(前向き抱っこの時)」です。
四六時中よだれが出ている、よだれの多い赤ちゃんの場合は「肩ベルト部分」「抱いている人の胸元」をカバーできるものがおすすめ。よだれが少なく、肩ベルトをはむはむすることが大好きな赤ちゃんの場合は「肩ベルト部分」のみでも良いと思います。
また、前向き抱っこにすると、ちょうど口元に抱っこひもの背もたれ部分が当たり、よだれでびちゃびちゃになってしまうことも多いのですが、こちらはタオルやハンカチで簡単に代用ができるため、たまに前向き抱っこをする程度であればタオルをはさんでおいてもよいと思います。
吸水性がよい素材
せっかくよだれカバーをしていても、吸水性がなければ抱っこひも本体に染みてしまい、あまり意味がありません。1枚布ではなく何層にも重なったもの、厚手のガーゼ素材や、中わた入りのものがおすすめです。
赤ちゃんのデリケートな肌に直接当たるもの、赤ちゃんの口に入るものなので、接着剤を使っていないかなどを確認し、安全な素材を選びましょう。
装着しやすいもの(ボタンか面ファスナーか)
よだれカバーの装着の仕方には、スナップボタンと面ファスナーがあります。
面ファスナーは、生地を合わせて押さえるだけでくっ付くため、片手でも付け外ししやすくスナップボタンよりも装着は簡単です。しかし、面ファスナーのザラザラした面が赤ちゃんの肌に当たらないように注意が必要です。また、面ファスナーの角が痛かったり、バリバリとはがす音が不快だったりする赤ちゃんもいるようです。
スナップボタンは、角がなく安全です。ベビー服にもよく使われていますね。ただ、片手で付け外しがしにくく、急いでいる時などは面倒だと感じるかもしれません。
洗濯機で洗えるもの
よだれカバーは、使うたびに洗いましょう。毎日抱っこひもを使うのであれば、よだれカバーは毎日洗濯をします。
洗い替えに洗濯機で洗えるものを2~3個用意しておきましょう。乾きやすいものがおすすめです。
抱っこひものデザインとコーディネートする
よだれカバーはデザインが豊富です。抱っこひも本体はシンプルな色合いが多いので、おしゃれなよだれカバーでコーディネートを楽しんでみるもの◎。何種類か用意して、気分によって選べばアレンジも自在です。
また、ママだけではなくパパも使うのであれば、パパに合うデザインを選ぶと良いですね。
抱っこひも用よだれカバーおすすめ10選
では、いちおしポイントを挙げながら抱っこひも用よだれカバーのおすすめ10選をご紹介したいと思います。
ホッペッタ(Hoppetta)「シャンピニオン ふくふくガーゼ(6重ガーゼ)サッキングパッド ロング」
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古くから織物が盛んな、愛知県三河地方の高い技術とこだわりで作られたホッペッタの「ふくふくガーゼ」。オーガニックコットン100%。
リバーシブルで使えます。織り目の密度が異なるガーゼを6層重ね、ふんわり空気を含んで水分を吸収しやすくなっているので、よだれの多い赤ちゃんにもおすすめ。
ベビービョルン「ベビーキャリアONE用 ティージングスタイ」
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前向き抱っこ用のスタイ。ベビービョルンのベビーキャリアONE KAI、ONE、ONE+に使用できます。ベビービョルンの抱っこひも専用に作られているのでサイズはぴったり。シンプルな白色は清潔感があります。肌触りの良いキルト生地で防水加工がされているため、中まで染みることはありません。赤ちゃんがはむはむしても大丈夫です。
ベビービョルン「ベビーキャリア スタイ」
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前向き抱っこ用のスタイ。ベビービョルンのベビーキャリアMOVE、MINI、オリジナル、ミラクルに使用できます。前向き抱っこをすると、ちょうど赤ちゃんの口に折り返された背もたれが当たるため、スタイは必須。
シンプルな白は清潔感があります。肌触りの良いキルト生地で防水加工がされているため、中まで染みることはありません。赤ちゃんがはむはむしても大丈夫です。
エスメラルダ「サッキングパッド ベビーキャリア用 よだれパッド」
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スペインブランドを中心としたセレクトシューズショップ「Esmeralda(エスメラルダ)」。地中海に暮らすエスメラルダと、その子供たちをイメージしています。
パーツの細部までこだわった安心の日本製。プラスチックのボタンなのでさびません。布の端をパイピング処理し、ほつれにくく、糸も出ません。カラーや柄がたくさんあるのも、選ぶ楽しさがありますね。
今治タオル「抱っこひも用 よだれパッド リバーシブル」
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高級タオルメーカーとして有名な今治タオル。「安心・安全・高品質」なジャパンクオリティで作った、抱っこひも用よだれパッドです。やわらかさと吸水性の高さが今治タオルの特徴。
エルゴベビーやベビービョルン、コンビなどほとんどの抱っこひもで使用可能。柄と無地をリバーシブルで使えるので、気分によってコーディネートを変えられます。
TWONE「抱っこひも用よだれカバー 2枚セット」
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胸当てと肩ベルト用のセット。胸当てよだれパッドで、ママの服をよだれから守ります。シンプルな柄で合わせやすく、リバーシブルで使えます。ほとんどの抱っこひもで使用可能。
コットン100%、6層ガーゼでしっかり吸水し、素早く発散させ乾きます。赤ちゃんの肌に触れる面はいつも肌触りがよく気持ちよい使い心地。使う程にやわらかく、なじんでいきます。スナップボタンは安全なプラスチックで、サイズ調節も可能になっています。
Summer Infant / サマーインファント Cushy Strap ストラップカバー
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サマー・インファントはママ・パパ・赤ちゃんの快適性、利便性、安全性を追求し 子育てライフの充実を提供している「スワドルミー」などでも知られるアメリカのブランドです。
かわいいふわふわのぬいぐるみ付きのストラップカバー。エルゴベビーで使用できます。他はサイズを確認してください。ベビーカーやチャイルドシート、ベビーチェアなどにも使えます。
ERGObaby(エルゴベビー) オーガニック・サッキングパッド
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エルゴベビーキャリア抱っこひも専用のよだれカバーです。オーガニックコットンを100%使用し、肌触りがなめらか。2層のオーガニックコットンが赤ちゃんにやさしく、すばやく水分を吸収します。取り付つけはスナップボタン。リバーシブルです。全てのERGObaby抱っこひもに取り付けが可能。
日本エイテックス カドリー ショルダー&コーナーカバー スリムタイプ
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ありそうでなかった、L字型のよだれカバー。筒状のカバーでは対応しきれなかった抱っこひもの角をカバーできる優れもの。お手持ちの抱っこひものベルトサイズを確認し、購入してください。裏に染みにくい表地には肌触りや吸水性のよいダブルガーゼ、裏地にはナイロン生地を使用。赤ちゃんのよだれが本体まで染みるのを防ぎます。
ハンスパンプキン よだれカバーシート/ボディーよだれパッド/HANS-COVERSHEET
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ハンスパンプキンのよだれカバーシートは、抱っこひものショルダー部分に装着し、ママの胸カバーとして使える一体型。抱っこひもにスナップボタンで簡単装着。 赤ちゃんの顔が触れる面はコットンガーゼ素材、 裏面はコットン素材使用だから赤ちゃんにもママにも刺激がなく、お肌に優しいアイテムです。
「よだれカバー」で楽しいお出かけ気分に
「よだれカバー」は種類もデザインも豊富です。普段、なかなかおしゃれができないママやパパも、抱っこひもの「よだれカバー」をおしゃれアイテムとして使ってみてはいかがでしょうか。
よだれで汚れることを気にしていたお出かけも、「よだれカバー」を装着することで赤ちゃんも手触りや歯ざわりを楽しめて、ママも気分が上がり、楽しいお出かけになることでしょう。
- sun&beach「オーガニックコットンを使ったベビーキャリア用よだれパッド(リバーシブル)」(http://www.sun-beach.jp/fs/sunbeach/c/yodare,2020年11月3日最終閲覧)
- 抱っこひも・おんぶ紐の専門店 キューズベリー【本店】「抱っこ紐につけるよだれカバーって必要?」(https://www.cuseberry.com/html/page75.html,2020年11月3日最終閲覧)